自分の個性や特性を受け入れ認めることから私らしい生き方を創っていく。男女ともに輝く社会を。土出麻美のエッセイブログ

献血と胸の大きなキャラクターのコラボ第2弾がすごく改善されてた

 
この記事を書いている人 - WRITER -
小学生二人の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 現在は県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了し、市の人権推進課にてパート勤務中。
詳しいプロフィールはこちら

日本赤十字の2019年版献血を呼びかけるポスターが過度に性的だと炎上していた件で、同じキャラクターのコラボ第2弾が実施されることを知って見てみました。

この炎上したポスターは、私も以前に見たとき「これは不適切だなぁ」と感じたので以前に記事にしていました。

その記事がこちら。献血ポスターが”胸強調”している件の何が悪かったか解説しよう

今回、第2弾コラボがされていることを前に知ってどんなのか見てみたら、かなり改善されているなと感じました

どういう点が改善されていると感じたかを記事にしていなかったので、(前回のポスターにつていは記事にしたのに)今回はその改善されたと感じた点について、記事にしたいと思います。

第2弾のコラボは不適切だった部分が改善されていた

さて、前回「これは不適切だろう…」と感じた問題の献血を呼びかけるポスター。

ポスターのどういう部分が不適切だと言えるのかは前回の記事でも書いた通り、献血を呼びかけるという公的な広報であるにもかかわらず、「男女共同参画の視点で見る公的広報の手引き」に従っていないから

公的な広報物には気をつけなければならないポイントがあります。

内閣府から出ている「男女共同参画の視点からの公的広報の手引き」はこちら。

 

  1. 男女いずれかに偏った表現になっていないか。
  2. 性別によってイメージを固定化した表現になっていないか
  3. 男女を対等な関係で描いているか
  4. 男女で異なった表現を使っていないか
  5. 女性をむやみにアイキャッチャー(※)にしていないか

※広告に注目させるための視覚的要素のこと

引用:平成17年度版男女共同参画白書「男女共同参画の視点からの公的広報の手引き」

炎上してしまった献血ポスターではこの1,2,3,5の全部で4つの項目が手引きに従えていませんでした。(前回の記事参照)

だから、不適切であるということが出来て、不快に感じる人が出てしまっていたということですね。

では、今回のコラボ第2弾は??というと…

今回のコラボは漫画が描かれたクリアファイルがもらえるというキャンペーンでした。

そのクリアファイルの漫画には、主人公の女の子が男性を初めての献血に連れていく…というストーリーが描かれていました。

ではこれを、各項目ごとに見てみましょう!

項目1.男女いずれかに偏った表現になっていないか

この項目では、前回のポスターでは女性しか描かれておらず、献血は男女どちらもするものだから偏っていると言える…という話でした。

今回のクリアファイルは、主人公の女の子が男性の先輩を献血に連れてきているので、男女どちらも描写されています

つまり、偏っていないので、クリア!!ということになりますね。

項目2.性別によってイメージを固定化した表現になっていないか

この項目、ポスターの時は献血と全く関係ないのに食べ物を運んでいる描写がイメージ固定化と考えることもできるという話でした。

男性が運ぶことももちろんあるけれど、お茶くみとか食べ物を運ぶのは女性のイメージの方がまだまだ強いのではないかと思います。

では、今回は?

受付が女性なので、ある意味性別が固定化されているとも言えますね。

「献血の受付って女性だ!!」って?

そうですね。でも、それが固定化されたイメージなんですよね。例えば洗濯洗剤のCM、男性がしているのが多いと思いませんか?

家で洗濯するのは女性のイメージが強いはず。だからこそ、男性がCMをしているんですよね。イメージ固定化にならないように。

まぁ、だからちょっと残念だけど、まぁ、こんなもんかな…。

項目3.男女を対等な関係で描いているか

次は項目3について見てみます。

キャンペーンでもらえるクリアファイルの様子から、男性が先輩で女性が後輩であるということがわかります。

でもまぁ、先輩の方が上とはいえ、ここは細かく突っ込まなくて良いのかなって気もしますので、(ポスターの時は先輩の方が上って書いたけど…)まぁ、良しとします。

項目4.男女で異なった表現を使ってないか

項目の4は、男女で異なった表現を使ってないか、です。

これは、男性に対しては「さま」ってつけてるのに女性は「さん」になっているとか。男性は名字に「さん」と呼んでいるのに、女性は名前に「ちゃん」になっている…とか言うような表現の違いがないか、ということです。

この項目については、そのような表現は見られないようですので、クリア!(ポスターの時も特になかった項目です)

項目5.女性をむやみにアイキャッチャーに使っていないか

項目の5番は女性をむやみにアイキャッチャーに使っていないか、ということなのですが、ポスターの時はこれが思いっきり引っかかっていたと言えます。

ポスターのイラストは女性だけだったし、明らかに胸の大きなキャラクターの胸が強調されたような角度のイラストでした。献血と全く関係のないシーンのイラストだったし。

で、今回(第2弾)のクリアファイルはと言いますと、男女両方出てきていますし、むやみに女性をアイキャッチャーにしているとは感じないものになっていました。

この項目5についてが一番改善された点だと思います。

★アイキャッチャーとは?★

人の目を引いて、注意をむけさせるための視覚的要素のこと。目を引くために意図的に作られたもの。 

イラストの内容がきちんと献血を広報するものになっていて、とてもよくなったと感じました。

献血コラボ第2弾のまとめ

献血コラボ第2弾を各項目で見てきました。

結果的に、最初の炎上したものよりもずっと改善されていると感じました。

中には、「どこが変わったのかわからない」とか、「前回の字が何が悪かったのかわからない」という人もいるようですが、前回は女性の性的な部分を強調されたイラストであったのが、第2弾では献血をPRするものに変わっている点が全く変わっていると感じました。

採用されているキャラクターは変わってないのでそりゃあ胸の大きさは変わらないだろうけど、悪い点はそこじゃなかったのではないかな?と思います。

あなたはどのように感じたでしょうか?

※献血のコラボの第1弾と第2弾の内容がわかりやすい記事があったのですが、古くなったので削除されてしまったようです…。残念。

日本赤十字社の第2弾献血コラボのキャンペーンは終了しています。

いろんな人が目にするものだから、どの人にとっても不愉快にならないような気配りって大切ですよね。

前回炎上した献血ポスターについては、三木市の男女共同参画センターから発行している情報誌(こらぼーよ51号)にも記事を書きました(私が)のでよかったら参考に見てみてください。(こらぼーよ51号PDFはこちら

というわけで、今回は献血コラボ第2弾についてでした。

それでは。
土出麻美つちでまみでした。

この記事を書いている人 - WRITER -
小学生二人の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 現在は県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了し、市の人権推進課にてパート勤務中。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください