もしもシンデレラだったら…と物語を書いたら自分について客観視できた

いきなりですが、あなたがもしもシンデレラだったら、シンデレラのストーリー、どんなストーリーにしますか?
たまたま見かけた心理テストがきっかけで、もしも私がシンデレラだったらどうするのかなって言うストーリーを考えてみました。
空想をするのが好きな私には楽しい時間だったのです。さらにそれ以外でメリットだと思ったことがあります。それが、自分のことを客観視できるきっかけになるなぁってこと。
客観視して分析できるなって思ったので、あなたもぜひやってみてください!
というわけで、今回は、シンデレラストーリー作ってみて、わかったことについて書きたいと思います。
この記事の目次
もしも自分がシンデレラだったらという話を作ったら、自分のことがわかった
もしも自分がシンデレラだったら…と考えたのは、たまたま心理テストで「ひとつだけ残せるとしたら…」というものを見かけたから。
その心理テストは回答が4択で、結果とかは覚えてないのですが、私はそもそもお城に行くのか?と思ったのがきっかけです。
そんなことがきっかけで始めた妄想。
考えている途中で、ハッと「あ、私ってこういうのが好きなんだな」と気がつきました。こういうのって自分に当てはめてみて考えたとき、自分の考え方とかが出てきておもしろいって思ったんです。
人によって違うストーリーができて、どれが正解ってない。
そんな風に自由に自分を表現するのって面白い。
しかも、1からストーリーを作るんじゃないから結構作りやすい。
自己表現とか、自己理解になるうえにおもしろくて良いなって思ったのです。
書いてみることで見えてきた特徴。
書いてみた妄想の記事は2つなのですが、この二つには実はそれぞれに特徴があります。
その特徴とは、最初の記事(もしも私がシンデレラだったらお城のパーティーに行けたのだろうか?)はストーリーの流れがおおかた元のストーリーに沿って、私だったらこんな風に思うのかなっていうことを考えて書いているということ。
二つ目の記事(もしも私がシンデレラだったら王子と結婚するんだろうか?)は私が勝手に創った内容が多いということ。
これは、書くときはなんとなくで書いたんだけれど、あとになって考えてみればきちんと理由があるんです。
どういうストーリーを作ったか、なぜ、そうしたのか、ということを掘り下げてみると、自分の特徴がわかります。
1つ目の記事はなぜストーリーに沿っているのか
1つ目の記事の内容がなぜほぼストーリーに沿っているのか。それは、シンデレラのストーリーの流れで自分だったらこういう時どう考えるかというのを表現したかったから。
自分がシンデレラになって考えてみるとき、お城のパーティーなんて行きたくなければ行かないストーリーにしても良いんです。本当は。だって自分だったらどうする?だから。
魔法使いが出てこなくても良いし、何なら、継母たちとうまくやっていけるようになって一緒にお城に行っちゃうとかだってできる。
いない間に家でゆっくりしたって良いし、家出しちゃったって良いんですよね。
お城のパーティーに行かないで、魔法使いの弟子にしてもらうとかもある。
どんなストーリーにしたって自由。それなのに、あえて一緒にしてるのは、こういうシーンの時、こう考えるだろうなぁとか、私だったら踊れないだろうなぁとか、それを考えたかったし、書きたかったからストーリーに沿ってるんです。
…まぁ、自分のこと書くの好きってことなのかな…。
なので、存分に自分ったらこういうこと考えるっぜってことを考えられたし書けて良かったです。
でも、きっとそんなことより魔法使いの弟子になって…とか考える方が好きな人もいるんでしょう。そう言うことを考えて空想を広げても、きっと楽しいでしょう。
2つ目の記事はなぜオリジナル要素を多く入れているのか
二つ目の記事はオリジナルの要素が多めになってます。その理由は、ただシンデレラが魔法使いに助けられて王子と幸せになるってなんだかつまらないと思ったから。
急にシンデレラにだけ助け船みたいに魔法使いが現れて、王子と出会って王子に気に入られて幸せになりました、じゃあなんか不満だった。
なので、シンデレラを助けるようで実は王子が助けられる話にしたいと思ったんです。なので、イメージ的には王子への母の愛ということにすることにしたんですが、じゃ、なんで相手はシンデレラなの?ってところが納得がいかなくて。
境遇が似てるだけじゃ物足りないなぁ…と思った。で、友愛も入れるイメージのお話にしました。母の愛、友情、ちょっと運命的…みたいな感じの要素を入れたつもりなのだ!わかりました?
え?わからない??
う~ん、表現力不足だったか~。
まぁ、とにかくそんな感じで書きました。
自分について気がついたこと
書いてみて気がついたことは、私ってなかなか一筋縄ではいかなくて、いろいろ考えるし、単純ではないことが好きなんだなって思ったんです。
そもそも、ごちゃごちゃ考えずに魔法にかけられてパーティー楽しんだら良いのにわざわざややこしく考えたり、いちいちすねたり。
王子とのエピソードもいろいろ理由が欲しいし、結婚するとしてもただ気に入られてとかじゃなく、政略結婚からの脱却とか、国を乗っ取られそうだから一緒に国を守るぜ!とかそういうことを考えていて。
わざわざややこしいなって自分で思ったのでした。そういうのが好きなんだわって思ったんです。
おそらく、誰でもそう考えるんじゃなくて、どう考えるかは人それぞれ。作ってみることで自分の特徴が見える。
誰でも知っているストーリーの主人公を自分に置き換えて自由にストーリーを作ることで表現できる自分の世界がある
誰もが知っているストーリーを自分に置き換えてストーリーを作ってみたり、もしくは、自分に置き換えなくても自分なりに話に介入してみたりすることで、自己表現ができたり、自分理解ができたりするものなんだなぁと思いました。
「文章を書いて自分を表現するのって良いなぁ」と最近思っているんです。それが自己理解になったり、他の人に自分のことを伝えられることになったり。
自分を表現することって芸術のひとつだと思っていて、それを楽しめることって心の状態にもとても良いと思っています。
今回私がやってみた、自分の思うストーリーを作ってみるのもそれに最適な方法のひとつだなって思いました。
ぜひ、あなたもやってみてください。
新しい一面が見えてくるかもしれませんよ。
それでは!
土出麻美でした~。