「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

何も言われなくても安心して子供を産み育てられるように法を整備するのが仕事なんじゃないのかなって思った話。

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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誰かが何も言わなくても、日本で暮らす人それぞれが自然と「たくさん子どもを産み育てたい」と思うような社会にすることが一番の少子化対策であるんじゃないかなって思うんです。

 

 

先日、政治家さんが「3人以上子どもを産んで」と娘や孫にお願いしてっていったということがニュースに取り上げられていたのを目にしました。

 

きっとたくさんの方が見かけたんじゃないかと思うんですけどね。

 

これを見て、率直に私が感じたのが、冒頭で書かせてもらった、「いや、別に誰かからお願いされなくても、みんなが子どもをたくさん産んで育てたいと思ってしまうような社会にするのが仕事なんじゃないの?」でした。

 

 

確かに間違いなく、少子化が大問題で、本当に一人の人が3人以上産まないと人口が減っていくんですけどね。

 

それはみんなわかっていることで、だから年金も破綻するって言ってるし、労働者人口は減っているし、どんどん高齢化が進んでいるわけです。

 

それで「じゃ、産むわ。」ってなるわけないですよね。

 

 

少子化になっている原因があるから今の現状があるのだから。

 

 

今回はそんな話について。

 

 

「子どもを産んで」発言の問題はどこにあるのかという個人的な視点

 

何人子どもを産んでってお願いしてほしいっていう言葉で結構炎上していたみたいですよね。

 

「産んでっていう前に産みやすい社会に」という意見が多くみられたんですね。でも、中には「少子化対策の話で子ども産んでって言うのがどこが悪いんだ」というような意見が書かれているのも見かけたんですね。

 

 

「何人以上子どもを産んでとお願いしてほしい」って言うのね、個人的には…ね。「産んで」ってお願いするのがおかしいと。

 

いえ、みんなそう思っていると思うんですが…。

 

 

ほら、例えば電化製品メーカーがあったとしますよね。

そこで製品の売れ行きが悪くて売り上げが上がらずに経営が苦しくなったときに、「わが社は経営困難なため、一人3台ずつ製品を購入していただければ…」って会社役員の人が公の場で言わないと思うんですよね。

 

売り上げが厳しかったら、みんなが購入したくなるような努力をすると思うんですよ。

 

 

自然と欲しくなって購入してしまうような努力をするんですね。

 

 

それじゃ、議員さんだったら少子化でめちゃくちゃ困っているので、国民が「子どもを産み育てたい!」って思えるような社会になるように法整備できてないのに「何人以上産んでとお願い」って…。違うと思うんですよ。

 

 

少子化で大変なのであればそれを解決できる策が必要で、それを考えて実行するのが仕事のはずなんですよね。

 

 

自然とみんなが3人以上産みたくなるような状態であれば、お願いなんかしなくとも産んでると思うんです。例えば、「スマホを購入してください」なんて誰も言ってないのに、ほとんどの人がスマホを持っているようにね。

 

極端な話かもしれないけど。

 

それが、まぁ、いろいろあってなかなかできないかもしれないけれど、そうすることが自分の仕事だと思っていて、できてないことに責任を感じていたら「産んでとお願い」なんてできないと思うんですよね。

 

お願いしちゃったらなんか他力本願じゃないか…って。

 

 

だからその…

 

なんというか…

 

いろいろ対策を考えていたとしても、「お願い」なんて公言しちゃったら…「職務怠慢なんじゃ?」って思ってしまうなぁ…って。

 

3人以上産んでって、それ、誰でも言えることやんって、ね。

 

 

まぁ、私個人的にはそのように感じたのでした。

 

 

議員さんたちの考え方も、これからは変わらざるを得ないとも思う

 

とはいえ、いろんな意見が出てくるようになって取り上げられるようになってきているので、議員さんたちも変わらざるを得ないのかなぁというようにも思います。

 

これまでって、議員さんたちは票を集めるために、お年寄りへの対策をどうしても手厚くしてしまっていた部分があると思うのです。

 

だけど、これだけインターネットでたくさん意見が出されるようになってきたので、そちらを意識しないわけにはいかないだろうと思うんですね。こういうのっていわゆる世論ってやつなんだろうと思うし。

 

 

議員さんたちって高齢の方が多くてインターネットに疎い人も多いかもしれないけれど、これだけインターネットが社会に浸透して、一般の市民も意見をインターネットに書くことができるようになって、炎上したりするようになった。

 

炎上したらニュースで取り上げられる。そうしたら意識せざるを得ない。

 

これまで、普通の民間人だったら井戸端会議みたいにただ意見を言って終わりだったのが、炎上というかたちで個人の意見がたくさん集まってとどくようになったんです。

 

一人の意見ではなかなか届かないものも、いろんな人が意見をしたら、目につくようになって、取り上げられるようになった。

 

 

だからね。

 

感じたことを発信するのってきっと大切なんじゃないかなって思うんです。

 

誰か一人を攻撃したり傷つけるような発信は違うと思うけど、「もっとこうなってほしい」とか、「これって違うと思う」って言うようなことは発信していくことで社会を変えていく力になるのかなって。

 

 

インターネットで意見を言うことはいくらでも良いように変えていく力も持っている。ただ、悪い側面もあるのはあるのだろうけど。

 

 

もっといろんな意見が出て、みんながいろんな意見を認め合えるようになったら良いなって、そう思います。

 

 

子どもを産み育てることの不安を解消させるためには

 

少子化が問題視されていますが、子どもを持たない理由の中には、「本当は子どもが欲しいけれど、不安だから」というものが決して少なくないんじゃないかなって思っています。

 

子どもを持つことも持たないことも、それぞれ個人の自由ではあるけれど、もしも、子どもが欲しいけれど不安だからって言うのであれば、そういう人をもっと支援して、安心でいるようにしてあげれたら良いって思う。

 

 

でも実は、知らないだけで支援するサービスだったり支援団体ってあったりもするんですよね。

 

だから、ただ不安に思っていることも、それよりも、そんなに心配しなくても大丈夫かもしれない。そう、気がつけたら良いなって思うんです。

 

相談できるところが一か所だけでもあれば、そこから適切なところを紹介してもらえるとかサポートしてもらえるという安心感があるだけで、不安が解消されて、もしかしたら、子どもを持とうと思えるかもしれないですよね。

 

 

子どもがいないとダメなんじゃないけど、子どもが欲しいけど不安だから一歩踏み出せない場合なら。その不安は解消できるものがあるかもしれない。

 

 

だから、一度調べていても良いんじゃないかなって思います。欲しいと願いのであれば。

 

 

だって、子どもがいるって、確かに大変なこといっぱいあるけれど、幸せを感じることだってたくさんある。

 

子どもがいなきゃ経験できないこともたくさんある。

 

 

欲しいと思う気持ちがあるのなら、その気持ちに従ってみるのも良いと思うんです。

 

欲しくてもなかなかできないこともあるけど。それが命の不思議で、だから尊いんだと思うんですよ。

 

 

まぁ、それも、どう考えるかは自由なんですけどね。

 

 

なので、もしも、「不安だから…」あなたが思っているならば、知らないだけで支援してくれるところがあるのかもしれないって知ってもらえればと思います。

 

それと、声を上げていくことで、もっと大きく変わっていって安心できるように変わっていったりもする。

 

もしもまったく調べ方がわからないのであれば、とりあえず住んでいる市に電話して問い合わせてみるだけでも何か見つかるかもしれませんよ。

 

 

 

もっとすべての人が、自分の思いに正直になって少し視点を変えてみたら、無理だと思えることも希望に変わることもある。そう思っていろんな物事を見てみるのもきっと面白くて、毎日が楽しくなるので、お勧めです。

 

気が向いたら試してみてくださいね。

 

それでは。

土出麻美つちでまみでした。

 

 

 

 

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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