「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

結婚や出産を機に退職して家事育児を抱え込むママのための企画を開催しました(三木市市民企画講座)

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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結婚や出産のタイミングでそれまでしてきた仕事をやめて、家事育児を一人でして悩んでいるママのための企画を開催してきました(2021年3月2日開催)。

この企画は、もともと2019年に兵庫県男女共同参画センターが実施していた男女共同参加アドバイザー養成塾に参加していた時にグループワークで詳細まで企画を詰めていたものです。⇒男女共同参画アドバイザー養成塾って?

三木市の男女共同参画センターが公募する「市民企画講座」というものがあって、それに応募して選ばれることで開催が実現したのです。

今回は、その2019年から温めていた企画をした報告を記事にしたいと思います。

家事育児(小学校就学前の)を一人で抱え込むママが自分自身のこれからの生活について考える機会になる企画を開催

今回の企画は、小学校に上がる前の小さな子どもの世話と、家事を一人で抱え込むことで悩んでいるママのための企画でした。

小さな子どもを育てているときって、そのことに追われすぎて、自分のことを置き去りにしてしまいがちなんですよね。

思い通りにならない育児。子どもの世話に追われて、やってもやっても終わらない家事。落ち着いて食事をとる時間はおろか、トイレに行くことすら自由にできない…。

そんな毎日の中で、自分の存在自体が、「一体何なんだろう?」と疑問に思えたり、なんだかばかばかしく思えたり、自分のことが価値のない存在に思えてきたり…。

そんなママが、一度自分の人生について考えられる機会となるように、この企画は考えられました。

中でも特に、もともとは仕事をしてたけど、結婚や出産のために仕事を辞めてしまって、どこか喪失感のようなものを感じている人、今の生活が楽しいと思えていない人、「またいつか働きたい」と思っている人を対象に実施しました。

子育て中の専業主婦が充実した生き方を見つけられるよう
①子育てを楽しむこと
②自分の時間が持てるようになること
③仕事と子育ての両立
について知るための2部構成にて実施

小さな子どもを育てているときは、時間に追われてあっという間に毎日が終わってしまって、「自分の充実した生き方って?」と考えることもできませんし、情報もなかなか入ってきません。

なので、この企画では特に大きな3点に絞って取り上げました。

  1. 子育てを楽しむ方法について
  2. 「母」や「妻」といった役割を離れた自分の時間の作り方について
  3. 復職を希望した時の仕事と子育ての充実について

これらについて考えてもらえる機会となるように構成しました。

同じように悩みを抱えて子育てをしてきた先輩ママのお話を聞いて共感したり、「そんな方法もあるのか」という発見を促してから、3つの点について話し合うグループトークを実施するという2部構成の企画にしました。

第一部が先輩ママの話を聞くパネルディスカッションで、第二部がグループトークです。

話を聞くだけの講座も良いけど、やっぱり自分のことを話して吐き出すこと、聞いてもらうこと、直接アドバイスをもらうことって大きいと思うんですよね。

今回は私は完全に裏方だったんですが、とにかく盛り上がった良い企画となりました。参加いただいたママさんたちだけでなく、ご協力いただいた講師のみなさんにも喜んでいただけたようで、本当に良かったです。

反省点はいくつかあるけれど、それはそれでまた今後に活かしたいと思います。

事前打ち合わせや確認を繰り返して当日。ともに協力して良い企画にできた。

事前にオンラインで打ち合わせ会議をしたり、チャットでの確認など綿密に連絡をとって進めました。特に、コロナのこともあって「開催はどうなるか」などもあったので結構ギリギリもバタバタしていました。

講師のお2人(パネラー)、ファシリテーターさんも非常に協力的でとても助かりました。また、私が急にお願いしたにもかかわらず一緒に開催してくれたメンバーにもとても助けられて本当に良かったです。

私1人だったら絶対にできなかったなぁ…と…。

講師のお2人(前)・ファシリテーター(後方中)・開催メンバー(後方左が土出麻美です。)

また、当日はパネラー、ファシリテーターの方だけではなく、市内の子育て関係の活動団体の代表の方や、市の子育て支援課から子育てコーディネーターの方と男女共同参画センターの職員さんにも来ていただいてグループトークを盛り上げていただきました。

協力いただいた人の紹介

協力いただいた方を紹介させていただきます。

内橋麻衣子さん 《パネラー・グループトークファシリテーター》
エルソル広告相談所」運営。
つないで支える起業女性の会HaRT~はぁと」主宰

村上華世さん 《パネラー・グループトークファシリテーター》
NPO法人ひと・コネクト兵庫」 副理事長

甲斐千代子さん 《司会・ファシリテーター》
フリーアナウンサー

大森奈津子さん 《グループトークファシリテーター》
NPO法人 ほっぺ」 代表

〇三木市子育て支援課 子育てコーディネーターさん 《グループトークファシリテーター》

〇三木市男女共同参画センター職員さん 《グループトークファシリテーター》

※その他、託児ボランティアスタッフや運営ボランティアの皆さんにお手伝いいただきました。

参加者の声(一部紹介)

参加いただいたママの声を一部抜粋して紹介します。

子育ての先輩から話を聞けてとても充実した時間でした。
がんばりすぎなくても大丈夫なのだと感じました。

(参加者の感想より一部抜粋)

人それぞれ立場が違うけれど、いろんな経験をされている。そう言った話を聞いて世界が広がる。視野が広がる。自分を見つめなおすことができる。
とても良い経験をさせてもらいました。

(参加者の感想より一部抜粋)

自分だけではない という気持ちになりました。

(参加者の感想より一部抜粋)

人に甘える、コミュニケーション、感謝する、etc… 
今日から実行していきたいです。

(参加者の感想より一部抜粋)

紹介は一部ですが、みなさん結構たくさん記入してくださっていて、ありがたい限りでした。

今回は託児付きで小さな子どもがいても参加しやすいようにしていたとはいえ、やはり少しバタバタしてしまったのですが、喜んでいただけて良かったです。

開催してみたまとめ

今回の企画は一昨年の県立男女(兵庫県立男女共同参画センター)主催のアド塾(男女共同参画アドバイザー養成塾)から作っていっていたもので、かなり内容まで作りこんであったので開催までは結構大変でした。

でも、いろんな人に支えてもらって開催することができて良かったです。

今回開催してみることで、アド塾での学びから、企画、開催まで完遂することができて、本当に勉強になったと感じています。それと同時に、こういったジェンダーに関する問題はまだまだ奥が深く多岐にわたっていて解決していくには非常に時間がかかるものだなということがよくわかります。

これからも、私なりに考えてかかわっていきたいと思いました。

とりあえず、できて良かったです。(ホッとした気持ちの方が強い…)

それでは。

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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