「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

人一倍敏感で繊細な子、HSCの子育てを100倍楽しくしちゃう話

 
この記事を書いている人 - WRITER -
「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
詳しいプロフィールはこちら

 

とっても繊細で敏感な子、HSC。

 

あなたの周りには「ちょっと繊細すぎるんじゃない?」とは、「ちょっと神経質すぎるんじゃない?」って思う子、いませんか?

 

普通の日よりも神経質だったり、些細なことが気になったり、些細なことで驚いたり、ちょっとのことなのに「大げさだなぁ…」って思うような反応をする子。

 

こういう人って子どもだけでなく大人でもいるんですが、こういった人のこと、HSP(大人の場合)とかHSC(子どもの場合)と呼ばれたりしています。

 

ちなみに、私個人的にはそんなに名前にこだわるのは好きではないんです。ただ、そう言う個性のある人って受け止めていたいって思うから。

 

HSPとかHSCの人って、「些細な刺激を強く感じる」と言われているけれど、私の感覚では「感覚を感じる部分がそうでない人より良く発達していて多くの刺激を得ている」と思っています。

 

という、私自身はHSP診断テストをしてみたら「強いHSPの可能性あり」と出る、敏感な人のようです。

(強いHSPと出た記事はこちら⇒HSP診断テストで非常に強いHSPの可能性ありと出た私の考え

 

なんで「敏感の人のようです」って書いたのかって言うのは、私はこれが普通だからです。私からしたら、どうやら世間は鈍感な人の方が多いようです。

 

鈍感ってより場面によって反応が違っているだけで、誰でもみんな繊細な部分は持っていると思っています。個人的には。

 

まぁ、そんなことは別に良いとして。

 

先日、HSC(繊細な人がHSP、子どもがHSCです)に関係する本を読んだのです。

(HSCに関する本を読んだ記事はこちら⇒『HSCの子育てハッピーアドバイス』読んで自分が赤ちゃんの頃からHSCだったんだなって納得した

 

この本を読んでから、私の子どもたちを見ていると、「あぁ、こういうことかぁ…」と納得できることがたくさんあって。

 

前からわかっていることでも、言葉にされて説明されているものを読むと、改めて理解が深まるものですね!!

 

それから。

 

子どもたちを見ているのが楽しくて、とっても子育てが楽しいなぁと感じています。

 

「何がそんなに楽しいの?」とあなたは疑問に思うかもしれません。だって、HSCって繊細すぎて難しいって思っているかもしれないから。

 

なので、この、とっても敏感で繊細な子どもたちを育てていくことがとっても楽しくなる話を、今回はご紹介させてもらおうと思っています。

 

 

HSCという、とても繊細な子どもたちを育てることは、些細な日常をとても楽しくてワクワクするものに変えることができる、とても素敵なことなんです。

 

きっと、この記事を読んでくれたら、悩んでいた毎日が100倍楽しくなること間違いなし!!

…たぶん…  きっと…(;^ω^)

 

「繊細だから大変だ」って思って毎日を過ごすよりも、この特性をもった子だからこそ得られる喜びを思いっきり味わっていきたいですよね!

 

 

本当に些細なことに感じることが、とっても大きなことに感じている。だからこそ得られるもの

 

先の記事で紹介していたHSCの本。これを読んでとても分かりやすく納得したのです。

 

私自身も、私の子どもたちも、みんなHSCの傾向がある。たぶんね。

 

「傾向がある」って言う表現で断定しないのは、違う部分も持っているからなのですが…。

 

きっと全部当てはまる人って逆に少なくて、「ここは当てはまる」「ここは違う」ってなる人が多いんじゃないかな?

 

共通しているのは、とても些細なことのはずなのに、すごくびっくりしたり不安を感じたり痛みを感じたりするということ。

 

いわゆる「大げさだなぁ」って言われそうな部分を持っていて、それをすごくよく考えたりしていること。

 

 

子どもたちを見ていると、やっぱり経験が少ないから、大人よりもより一層、ほんの些細なことがとっても大きなことに感じているんだなぁって感じるんです。

 

 

つい先日、思ったのは、普段いつも車で通る道が通れなかったとき。

 

私たちからしたら、ほかの道を通って帰ろうっていうだけなんですが、HSCの子からしたら違うんですよね。

 

「もう、家に帰れなくなって死んでしまうかと思った」って。

 

ほんの些細な、「いつもの道が通れなかった」という事実だけで、そのぐらいの不安に襲われて動揺しているんですね。

 

帰る道が完全に閉ざされた…というぐらいの衝撃ですよね。

 

そんな、ほんのちょっとのことで動揺しているのを本当にかわいいなぁと思っていました。

 

 

ほんのちょっとで大冒険ができる

 

そんな、ほんのちょっとのことでびっくりして不安になったり恐怖を味わったりしているのですから、ほんのちょっとのことが大冒険になるんですよ。

 

例えば、普通の子だったら平気で進んでくような通ったことのないあぜ道だって。HSCの子からしたらものすごい大冒険です。

 

 

ちょうど先日、普段通らないあぜ道を一緒に通ったんです。普段通らない道です。

 

最近、家族でポケモンGOをしているんですよ。それで、一緒に「ポケモンを捕まえよう」って歩いてあちこち行っていて。

(ポケモンGOを始めた話はこちら⇒夫婦・家族円満の秘訣にはやっぱり共通の話題があることだと思った話

 

公園から普段通らない道に行くと、「こっち入って大丈夫?」「こっち行っても帰れる?」と心配しながら着いてきて。

 

池のはたで、芝が坂になっていて「そっち危ないから気をつけてよ~。」とか言いながら行ったんです。と言ってもそんなに危なくない普通の道です。

 

よそ見してたらこけるってぐらいの。

 

この道を行ったのもね。すごい冒険だったと思うんですよ。

 

ちょっとの道が、たぶん、何ならガリバー旅行記並みの大冒険だったんだと思うんですね。「今日はお母さんとすごい冒険に行ったぞ」みたいな気分だったんだろうなぁと思って。

 

落ちてしまったら危険なところを通り抜けて、大丈夫な道に行き、いつものところに帰ってきた!!すごい冒険をしてきたぞ!!ってそんな気分だったのかなって。

 

そんな風に考えたら、めっちゃかわいいと思いませんか?

 

ほんの少しのお出かけで、ものすごい大冒険したレベルの感動を味わっているって思ったら、なんだかこっちまでがワクワクしてくるようで…。

 

 

 

毎日が冒険

 

ほかの人からしたらほんのちょっとした日常が、HSCの子どもからしたら結構すごい刺激のことなんです。

 

だからね、ほんの何もない毎日だって、冒険の連続なんじゃないかなって思うんですよ。

 

学校に行くことだって、「ただ学校に行く」という何もないように思えるかもしれないことが、HSCの子どもからしたら、モンスターのいるダンジョンを探索しているぐらいの緊張感を味わうこともあることなのかなって思うんです。

 

 

ほかの誰かが怒られていて、先生がものすごく怒鳴っている。そんなよくある日常が、HSCの子どもからしたら、後ろから急にキメラに攻撃されてひん死になりかけたけど何とか無事に帰ってきたってレベルとか。

 

毎日がモンスターのいるダンジョンに出かけていて本人にとってはある意味、戦っている…みたいな。

 

そんな風に思ったら、「今日も頑張ってくるんやでぇ。」って送り出せる。そうは思いませんか?

 

 

だけどね。

 

最初はモンスターがいるダンジョンだって、最初は大変だったダンジョンも成長していくうちに平気になっていく。

 

そんな成長を見守っていると思ったら、とても愛おしくて、とても楽しいなって、そう思うのです。

 

そんな毎日を大冒険のように感じている子どもを育てることって、とっても楽しくて幸せなことだなって思うんです。

 

だから私も、些細な日常の中の大冒険一緒に楽しむ生き方をしようってそう思うんですよね。

 

 

敏感で繊細だからと言ってかまえる必要はない

 

子どもが敏感で繊細だからと言って、親がかまえる必要はないと思うんです。

 

ただ、ほんの少しのことだと感じることが、本人にとってはものすごく大きなことであるかもしれないという視点で見て、それを受け入れてあげるだけで良いと思うんです。

 

不安を訴えて来たら、「そうだね」って聞いてあげて。

 

私も、「ほんまか~。それは嫌だったねぇ。」「それはびっくりしたねぇ。」という感じで聞いています。

 

否定することなく、受け止めて聞いてもらえるだけで、人って安心できると思うんですね。それだけで良い。

 

そうしたら、安心できて、自分で考えて前に進めるんだなって、そう感じています。その子その子でそれぞれ違うのだろうけれど、違うからおもしろいんですよね。

 

必要だと感じたら、助け船を出してあげたら良い。

 

「難しい」ってかまえるとしんどくなっちゃうけど、「今日も大冒険で頑張ってきたんだな」って受け止めてあげて、一緒にそんな毎日を楽しむことができたら、それって素敵なことだと思いませんか?

 

我が家では、ちょくちょく起きたことについて話し合ったりしています。

 

その中で、これは大丈夫だなって言うのを見つけていって、安心できるようにしていけたら良い。ゆっくりゆっくり、本人のペースでレベルアップしていったら良いのだから。

 

 

人はそれぞれに持って生まれた感覚の感じ方があってそれを活かして生きていくのが良い

 

人はそれぞれに何をどのように感じるのかという持って生まれた感覚があります。

 

もっている感覚の受容体の数だって人によって違うし、どのぐらいの強さで感覚を感じるかも違うんですね。

 

それは何が良いとか悪いとか言うようなものはなくて、みんな自分にピッタリなものを持って生まれてきているんです。

 

だから、それをその人自身が否定する必要なんて全くないし、もちろんほかの人がどうこう言う必要もない。

 

ほんの少しのことと思われるようなことを、とても大きなことに感じるという特性を持って生まれてきたのだから、そのままで思いっきり楽しんで生きていくようになれることが一番幸せですよね。

 

そして、そんな繊細な感覚を持った子どもを産んだことも、そうしなければ味わうことができなかった幸せを味わうことができる奇跡。

 

だから、もっと思いっきり楽しんで、親子ともに成長していきたい。そう、思うんです。

 

ぜひ、あなたも一緒に大冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

というわけで、HSCの子育てを100倍楽しくしちゃう話でした。

 

それでは!

土出麻美つちでまみでした~。

 

またね!

 

 

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© クリエイト マイ ライフ|土出麻美-公式サイト , 2024 All Rights Reserved.