夢を現実にしたい?現実になることは夢じゃなくなるってこと
あなたはかなえたい夢はありますか?その夢を現実にしたいって思っていますか?
小学生の娘が将来の夢を語っていたんです。それが、「ユーチューバーになりたい」だったんですよね。なので、「ユーチューバーになるだけやったら今すぐなれるんじゃない?」って言っていたんですよ。そう伝えたときは「ポカン」とした感じだったんですが。
そんなやりとりが何回かあったのですが、つい先日、語る夢が変わったんですね。将来の夢が変わったのかと思って聞いてみたら、そうじゃなかったんですね。「ユーチューバーにはなるから。」って。娘の中でそれが夢じゃなくて現実にできることに変わったんだなぁと思ったんです。
あなたの夢はどうですか?
この記事の目次
夢はかなえられないから「夢」?
将来の夢、これからの夢、あなたには夢がありますか?それはすぐに現実にできそうですか?
人が「夢」を語るとき、その内容はだいたいが「現実にできそうもないこと」だと思います。現実にできることは「夢」じゃなくて「これからすること」なんですよね。無理だと思っていることとかすごく難しいと思っていることは「夢」って言うんですね。
小学生の将来の夢
小学生の娘と将来の夢について話していたんですよ。家で私にははっきり言わなかったんですが、どうも学校で「ユーチューバーになりたい」って言ったみたいなんですね。それで、先生が「ユーチューバーになったら動画見る」って言ってくれたのがうれしかったらしくて家に帰って教えてくれたんです。
最近の小学生の将来の夢の第3位がユーチューバーらしいですね。うちの娘もしっかり流行に乗っているようです。
ですが、私は思うのですが、YouTubeって素人でも動画投稿できるものだから、「ユーチューバーになる」だけならだれでもなれると思うんですよね。「人気ユーチューバー」は難しいのかもしれないけれど。
なので、「ユーチューバーになるだけやったら明日でもなれるんじゃない?動画撮って投稿したら。」って言ったんですよ。まだ1年生の娘は「意味が分からない」という感じでポカンってしていたんですけどね。
すぐにユーチューバーになれる?
その後も娘本人はあまりわかっていないようで「すぐになれるやん」みたいなやりとりがあったんですね。行事の時にビデオをとったりするので、ビデオカメラを見せて、「これで撮って編集して投稿するだけやで。やりたかったら編集はしたろぅ。」とか言っていたんです。
そうするとだんだん現実味が出てきたのか、動画の実況を真似するようにナレーションみたいなことを言うようになっていきました。
そんなある日、「夢が変わった」って言いだしたんですよ。だから、やっぱり「ユーチューバーになる」はやめたのかなと思って聞いたら違っていたんです。「ユーチューバーにはなるから…」って。
新しく語った夢の中には人気ユーチューバーを超えたいというのもあって。あぁ、この子の中で、「ユーチューバーになりたい」という夢が「ユーチューバーになる」という現実に変わったんだなって思ったんです。だから、夢じゃなくなったんですね。(編集頑張らないとな…私。)
こんなにもはっきりと認識が変わることがすごいなって思いました。
これからすることって「夢」って言わない
これからするつもりのこととかもうすることが決まっていることって「夢」って言わないんですね、人って。確かに。言わないですよね。「予定」とか「目標」とか言いますね。もう決まっていることとかだったら予定とさえ思わないぐらい、絶対に起こることっていう感じです。
よく、自己啓発のところで聞くような「夢じゃなくて絶対に起きる、当たり前の未来として考えてそれが起こるつもりで行動しろ」っていうのはこのことなんですよね。うどんを食べる目的でイタリア料理の店に行くな、みたいな話、聞きますよね。
そもそも「夢」って思っていることがそれが「起こらないこと」という認識なのだとしたら、「夢」と思うことが現実にすることの邪魔しているのかもしれません。そんな風に思えてきませんか?
夢をかなえるには「夢」という殻から出さないといけない
つまり、まとめて言うと、多くの人が願う「夢を現実にしたい」という思いを本当に現実化させるためには、かなえたい出来事を「夢」という殻から出さないといけないってことなんですね。
「こうしたいな」「こうするのが夢だな」から現実にうつしていかないといけないってこと。絵が描きたければ紙と鉛筆や絵の具のような書くものを用意するように。すぐに現実にすることが難しいこともあると思うんです。それを無理にしないといけないってことじゃなくて、具体的に現実としてそんな風にするのかっていうイメージをつかんだり、実感として「こういうことがいるんだな」って知ることが大切だと思うんです。
「こうしたい」の夢ってふわふわしてて現実としてつかめていないことって意外と多くないですか?だって現実としてイメージできないし、「無理だ」って思っているから「夢」って言っちゃっているところあると思うんですよ。
「無理だなんて思ってないよ」って人はきっとどんどん夢を現実にしてしまっている人だと思うんです。だから「夢を現実にしたい」なんて思っていないんじゃないかな?だって現実にできているんだから。「したい」じゃなくて「する」って言う認識なんだろうと思います。あなたはどうですか?
あこがれているだけの「夢」じゃなくて「これからかなえる未来」を
「こうしたいな」とか「ああなりたいな」って言う希望とかはどんどん出てくると思うんですよ。それをただ「こうなりたい(でも無理)」な夢として認識するんじゃなくて、「実際に起こるかもしれない未来」とか、「これからかなえていく未来」としてとらえていくことって大切です。
よく引き寄せとかで言われていることも、そういうことだと思うんです。「これから起こること」として認識していないと、実際にそれがかなえられるかもしれないようなチャンスが訪れたときにそのチャンスをつかめないと思うんです。
だって「無理だと思っていた」ってことはそのつもりなかったってことになってしまうから。そのつもりでいないと分からないでしょ?そのつもりでいればできたかもしれないこともそのつもりでいないとできなかったりする。そういうもんですよね。
だから、「夢」じゃなくて「これからかなえる未来」として現実的に捉えておくことってとても大切なんです。
あなたの夢はどんな夢?
あなたにはかなえたい夢がありますか?それはどんな夢ですか?現実にできそう?
「夢」って思っていることでも、実は、やろうと思えばすぐにでもできることって意外とあったりするんですよ。大きな夢じゃなくても、ほんのちいさな簡単なことでやりたいこととかありますか?そういう、小さなことでも良いからすぐできることを実行してみてください。
小さなことでも大きなことでも、「やりたい」って思っていることを現実にすることって大切なんです。なぜかという理由は潜在意識にあります。
潜在意識って物事の大きい小さいがない
潜在意識って「物事の大きい・小さい」や「過去・現在・未来」とかってないんですよ。ものの善悪もない。
あなたがやりたいと思っていることをかなえたなら「やりたいことをかなえた」が潜在意識に入るわけです。だから、ほんの小さな簡単なことでも「やりたいな」って思ったことを実行したなら、やりたいことを実現させていくイメージが入っていきやすいので、今まで「無理だ」と思っていたことも「できるかもしれない」というイメージに変えていくことができるとおもうんです。
他人から見たら簡単にすぐにでもできるようなことに思えるようなことでも、あなたにとっては難しく感じることもきっとあると思うんですよ。それって「無理だ」ってイメージが強くあり過ぎて行動に移すことが難しくなってたりするんですね。
だから、あなた自身が「これなら簡単にできるな」って思うことから少しずつ、やりたいことをかなえることを重ねていって、「無理だ」と思っていることも「できるかもしれない」に変えていってもらえればと思うんです。
それが現実にしていく近道になると思うから。
ぜひ、「かなえたい夢」を現実にしていってくださいね。
土出麻美(つちでまみ)