私、本当はどうしたいの?自分の気持ちがわからないときに
こんにちは。
今回はいろいろ悩み迷ってしまって自分の気持ちがわからなくなってしまった時について書きたいと思います。
「どうしたいのか、自分の気持ちがわからない!」そんな風に思うことってそんなに珍しいことではないように思っています。
でも、「自分の気持ちがわからない」そう思うと、なんだか不安感じてしまったりするものですよね。
それでも、「大丈夫。」ってあなた自身のことを受け止められるようになれたら、素敵だと思うのです。
この記事の目次
「自分がどうしたいのか分からない」自分の気持ちがわからなくなる時
「私、本当はどうしたいの?どう思っているの?」ってわからなくなることってありませんか?「自分の気持ちがわからない」と思う時。それはいったいどんな時なのでしょう??
自分の気持ちがわからないって思うときは、自分の気持ちがわかりにくくなっているときです。つまり、あなた自身が自分の気持ちを感じにくくなってしまっている、ということ。
本当は、気持ちを感じることができるんだけど、感じないように蓋をしてしまっていたのですね。ずっと蓋をしていたから、気持ちを感じにくくなってしまったんですね。
自分の気持ちに蓋をし続けることで「自分の感情がわからない」を作り出していた
「気持ちに蓋をしてしまっていた」というのはどういうことかというと、たとえば、あなたが迷っていることがあったとき。一人で迷っているだけだったらなんともないのですが、その時にほかの人に意見を言われたら?
なんと言われようと自分が「これが良い」って思っている方を選べる人は良いのですが、ほかの人に「こっちがいいんじゃない?」って言われたとしたら「じゃあそっちがいいかな」ってほかの人に勧められた方を選ぶとするでしょ?
その時、本当に心からそっちでいいと自分で選んだのか、「本当はあっちが良かった」って思いがあるか、で心の中のその後が変わってくるわけです。
「本当はあっちが良かったな」って思いがあった場合に、それを見ないように、「これでよかった」って思いこむようにしているとあなたの気持ちに蓋をしてしまっている状態になるでしょ?
そうやってあなたが自分の感情を感じないようにしているとだんだんそれが癖になっっていってしまって自分がどうしたいかの感情がわからなくなっていく・・・という訳です。
はっきりとほかの人に「こっちにしたら?」って言われて気持ちに蓋をしてしまうような時はわかりやすいのですが、そんな風にわかりやすい時だけではなくて、わかりにくい時もあります。
何も言われてなくても「こっちの方が良いかな?」とか、「こうするべきかな?」とかって空気読んで、あなたが本当は選びたかった方とは違う方を選んだり、とかっていうようなことってないですか?
誰かほかの人のために、とかね。知らず知らずのうちに本当の気持ちに蓋をしてほかの人のために選んでしまっている。それはあなたの優しさでもあるのですが、あなた自身が苦しくなる原因になってしまっていることもあるのです。
そうやってどんどん自分の感情に鈍くなっていく。
でも、「私って本当はどうしたいのかな?」って思うってことは自分の気持ちと違うことをしているサインなんですよね。だからモヤモヤしているのです。
「どうしたいのかな?」って思うってことはあなたが本当はどうしたいのかという、あなたの本当の気持ちを出したくなっている証拠なんですよ。
もっとあなた自身に対しても優しくしてあげましょ。
自分の気持ちを知る方法。それは普段自分が感じている感情にフォーカスしてみること
それでは、自分の本当の気持ちを感じられるようになっていくにはどうしたらいいのか、についてお伝えしますね。
普段からほんのちょっとした時に、あなたが今どう感じているのかについて少し客観的に見てみるようにしましょう。
「今うれしいなぁ」とか、「今ちょっとイヤだなぁ」とか。
というのが、私(筆者)ももともと自分の感情を抑えてしまうところがあって、自分の感情が出てきそうになると我慢しようと気持ちに蓋をしたりしてしまっていたのですよね。
ですので、ヒプノセラピーを習っていた時に授業で自分がヒプノセラピーを受けていてもその時の自分の感情がわからないんですよ。気持ちに蓋をする癖がついてしまっていると、そうやって潜在意識につながっていても気持ちがわかりにくくなってしまうのです。
それで教えてもらっていた先生に「自分の気持ちを普段から意識してみるようにして」って言われたんですね。
だから日常の生活の中でできるだけ自分って今どう感じているのかなって少し意識するようにしたんです。
そうすると、それが自分と向き合うことになるんですよね。今まで自分が無視してきた自分と向き合うことになっていくのです。
そうしていくとどうなっていくのかというと、今までさんざん自分を無視してきたのが、自分を無視しなくなるんです。気持ちを感じるようにしていくと、自分の気持ちを感じるという感覚を取り戻してくるのです。
それでも最初は感じにくいかと思うのですが、少しずつ変わっていきます。
頭でものごとを考える時にも、どうすれば合理的かとかどうすれば都合がいいか、だけでなくて自分の気持ちも考えようとするんですね。
自分の気持ちがどうなのかを考えて選ぶようになるのでモヤモヤと苦しくなったりすることがなくなるんです。
頭で考えてばかりいると合理的な方にばかり考えてしまって、自分の感情を無視するようになっていってしまうんですよね。だから、自分の気持ちをあえて意図的に考える。
何かを選んだり、考えたりする時にあなた自身の気持ちも考えるようになるために、普段から「こうしてるのうれしいな」とか「気持ちいいな」とか感じていることを確認する。
あえて口に出して言うともっと効果抜群かもしれないです。「今日は気持ちいいなぁ」とか、「うれしいなぁ」とか。
声に出して言って自分の耳で確認することで、自分の思考だけど自分で確認するみたいな感じでわかる、というか腑に落ちる、というか。そういう感覚で自分の気持ちが再確認できて、「自分の気持ちがわからない」ということがなくなってくると思います。
自分の気持ちがよくわからなくても気にしすぎないで
自分の気持ちがわからなくなっている時どうしたらいいかということが書いているのを読んだりすると、今度は書いてあることがうまくできなかったり、わかるようにならない…とかが気になってしまったりしないですか?
「私、またこうやっちゃってる。だからダメなんだ」とか思ってしまったり。
そうやって考えすぎてしまうと、また自分を責めるループに入ってしまってまたあなた自身を苦しめてしまいます。
だから、気にしすぎないこと。わからなくったっていいんですよ。今わからなくたって、大丈夫。誰だってわからなくなることだってあるんだから。
自分の気持ちがわからなくなってしまっているあなた自身を変えるためじゃなくて、自分を大切にするって意味であなたの気持ちが感じられるようにするんです。自分を責めるためじゃないんですよ。
自分の気持ちを大切にするっていうイメージです。
例えば、「また本当はこっちが良かったのに人の目を気にして違う方にしてしまった。」とか思ってしまうとするでしょ?
でも、それは違う方を選んでもいいんですよ。
違う方を選んでも「やっぱあっちが良かったかなぁ」って思っても、問題はないんです。
「あっちが良かったかなぁ」って言って笑ってたらいいんですよ。「あっちが良かったかな」って気持ちに気がつけているだけでちゃんと本当の気持ちを拾うことができていますから。
人って言うのはガチガチに考えすぎるとしんどくなっちゃうんですよね。
だから、責めない。気にしない。
今「自分がわからない」て思っていても気にしない。
ふと、何かを忘れてしまっていて思い出そうとして一生懸命考えているのに出てこないことってあるでしょ?
思い出せそうで、もう少しで出てきそうなのにやっぱり思い出せない。モヤモヤするけどどうしても出てこない。それであきらめてほかのことしてたら急に思い出した!なんてこと、ありませんか?
自分の気持ちがわからなくなっているときもそんな感じに近いと思うんです。
忘れてしまっていることも自分の中にあるもので、わからなくてモヤモヤするでしょ?自分の気持ちも自分の中にあるものだけどわからなくてモヤモヤして・・・。考えれば考えるほどわからなくなっちゃうんですよね。
「もういいや」って違うことしたら思い出すみたいに、自分の気持ちも考えすぎるとわからない~!ってなるから。
気にしない。今わからなくても大丈夫なんです。
わからなかったら思い付きでやってみてもいいんですよ。「案ずるより産むがやすし」って言うでしょ?
まとめ。自分の気持ちがわからないときは小さな自分の感情の動きにフォーカスするところから始めよう。
「自分の気持ちがわからない!」って思うときはあなたが本当の思いに蓋をして抑え込んで、本当の気持ちとは違うことをしているけど、「本当は自分は違うことをしている」って気づきたい時になることが多いです。
自分の気持ちが感じやすくなるように、普段からあなたが今何を思っているのかというあなたの小さな気持ちにフォーカスしていくと、気持ちに気づきやすくなっていきます。
気持ちに気がつくように集中しすぎて自分を責めたり力が入りすぎてしまうと、一層自分を苦しめてしまって気持ちがわからなくなってしまいます。
今、気持ちがわからなくても大きな問題はないんです。
気にしすぎたり、考えすぎたりしないで楽な気持ちでいれば、いつの間にか自分の気持ちがわからない、っていうことはなくなっていますよ。
気持ちがわからないあなた自身もそのまま受け入れていれば大丈夫です。
そうすれば自然とうまくいくのです。
土出麻美 (つちでまみ)
追記:気持ちがわからないと悩んでいるときって
ここから追記です。この記事を読んでいるあなたはきっと今、「私、どうしたらよいかわからない!」って思っているわけですよね。それって何について気持ちがわからないって感じているのでしょうか?
すべてにおいてわからない?きっと、何か特定のことやものに対して「わからない」って感じているんじゃないかな?どうでしょう?
たとえばね、「梅干しは好きですか?」って聞いたとします。その答えは?
「好き」って人もいることだろうし、「苦手」って人もいることでしょう。「どっちでもない」って人もいますね。それに対しての答えが「わからない…」って人は少ないでしょう。きっとはっきりわかっているはず。
じゃあね、今、「私どうしたいかわからない」って思うことは何でしょう?それは気持ちがわからないって言うよりも、「どちらか決められない」って言う感覚の方が強いんじゃないかな?
どちらか決められない理由って何でしょう?誰かのことを気にしているとか、本当は違うことがしたいんだけど、こっちじゃないとダメって思っていて、それを認められなくて悩んでいる…とか。
本当の心の中では「こっちが良い」と思っていることと「こっちにしないとダメ」って思いが戦っている…とか言うことないですか?
一度、あなたの心と向き合ってみよう
あなたが「私どうしたいのかわからない」って思うことってどんなことなのか、それってなんでそんな風に思うのか、一度あなたの心にしっかりと向き合ってみても良いのかもしれないですよ。
あなた一人でそう考えることが難しいと思うのなら、誰かに聞いてもらっても良いですし、「誰にも話せない…」と思うのならば、心の中で私に話しかけてみてください。
あなたの目の前に私がいることをイメージして、あなたがどんな風に感じているのか、なんでそう感じるのか、細かい、小さなことだけど気になっていることとか、心の中で私に話してください。
そうしたら、不思議とあなたの中で、「あ、こうだからこんな風に悩んでいるんだ」っていう気付きが与えられるかも。
良かったら試してみてくれたらうれしいです。
それでは、また!!(2017/05/28 土出麻美)
また、こちらの記事も良ければ参考にどうぞ。
読んでみた本が良かったので、こちらもよかったら読んでみてください。
自分の存在価値についてわからなくなったらこちら