「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

「なかったはずのものがある⁈」不可解な出来事から考えたこと

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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先日、不可解なことが起こったんです。

 

それは「そこになかったはずのものが急にあった」という出来事。これでいろいろ考えたので、今日はその話。

 

普通は起こらないはずの不可解な出来事が起きたとき、人は不安になる

 

私はいろんなことを考えるのが好きです。「これってなんでこうなんだろう?」とか、「こういう時、人ってどう考えるんだろう?」とか。

 

いろいろ仮説を立ててみることが好き。とは言っても考えてないときは全然考えてなかったりもするんですが。

 

日常的にいろいろ考えています。動くのは遅いので動くことはちょっと苦手なんですが、考えるのは大好きです。こう言う私みたいな人、内向型人間って言うんだって

 

まぁ、それは良いとして、先日不可解な出来事が起こったんです。

 

私は今(2018年8月現在)ホームセンターにパートに行っているんですが、その不可解な出来事はそこで起こりました。

 

 

突然起こった不可解な出来事

 

普段通り私が出勤した朝です。店について、ロッカーのカギを開けました。

 

私、ロッカーのカギはいつも閉めて持って帰ります。挿しっぱなしで帰っている人もいるけれど、そうやっててなくなったらいやだし。いない間に勝手にロッカー開けられるのもイヤだし。

 

だから、いつも通りカギをかけて帰っていたから、朝に更衣室に入ったら、まず、ロッカー鍵を開けました。

 

鍵を開けて蓋を開けて、中を見ると私が置いて帰っていたエプロンがまず目に入ってきました。その次の瞬間、見覚えのない、おかしなものが目に入ったのです。

 

 

「ん?」

 

 

エプロンの奥に何か小さなものが、チョンとありました。

 

手にとってみてみると、小さなインクのボトル!!私のものじゃありません。

 

 

「え??   なにこれ??」

 

 

私のものではなく、私が入れたわけでもない、インクのボトルが私のロッカーの中に入っていたのです。鍵の閉まっていたはずのロッカーの中に!!

 

いや、待って。おかしいでしょ。鍵は閉めて帰っていたのに!!

 

私は思いました。

これ、誰かが私のロッカー開けて入れたんじゃない?」

 

だって、ロッカーの隙間から入れられるような薄いものじゃありません。

 

え~!!気持ち悪い。誰か私のロッカー開けてる人いるの~??そう考えて、一緒に働いている人に話してみると、「店長に相談してみたほうが良いんじゃない?」と言われたんですね。

「今日、店長休みやけど…。」って。

 

それでその日はそのまま普通に仕事をして、帰り際に、たまたま店長に出会いました。

 

 

不可解な出来事から出てきた疑いを報告してみて、感じたこと。

 

本当はその日休みだったはずの店長は、たまたま台風の対策のために出勤してきて台風対策をしていたんです。

 

その日は2日後ぐらいに台風20号が直撃するってニュースで言われていたので、店の外にある園芸コーナーが被害を受けないようにしていたんですね。

 

休日出勤、大変だなぁ…。と、思いつつ、せっかく会ったから、不可解なインクボトル事件について報告することにしました

 

私、出勤日数少ないんで、店長と顔を合わせる機会少ないんですよね。だから、休日出勤で忙しそうだけど、伝えるなら今!!って思ったんです。

 

なんて言いだそうかなぁ…と思いつつ、私が疑っていることをストレートに伝えてみることにしました。

 

「店長、私のロッカー、カギを開けてる人がいるみたいなんです。」

 

すると、店長は、「ありえないですね!!」と、いつものデカい声で返答しました。 …即答の即否定…。いやいや、ここで引き下がれません。

 

だって、インクボトルあったんだもん。「ありえない」って言いたい気持ちはわかるけどさ~。

 

そこで私は続けます。

 

「そう思うでしょ~?でもね、私、いつも鍵かけて帰るんですけど…」とあった出来事を説明しました。

 

急にインクがあったこと、ロッカーの隙間から入れれるようなサイズではないこと、開けて入れたとしか考えられないってこと…。

 

結局、「そういうことがあったのは覚えとくから、様子見て」ってことになったんですね。

 

でもまぁ、私はあんまり納得いかなくて。

 

だって、誰かがスペアのカギを作って持っている可能性も考えられるわけで、ひょっとしたら荷物入れて仕事してる間に何かとられる可能性だって否定できないんだもの。

 

それで悶々としていたら、だんだん行くのイヤになっちゃって、もうやめようかって思った。

 

 

人は不安を感じると、そこから逃げたくなるものではないかな

 

人ってやっぱり不安なこととかイヤだなって思うことがあって、それが解決しなかったら気持ちがすっきりしないものだと思うんですよね。

 

だからね、この時、店長は忙しかっただろうけれど、もう少し私に向き合ってくれても良かったって思うんです。

 

最近、どこもそうだと思うんですが、人員不足なんですよね。人が足りてないところが多い。いろんなところで「AIに仕事を奪われる」とか言われてるけど、現実はどこも人員不足で。

むしろ早くAI導入された方が良いんじゃないってぐらい。

 

だからね、つまり。人がいないってことは、今いるスタッフをいかに大事にするかが重要になってくると思うんですね。

 

ただでさえ人いないのに、さらに人減ったら困るでしょ、普通。

 

従業員満足度ってだいじだと思うんですよね。って、まぁ、そんなことを考えて不機嫌になってました。

 

まぁ、簡単に言うと、もっとちゃんと考えてくれよ~ぅ!!って思ったって話なんですが。

 

 

不可解事件の解決とそこから考えたこと

 

と、こんな不可解事件は次の日にあっさり解決します。

 

この事件、他の社員さんに話してなかったんです。それが一日の終わりにたまたま遊びに来ていた、他店に移動した社員さんに話す流れになったんです。

 

ちょっぴりお調子者な感じのする、その移動した社員さんは、私がちょっとブラックなジョークを言っても笑ってくれるノリで、なかなか話しやすいんです。

 

あれ、昔から話しやすかったのかな?移動してからどのくらい経ったか、覚えていないんですが、まるでひさびさじゃないようなノリで話しやすかったんですよね。

 

気を良くした私は、「ちょっと聞いてくださいよ~」と、インク事件について話し始めたんです。そうすると、そこに一緒にいたほかの階のスタッフさんが「それ、もしかして…」と言い出したんですね。

 

なんとなんと、ロッカーの死角に、そのインクボトルが落ちそうなすき間、あったんです。ロッカー開けた手前の裏側。ちょうど、そのインクボトルが通る大きさ。

 

つまり、インクボトルは私の上のロッカーの人のもの。偶然、その隅っこにあるすき間から私のロッカーに落ちたインクのボトルは、偶然、私のエプロンにあたり、偶然、エプロンの奥に転がり落ちた…ということだったんですね。

 

 

不可解な出来事は人為的なものじゃなかった

 

誰も私のロッカー開けてなかったよ。

何も心配いらなかった。

 

というわけで、一安心したのでした。あぁ、良かった。

 

この事件で考えたのは、やっぱ、ちゃんと不安を聞いてくれて不安に向き合ってくれることって大切だなって思ったこと。

 

鍵開けられるなんてありえないっていくら言われたって、不安を感じてたら意味ないんだと思った。そういうところで向き合ってくれるかどうかで信頼関係ってできるんだと思うんだ。

 

たとえありえないって思ってても、一緒に現場見てみるとかさ。それだけでも向き合ってくれてるって思うよね。

 

結局は、人と人。

ここで一緒に働いていたいと思えるか、もう嫌だって思うか、そういうところで違いが出てくる。

 

これだけ人材不足ならさ、そこまでフォローしても良いんじゃないかなって、そう思った。

 

あと、話は変わるけどちょっとお調子者の人がいるって、場が明るくなって良いなって思った。お調子者は世界を救うのかもしれないな。

 

と思ったっていう、こんな日常の話でした。

おしまい。

 

それでは!

土出麻美つちでまみでした。

 

またね!

 

 

 

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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