「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

批判的な意見に否定された気分になって落ち込んだ時の対処法

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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あなたが良いと思ってしていたことでも、「それは良くない」と反対意見をもらった経験、一度はあるのではないでしょうか?

 

こんなこと経験ないですか…?

 

「これ、良いやん」ってノリノリの気分でやったけど、「全然ダメ」って人から言われた

 

別に悪気なんてなかったのに、やったことに対して、「それってひどい!」って怒られた。
怒らせるつもりなんて全然なかったのに…。

 

 

批判的な意見や否定的な意見をもらう機会というものは、普通に生きていれば必ずあります。

 

生きている限り、誰かほかの人とのかかわりは必ずあるんです。

違う人間だから、感じ方や、考え方は違っていて当然。

 

だから、違う意見があっても当然。

 

だけど!!

 

それで、なんだか自分が否定された気分になって落ち込んでしまうこともある…。

 

今回は、そんな、「別の意見に自分が否定された気分になって落ち込んでしまった時の対処法」について、ご紹介していきたいと思います。

 

ほかの人からの意見で自分が否定されたと感じたときに考えるべきこととは

ほかの人からもらった意見で、あなたが「私は批判された」と感じたり、自分を否定してしまいたくなった時に、一番にするべきことは、他者の意見と、あなた自身は別だ、と認識することです。

 

人は、否定されることを嫌います。

否定されるのは苦しいから。

 

否定されたと思うと傷つき、自分を責めたくなります。

 

ですが、実は、人の心とは、自分でしか傷つけられないようになっています。

 

つまり、人から否定されたと思うときに、そのできごとを、「他者のもの」と分けずに言葉だけを自分のものとして受け取ってしまった時に、自分が自分を否定した気持ちになって、心が傷つき、苦しくなって、もっと自分を否定したくなります。

 

そうなると結果的にもっと自分を否定して、もっと苦しくなるという、スパイラルに陥ってしまいます。

 

これが、もっと苦しくなってしまう原因。

 

なので、否定的な言葉は、他の人の気持ちであり、自分のものとは関係のない別のものだ、認識することで、ずっと気持ちが楽になります。

 

否定的な意見は自分のものではない、と、あえて認識しようとしないと、自分のものと認識してしまう、ということです。

 

私も、日常的にいろいろ言われることがあり、そのまま受け取ると自分を否定するしかなくなって落ち込んでしまうような事があるんです。

 

なので、日常的に、自分のものじゃないって意識するようにしています。

 

じゃないと、すぐに落ち込んでしまうタイプなので…。

 

 

批判的な意見は誰の主観かをしっかりと認識しようとする

あなたが「良い」と思っていたことを「それは良くないと思う」という意見を言った人がいるとします。

もしくは、何とも思わずにしたことを「それはひどい!!」と言われたとします。

 

あなたは、ひどいと思っていないことを、です。

 

例えば、あなたがAさんに用意したプレゼントがあります。

あなたはAさんが絶対に喜ぶと思ってワクワクしています。

 

そこにBさんが、「そのプレゼント、ひどいね。」と言ってきたとします。

 

あなたは、Aさんが喜ぶと思って用意していたけれど、Bさんにそれはひどいって言われました

あなたはショックを受けるでしょう。

 

この時に大切なのが、「ひどい」は誰の主観か、ということです。

 

「主観」とは個人のものの見方です。

 

Aさんのプレゼントの話で紹介します。

 

あなたの主観で見たプレゼントは「Aさんが喜ぶであろう、ワクワクするプレゼント」です。

 

Bさんの主観で見たプレゼントは「ひどいプレゼント」です。

 

プレゼントはBさんのものではありませんよね。

つまり、Bさんの主観は関係がないんです。

 

関係のないことに落ち込むのはなんだかもったいない。

 

本当に大切なのは、あなたがAさんを喜ばせたいと思った気持ちであるはず。

 

この時あなたは、「Bさんはこれが嫌いなんだな。」とBさんのことを知っただけのことなんです。

 

否定的な意見は誰のもの?

先の例ではプレゼントとか、ものの場合でした。

 

これがあなたのことだった場合、もっと傷が大きくなったりするかもしれません。

 

あなたはひどい人だ」とか言われたらショックですよね。

 

この時も、誰の主観なのかをはっきりさせることで気持ちを切り替えることができます。

 

実は私、最近、「どれだけ悲観的なんだ」と言われたことがあります。

 

私の思考や好みが悲観的だ、私は悲観的な人間だということを言われたわけです。

 

これを言われたとき、最初は、「わたしって悲観的な人間なんだ」ってちょっとショックを受けたんです。
ガーン…って。

 

でも、考えてみたんですが、私はそれを悲観的だと思っていないんです。

私はただ、自分の好きなことを好きに考えたりしているだけ

 

それを「悲観的だ」と判断したのは、それを言った人なんですよね。

 

私が悲観的なんじゃなくて、その人が「悲観的だ」と感じただけ。

 

そういう話になったきっかけが、私のこのツイート。


この、「もののあはれ」が好きって悲観的だと。もちろん、これだけが原因ではないんですけどね。

 

確かに悲観的とも言えるかもしれない。

 

でも、私はそうとは思っていなくて、例えば桜がめっちゃきれいに咲いたとしても、それって一時のことでまた散ってしまう儚さとか、好きなんです。

 

未来永劫続くことのない今だけの魅力とか、あると思うんですよね。

そういう趣ある感じが好きです。

 

でも、それは確かに、「続かない」とか「儚さが良い」とか思っているんだから、悲観的と言えば悲観的なのかもしれない。

 

でもね、もうこれは、私の趣味嗜好の問題だから、ほっといてくれって思ったんですよ。

 

私が悲観的な人間とか、そういうことじゃなくて、それはそう感じた人のものであって、私には関係ない。

 

そういう認識にしました。

 

なので、私はその「悲観的」っていらないなぁと思ったので、その言葉を私にくれたご本人にお返ししちゃいました。

 

悲観的かどうかはあなたの主観なので、私は何も言いません。」ってね。

 

受け取りたくなかったんですよ。私。

自分が悲観的な人間だって思っちゃったら、なんか悪いような気がしてきちゃうんですよね。

 

別に悪いというわけでもないんだけど。

 

受け取りたくなかったら返しちゃったら良いですよ。

ほかの人の主観まで、あなたや私が責任を持つ必要はないので。

 

その気持ちをどうするかは、その人次第なので、その人に任せてしまったら良いです。

 

ちなみに、その言葉を言ってきた人とは普通に親しくしてます。ケンカしてないです。

 

たとえばね、誰かのことを「あいつはネガティブだ」とかいう人がいたとするでしょ?

 

それは、その言われた人がネガティブなんじゃなくて、言った人が「ネガティブだ」と感じているだけであって、言われている側には関係のない話なんですよね。

 

人のことをどう感じるかはその人の自由だけれど、言われた側が何をするかもその人の自由であって、他の人には関係のないことなんですよ。

 

だから、あなたは自由なんです。

あなたは自由に、あなたの思うことをすれば良いだけなんです。

 

ほかの人の主観は、その人のものだから、あなたには関係ないんです。

そっとしておいてあげるのが良い。主観の持ち主が思うようにするんです。その人の自由だから。

 

その人の主観もその人のものとして尊重してあげれば良いですから。「この人はそうなんだな」って認めるだけ。

 

批判されたと感じたときに考えるべきもう一つのこと。本当に否定された?

言われた言葉に「自分が否定された」と感じたときに、もう一つ考えるべきことがあります。

 

というのは、批判的に感じたのはあなたの主観だということです。

 

あなたの感じることはあなたの主観です。

 

言った側は、どういった意図だったかということはそこに含まれていません。

 

あなたが「否定された」と感じたけれど、相手は否定したつもりはないかもしれません。

 

先に紹介した、私が「悲観的だ」と言われた話でも、それを言った相手は私のことを「悲観的な人間だ」と批判したつもりはないかもしれない、ということ。

 

人は基本的に、わざわざ自分が嫌われるかもしれないことをしようとはしません。まれに違う人もいるかもしれませんが…。

 

つまり、あなたが「批判された」と感じたとしても、言った相手はあなたを批判するつもりは一切ないんです。多くの場合。

 

場合によったら、言った相手が、「自分が否定された」と感じて出てきた言葉かもしれません。

 

「そんなわけない!!だって私のことを言っているんだもの!!」そんな風にあなたは感じるかもしれません。

 

でもね、私は、そんなこともある、そう思っています。

 

人ってみんな、思うより繊細で傷つきやすく、みんなそれぞれに弱さやこれまで生きてきた傷を持っているものだと思うんです。

 

誰がどんな傷を持っているか、その傷はどれだけ深いかなんて、その人にしかわからない。

 

これまでどんなことを感じて生きてきて、起きた出来事をどんなふうに受け取るかも、人それぞれでわからない。

 

思わないところで、予想外に傷ついたり、気にしたり、いろいろしてると考えているんですよね、私。

 

だからね、批判的なことを言われたときは、それを言った人がもともと持っていた傷がうずいたんじゃないのかなって、そうは思いませんか?

 

あなたを批判したのではなくて、その人の過去の傷がうずいた。

 

もしくは、ただ感想とか思ったことを言ってみたら予想外にあなたが「批判された」と感じた。そういうことも多々あるだろうと。

 

こんな風に考えたとき、「自分が批判された」って否定的な気持ちになって落ち込むことって本当にもったいない時間なんですよ。

 

本当は、あなたは否定なんてされてなかった。それが事実。

 

結論:否定されたと感じたときの対処法はとらえ方を見直すこと

結論です。

 

人の意見に自分が否定されたように感じたときの対処法は、とらえ方を見直してみることです。

 

具体的な方法としては、二つあります。

 

一つ目は、人の意見は自分の主観とは別物で、言った人のものである、と認識して、その人の考え方として受け止めること。

 

そして、もう一つは、批判的に感じる意見もあなたのことを否定しているものではなく、言った人の過去の傷がうずいたものや、ただの感想であることを認識することです。

 

この二つを忘れずに考えてもらえれば、落ち込むことから解放されるはずです。

私がそうだからです!

 

人って実は思っているよりもやさしくて、本当はそんなに批判とかしないと思うんです。

 

インターネット上である匿名の批判とか、多くあるけれど、きっとそれはその人が抱えている傷とか苦しみが出てきているんじゃないかな?

 

私はそう考えています。

 

というわけで、今回は、「否定されたと感じて落ち込んだ時の対処法」でした!

参考にしてみてください~。

 

それでは!!

 

土出麻美つちでまみでした!!

またね!!

 

 

 

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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