「自分の気持ちがわからない」の、潜在意識を使った解決方法
あなたは、自分自身の気持ちがどうなのかわからなくなったことがありますか?
「自分の気持ちがわからないはずないだろう!」って思いますか?それとも、「自分の気持ちでもわからない時がある」と思いますか?
「自分の気持ちがわからない」「自分がどう思っているのかわからない」というのは、実はとても多くの人が抱えている悩みです。
というのも、私のブログに訪問してくださっている方の大部分の方が、「自分の気持ちがわからない」という内容で検索した結果でこのブログにたどりついてくれていることからもはっきりわかります。
ハキハキとしていて、悩みなんてなさそうに見える人にだって悩むときだってありますよね。「
どうしたいか」という自分の気持ちががわからなくなって、なんだか迷子のようになってしまうことだってあります。だって、人間ですもん。
私自身も、よく「ハキハキしてる」とか、「自分の意見はっきり言わないと気が済まないよね」なんて言われたりするのですが、「私、どうしたいのかなぁ?」って思ったり、「どうなのかな?」って悩んだりすることもあります。
「自分自身の気持ちがわからない」って、モヤモヤしますよね。
わかろうとしてもなかなかわからない。「自分って本当はどうしたいんだろう?」って思います。「なんだかもう、嫌になってきた!」なんて思う方もいるのではないでしょうか?
考えれば考えるほどわからないし、毎日モヤモヤして、自分の意見をはっきり持っているような人に少し嫉妬してしまったり…なんて人もいるかもしれません。
自分自身のことだからこそ、これははっきりさせておきたいですよね。
そこで、今回は「自分の気持ちがわからない」という悩みを、潜在意識を使って解決する方法についてご紹介していきたいと思います。
潜在意識ってどんなものかについてはこちらの記事を読んでみてください。
この記事を読んでいただいて、潜在意識というのはどんなものかについて理解してくださっている、という前提で紹介させていただきますね。
この記事の目次
1、なぜ、自分の気持ちがわからないのか
あなたはなぜ、自分の気持ちがわからないのだと思いますか?
何か複数のことで、どれを選ぶか迷ったから?本当は自分のしたくないことをしているから?自分自身が認めたくないことがあるから?
「どうしよう」「わからない」と思うきっかけがあったり、ただ漠然と「わからない」と感じるようになったのかもしれませんね。
自分の気持ちがわからない、と感じた。それが続いている…
ここで、思い出してください。潜在意識とは、どうでしたか?
潜在意識は、そこに「記憶されたことが現実として起こる」のです。
つまり、「自分の気持ちがわからない」と思って考えたり悩んだりすると、「わからない」という状態が現実として起こります。
「自分の気持ちがわからない」と考えて、なんとかわかろうとすればするほど、「わからない」状態が引き起こされる、というわけです。
「なんでわからないの?」と焦ったりすればするほど、その「わからない」は強く引き起こされて、悪循環になってしまう、というわけです。
2、悩みは考えれば考えるほど、悩む現実が起こる
人は誰でも悩むことはあるものです。
「どうしようかな?」「どっちがいいかな?」と迷ったり、悩んだり。
誰でも悩むことはあるのですが、その悩みが軽く、すぐにすぐに済んでしまう人と、どんどん思い悩んでしまいやすい人がいますよね。
この違いは何なのか、潜在意識について知っていればわかるはずです。
そうです。真剣に悩んで、たくさん考える人の方が思い悩みやすいです。
悩めば悩むほど、「悩む」ことが現実として起こるからです。そして、「私は悩みやすい」という自己イメージがついて、さらに「悩む」現実が起こります。
「悩む」機会が増えるんです。
本当は悩むことなく決めることもできるのですが、潜在意識に悩むことが記憶されて、それが自然と起こっているので悩みたくなくても「勝手に悩む」のです。
「決められない」「自分の気持ちがわからない」という状況も、「潜在意識」という視点から見れば、こういった原因で起こっています。
3、「自分の気持ちがわからない」を抜け出すには
では、「自分の気持ちがわからない」という状況を解決するにはどうしたら良いのでしょう?
それはとても簡単なことで、「考えすぎない」のが一番です。
「それができたら苦労してない!」なんて声が聞こえてきそう…でも、その言葉が出てくることが「できない」という前提で出てきているのです。
と、こんなことを書いている私自身も、考えすぎてしまうタイプで、すぐにそのことばかり考えてしまいます。わかっていても、なかなかできないんですよね。
できるだけ考えないように…と意識すること自体が考えてしまうので、どこかに出かけたり、違うことをして楽しんだり、自然と気がそれるようなことをするのが一番です。
そして「本当は自分の答えがわかっているから大丈夫」と信じることが大切です。
実際に、カウンセリングなんかで話していたら、「本当はもともとわかっていた」なんてこと、多いのですよ。本当はわかっているのに自分で自分に制限をかけていたからわからなかっただけなのです。
4、「今、わからない自分の気持ち」は「今、わからなくても大丈夫な自分の気持ち」
「自分がどうしたいかわからない」というときは、悩んでいて苦しく思っているものです。
ですが、実は、「今、わからない自分の気持ち」というのは、実は「今すぐわからなくても大丈夫」なことだったりします。もしくは、どちらを選んでも良いか。
本当に命にかかわるような重要なことであれば、「どうしたいかわからない」なんてことはほとんどないです。
たとえば、吊り橋を渡っていて、もしも吊られているロープが切れたら、「怖い!」とか「逃げたい」とか思いますよね。
その状態で「自分の気持ちがわからない」なんて悠長なことを言っている人はほとんどいないと思います。本当に嫌なことは「イヤ!」と思うし、「怖いこと」は「怖い!」って思います。
わからない、ってことは今すぐわからなくても大丈夫なことなんです。絶対に今決めないといけないことだったら、わからなくてもとりあえず決めているはずのことなのです。
5、「自分の気持ちがわからない」ままでも良い
あなたは、「自分の気持ちがわからない」ことって悪いことだと思いますか?
「自分の意見をしっかり持っている方が良い」と一般的には思われていますよね。迷っている人には、「どうしたいの?」とか、「自分の意見を持て」とか言われたりします。
でも、それって何か悪いことでしょうか?
実は、「気持ちがわからない」のが悪く感じるのは、「しっかりと自分の意見を持っていないといけない」とか、「しっかりしていないといけない」というルールが前提にあるから。
本当は自分の気持ちがわからなくったって、何も悪くないのです。
「わかっていないといけない」というルールや、「しっかりしていないといけない」というルール、もしくは、「人にどういわれるかわからない」なんて思い込みもあるのかもしれませんね。
そういったルールがすべてない状態であれば、全く問題のないことなのです。
そして、たとえ今、「自分の気持ちがわからない」状態だったとしても、あなたはあなたなのです。
すごくうまくいっているときもあれば、悩んだり、うまくいかないときもある。
でも、どの状態の時でもあなたはあなたで、この世に一人しかいない、唯一無二の存在なのです。
あなたはそのままでいるだけで価値がある存在なのですよ。それに気がつけば、「気持ちがわからない」なんてこと、たいしたことじゃないんです。
「自分の気持ちがわからないことは、たいしたことじゃないんだなぁ」って、しっかりと理解することができたら、ほかの楽しいことに思いっきり気を向けることができるようになって、そうして過ごしていたら、わからなかったはずの気持ちに自分で気がつくことができるようになっていくはずです。
6、まとめ
今回は、意外と多くの人が悩んでいる「自分の気持ちがわからない」ということについて、潜在意識を使って解決する方法を紹介しました。
潜在意識はそこに強く記憶されたことを現実化する、という性質があります。
「自分の気持ちがわからない」と悩んでいると、そのわからない状態が引き起こされます。本当はわかっていても、答えがひらめかないようにしてしまうのです。
その状態を抜け出すためには、「本当はどうしたいのかわかっている。」と信じて、考えすぎないようにほかのことをして気をそらせることが大切です。
「今わからないこと」は言い換えれば「今わからなくても大丈夫なこと」です。
「自分の気持ちがわからない」ということに悩むのは、その前提に「気持ちはわかっていないといけない」「しっかりとしていないといけない」などの思い込みやルールが、前提としてあるからです。
気持ちがわからなくても大きな問題はないのです。
うまくいっているときも、なんだかうまくいかないときも、あなたがあなたであることは変わらないからです。
どんな状態であっても、あなたは唯一無二の価値のある存在なのです。
そのことを忘れずにしっかりと理解して過ごしていたら、自然と「わからない」状態を抜け出しているはずです。
土出麻美(つちでまみ)
Comment
[…] 「自分の気持ちがわからない」の、潜在意識を使った解決方法 […]