どんな自分も許せるようになりたい!責めずに「良し」にするコツ

あなたは自分に厳しいタイプですか?それとも甘いタイプ?
自分に厳しく、ついつい自分のことを責めてしまう人が多いように感じています。
まじめな人ほど、深刻に考えて自分のことを責めているように、私から見た世界は見えていて。
「こんな自分ではダメだ。もっとできるようにならなければ…」そんな風に厳しいことを考えているのに、「ついつい自分に甘くて…」なんて、もっと自分に厳しくしようとしている人も少なくないと思いませんか?
人は自分を責めているときが、一番苦しい時です。
人から責められることよりも、自分で自分を責めることが一番苦しいです。人に責められて苦しく感じているときは、人から責められているようで自分のことも責めているんです。
もっとどんな自分もそのままで良いと認めて、もっと自分らしさを表現して良い。もっともっと自分のことを許して良い。そう考えています。
なので、このブログではもっと自分のことを許して、自分のことを責めるのをやめて…という内容の記事をたくさん発信しています。
そして、自分のことを責めて苦しくなってしまった人、わからなくなった人、怖くなった人などがこのブログにたどり着いてくれて、読んでくれる。
今回は、「自分を許せるようになりたいけど、なかなかうまくできない!うまくできるコツってないの?」という声にお応えします。
この記事の目次
自分を責めてしまってなかなか許せない!!それでも「良し」と認められるようになるコツって?
自分のことを責めてしまうクセってあるんです。
クセになっているので、自然と責めてしまうし、なかなか許せない。
自分を責めることがクセになる理由はいくつかあります。その中でも代表的に大きな原因は二つ。
一つ目は、これまで生きてきた経験で、よく怒られた経験から、いつしか自分で自分を責めるようになってしまうパターン。それと、特に多く注意されたりしたわけではないのだけれど、自分で必要以上に「悪かった!!」と考えてしまう性質をもともと持っていて、それがそのままクセになってしまったパターン。
この、責めてしまうクセは長くもっていれば持っているほどに、パターン化されて必ず責めたくなる。責めたくないのに責めてしまう。
これはここまで生きてきた人生の中で何度も何度も積み重ねて来ているのでなかなか抜けません。
無意識にやってしまうんです。クセって、わざとやっているんじゃなく、無意識に自然とやってしまうでしょ?
だから、「すぐに責めてしまってなかなか許せない!!」って思ってしまうことはとても自然なことです。
できないと思うと焦ってしまうかもしれないけれど、心配いりません。みんなそうだからです。
すぐにさらっと自分のことを許すことができる人がいたとしたら、自分を責めるクセがそこまでひどくない人です。
それで、苦しいと感じている具合が強い人ほど、クセが強くなっているんです。だから、なかなか許せなくて、何度も何度も「自分のことダメだ」って思っちゃう。
一番大切なのは、「自分のことダメだ」って思ってしまうことを責めないこと。たとえあなたが「自分はダメ人間だ~!!」って責めていても誰にも迷惑は掛かっていませんので、それを責める必要はありません。
責めることをやめたいのに、「また責めた!!」って責めていたら、責めることをやめられないんですよね。
自己肯定感を高めたいときと考え方は同じです。
つまり、どんな自分でも許せるようになるコツは、自分を責めてしまった時も、責めていることも許すこと。
許すって言うのはただ受け止めることです。
自分を責めてしまっていることを客観的に見ると、肯定的にとらえることができる
自分を責めることをやめたいと思っているときに、自分を責めてしまうと、責めていることが悪いことのように感じるかも。
だけど、ちょっと待ってください。
冷静になって考えてみたら、自分を責めていることって、ものすごく反省しているともいえる。そう、思いませんか?
全く気にせずにそのままにしておくこともできるけれど、わざわざそのことを思い出して自分のことを責めているって、それだけ一生懸命考えているってことなんです。
私も良くいろいろ思い返してはごちゃごちゃ考えてしまうんです。これが癖なので。
だけどね、そういうの考えない人からしたら、よくそんなに考えられるなぁって思えることなんですよね。
しかもたぶん、自分外の人がそうしていたら、そんなに考えなくて良いよって言うようなことだったりするんですよね。「そんなの考えすぎ~」って思うようなこと。
それだけ一生懸命考えているっていうことにもっと注目しても良いと思うんです。
そんなにも一生懸命深くいろいろ考えられる能力を持っていることを肯定的に見て良い。ダメだって思っちゃうのは、自分を責めるのがクセになっているから。
本当はそこまで責めなくて良い。でも、そんなにも責めるぐらい一生懸命考えてしまうあなた自身のことを、もっと褒めても良い。私はそう思います。
どうしても自分がダメに思えて不安になるときには
人の気持ちというものは日によって移り変わり変化するもので、元気な時もあれば落ち込むこともあるものです。
私なんかは、そういった気分の差が激しくて、とても元気な時もあれば、ものすごくおびえている日もあります。
問題に回答するような心理テストとかでも結果に顕著に出てきて、まるで別人のような答えが出たりします(笑)
もしかしたら、別人なのかもしれない…💦
とまぁ、それは冗談ですが、私ほど極端な人はいないかもしれないけれど、誰でも、ある程度は浮き沈みがあるもの。
だから、日によっては苦しくて、どうしても自分を責めてしまう日もあると思います。自分がダメ人間に思えて、不安で苦しくて…。
そんな日もあって良い。
でもね、それで苦しい日は、とにかく、「ダメな自分にも価値がある」ってつぶやいてください。むしろ、「ダメな自分だからこそ、価値がある」って考えてください。
人は誰でも、存在しているだけで価値がある存在です。
ダメな自分は否定的な存在じゃないんです。人と人って不思議なもので、誰かすごい人だけがいるだけだったらそれは普通になってしまうんです。すごくないの。
人は助ける相手がいないと人を助けることができなくて、人を助ける人がすごいように思うけれど、自部はどちらも存在していないと成り立たないんです。
強い人がいるのは弱い人がいるから。弱い人がいないと強い人もいないんです。
だから、どちらが素晴らしいかというものは本当はなくて、「どちらが素晴らしい」と勝手に決めているだけなんです。
人は完璧を求めるけれど、本当の美しさというものは完璧さとは別のところにある。そして、不完全な美しさがあるから、完璧というものが存在するんですよね。
だから、「ダメな自分」って、ダメだと決めつけているだけで本当はそんなことなく、すべてがそのままで価値のあるもの。
あなたは、「どうしようもなくダメな自分だ」と思ってしまう弱さを持っているからこそ、あなたの魅力が生まれてきているんですよ
本当はそうなの。
だから、不安になってしまうことも良いんです。
それがあるから愛おしさが生まれているから。
どんな自分も許せるようになるコツは弱さも価値であると知ること
どんな自分も許せるようになるには、「ダメだ」って思った時にダメだって思うことも許すことです。許すって、そのままを受け入れること。
ダメだって思うことは悪いことではない。誰にも迷惑をかけていないし、客観的に見てみると思慮深く一生懸命な長所でもあるってこと。
一生懸命考えられること、もっと褒めても良いんです。
人は弱さがあるから魅力があるんです。みんなが完璧でなんでも一人でできたらつまらないでしょ?
完璧じゃない弱さがその人の魅力を作っている。だから、弱さにも価値がある。
もしも、どうしても自分がダメ人間に思えて苦しくなったときには、ダメだからこそ、価値があるんだって何度も何度もつぶやいてくださいね。
そうしていたら、ダメでも価値があると思うことがクセに変わって、自分を許せるように変わっていくはずです。
参考にしてみてください。
それでは!
土出麻美でした。