イヤな気分で辛い。悪口や陰口・嫌味を言われたときの気持ちの整理法
あなたは、自分の悪口を言われているのを耳にしたり、嫌味を言われたりしたことはありますか?
私はあります。悪口言われたり、嫌味言われたりした時ってまったく良い気持ちがしませんよね。っていうか、イヤ~な気持ちになる。
言ってた相手の人のこともイヤに思える。なんだか、言われている自分自身も悪者ような気がしてきて、なかなか気分がすっきりしません。モヤモヤする。
だけど、悪く言ってきた誰かのためにイヤな気持ちで過ごすのって本当にもったいないと思うんです。
一日は24時間。自分に与えられた時間が同じ時間しかないなら、気持ちよくすごせる時間が長い方が良いですよね。
できるだけ気持ちの良い時間を過ごすためには、気持ちを切りかえることが大切!!
今悪口や嫌味でイヤな気持ちでいるあなたが気持ちを切りかえることができるように、気持ちの整理の仕方について紹介していきます!!
この記事の目次
悪口言われた!嫌味言われた!気分が悪い!!なら、どうする?
自分の悪口を言われていた時、めちゃくちゃ気分が悪いですよね。も~う、ほんっっと~~に嫌な気分。「はらわたが煮えくり返る」ってこのことを言うのか!みたいな?
そんな時は、気持ちを整理して切りかえるのがだいじ!!
悪ぐち言われて嫌な気分になった経験がある人って意外と多いんですね。というか、誰でも一度は経験があるんですよね。
というのは私がこの「悪口を言われた」というシリーズの記事を書き始めたきっかけからそう思いました。
そのきっかけとは、私のブログ記事の中でも人気の記事についたコメントでした。
この記事は、人が何か話したりしているのを見たりしたときに、「もしかして、私の悪口言われてるんじゃないかな?」って不安になる人に向けて書いた記事なんですね。
そこに、「悪口言われて苦しんでる人だっている」というコメントをいただいたんです。それがきっかけ。
ここにこういったコメントが来たっていうことはですね、他にもいっぱいいるってことなんですよ。今悪口言われて苦しんでるって人が。
そして、この記事を読んで、「ちがうわ~!!」ってなってる人がほかにもいっぱいいるってことなんですよね。
コメントくれた人は一人だけれど、一人いるってことは、少なくても100人はいてると思ってるんです。私。
100人って、けっこう多いと思いませんか?
つまり、けっこう多くの人が悪口とかイヤミ言われたけどうまく気持ちの切り替えができなくて苦しんでいるということです。私の中では、もうそうなってしまったのです。
「悪口言われた」とかっていう、腹ただしい出来事は、もうすでに過ぎてしまったことなので、変えられません。
それではどうするのが良いか。それは、気持ちを切りかえてこれからどうするかをはっきりさせることが大切なんですね。
気持ちを切りかえるために、順を追って現状の把握をしていきましょう!
「なんで悪口言われたんだろう?」イヤミや陰口を言われた理由を推測してみよう!
冷静になって気持ちを切りかえるために有効なのは、客観的になぜそれが起こったのかを見てみる必要があります。
ちょっと自分のことじゃないみたいに、距離を置いて考えてみること。これがだいじです。
客観的に考えてみようとすると、不思議と心が少し冷静になってきます。
客観的に事実を並べてみて、なんで悪口言われるのかを考えてみましょう。この時、自分の悪いところを探そうとする必要はないですよ。悪口言ってる人はなぜそう言ったのかを考えます。
この参考の記事にある通り、悪口を言った理由は3つです。
- 嫉妬
- 自分が欠点だと感じている部分と似た部分を見て反応している
- 自分の価値観と違うから
これらはあなたに問題をうつしているけれど、本当は言っている本人の問題なんですね。たまたま、あなたにそれが映し出されているだけ。
「人のせいにしないでよ!」って言いたくなるかもしれませんが、まぁまぁ、それはおさえておさえて。
とにかく、なんでこうなのかなってことを把握していてください。
今まで私が生きてきた中で出会った人の中には、とにかくそこにいない子の悪口ばっかり言っているような子もいました…。
あの子はもしかしたら、悪口言ってるつもりじゃなかったのかな…?
気になる!!悪口聞いた人は、私のことをどう思ったんだろう?を冷静に見てみよう!
悪口言われていて、次に気になることと言えば、「悪口を聞いた人はどう思っただろう?」ということではないでしょうか?
「そんなひどい人なんだ」って思われたかな?嫌われたかな?いろんなことが心配になってくるでしょう?
だって、やっぱり嫌われるのって悲しい。
悪口とかを聞いた人ってどう思うんでしょう?言われた側になってみて考えてみてください。あなただったらどう思う?
おそらく、言われている人と言っていた人との関係によって変わるんです。あなたがすごく信用している人で、「良い人だ」って思っている人が悪く言われてたとしたら、「そんなことない!」って思うんじゃないですか?
ほかの人もおそらく同じです。
参考記事:陰口言われた!私の悪口聞いた人はどう思った?聞いた人の心とは
この記事で紹介している通り、人のことを悪く言っているのを聞いたとき、人によって3つの反応に分けられます。
- 全然気にしない
- 不愉快な気持ちになる
- 一緒に言うことを楽しむ
悪く言われたからってみんながみんな、あなたの印象が悪くなるわけではないんですね。「そうなんだ~。」と思うこともあるかもしれない。でも、それだけがすべてじゃないんです。
そもそも、それだけで人を判断する人と仲良くしているので良いのかとか、そういう問題になってくる。
あなたはどんな人と親しくしていたいですか?
私は、私のことを信じてくれる人とか、私に対して好意を持ってくれる人と親しくしていたいって思います。
とりあえず誰にでも良い顔をするのではなく、もちろん誰かに悪い態度をとるわけでもなく、ただ自然な自分でいて親しくいてくれる人と一緒にいたい。
自分がどんな人と付き合うのかは、あなた自身で決めたら良いんですよ。そうしたら、「良い人に見られなくちゃ」っていう謎の強迫観念から解放されるんです。
もしも、世界中のだれからも愛されることがもしもできるなら、それが嬉しい。でも、それが偽りのものならいらないと思いませんか?
人間なんだから、相性が合う合わないって絶対にあるんですよ。それがあるから人間なんです。
それでも、悪口言われるのって私が悪いんだろうか?どう考えたら良い?の考え方
ここまで紹介してきて、少し気持ちを切りかえることができてきたのではないかと思うのですが、どうでしょうか?
ここでもう一つ、大切なことをお伝えしたいと思います。
悪口を言われている自分って悪いんだろうか?って気になっていませんか?考えてみたら、自分の悪かった部分もあるように思うんだけど…。そんな風に思っていませんか?
自分で客観的に起きている事実を思い出して考えてみて、「これが悪かったかな?」って思う部分がもしもあれば、その部分は悪かったのかもしれません。ですが、客観的に見てみて「特に悪いと感じないな」と思うのならば、悪いと思わなくて良いと思っています。
大切なのは言われている内容が、あなたの個性を否定するようなことであれば、「悪い」にしないことです。
個性を否定することは、反省することと話が別なんです。
何事も、「良いか」「悪いか」をジャッジしようとすればどちらかに分けられます。すべて、見かた次第で良いにも悪いにも変わります。
人がそれぞれに持つ個性が、自分と合わないこともある。でも、それってその人を責めて良い理由にならない。
だから、怒って悪口言っている人が、あなたの個性についてそう言っているのならば、ただ合わない人ってだけ。
人にとって一番良くないのは、自分のことを否定して、自分を責めてしまうことなんです。
すべての人は個性を認められて、受け入れられる場所があると思うんですよね、私は。
なので、むやみに自分を責めることは、何も良いことないんですよ。なので、もしも「悪いな」って思う部分があったのなら、それをこれからしないようにしたら良いだけなんです。
そして、もしも、その「悪いな」って思った部分が、なかなか変えることができないようなあなたの個性であるならば、あなたは無理に変わろうとしなくて良い。
あなたに合った場所が必ずあるから。
悪口・嫌味言われて嫌な気分になった時は冷静に客観視すること。これで気持ちが切りかえやすくなる。
悪口言われたり、嫌味言われたりして、イヤな気分になった時は、ここまで紹介してきたようにいろんな視点で客観視してみることです。
ちょっと一方で引いてみて。まるで、他人事かのように。そうすると、少しだけ気持ちがましになります。
でね、相手のことは放っておくのが一番良いです。
でも、「なんでそう言うの?」って聞きたかったら聞いてみても良い。「そんなこと言う人嫌い!!」って思うなら、そう思ったって良い。自分の気持ちに正直になることって大切だから。
そして、私だったらそういう環境とか場所とは距離を置きます。だってイヤだもの。
悪口を言われている自分を責めることなく、「私は私」って自分のことを認めていると、不思議と自分の周囲の環境も、自分のことを認めてくれているようになっていきます。
でも、自分のことを認めているためには、その悪口言っている人の近くにいるとなかなか認めにくいかもしれないでしょ?
だから、自分が過ごしにくいって感じるような環境や、ツライと感じる環境とは離れます。
私ね、ちょっと変わってるらしくて、昔からよく噂になったりとか、何かと人から何か言われたりしやすいんですよね。
それでも、そんな自分を責めたりすることもやめて、「このままの自分で良い」ってそのままでいるようになることで、自分がつらくなる機会はずいぶん減りました。
結局、人の悪口を言っている人って、その人自身が自分のことを認められてないんですよ。だから、その人自身も苦しんでいるんですね。
それをほかの人にかぶせて、他の人の悪口を言ってしまっているので、距離を置いた方が良いんです。
なぜなら、そういうマイナスの感情ってそれに引っ張られて周囲の人までマイナスになってしまう可能性があるからです。
本当は、悪口を言っている本人が、自分自身の抱えている問題に気がついて、それを解決できたら良い。
けれど、それをどうするかを決めるのはその本人が決めることだから。
なので、あなたがすることは、あなたが気持ちよく毎日を過ごせるようにすること。
というわけで、悪口言われたときの気持ちを切りかえる方法についてでした。
参考にしてみてください~。
それでは!
土出麻美でした!
またね。