悩みや迷いを捨てて花を咲かせる!悩まない生き方
みなさんこんにちは。土出麻美です。
庭のバラを手入れしていて、ふと、「バラって人の心とか気持ちと似てるなぁ…」そう思ってこの記事を書くことにしました。
バラと人の心のどこが似ているのかとその花の咲かせ方についてお話したいと思います。
バラの花を咲かせるって難しい?
まず最初に、私がバラを育てはじめたきっかけについてお話したいと思います。
あなたは誕生花って聞いたことありますか?
365日、それぞれの日ごとに花が決められていて、ちょうど自分の誕生日にあたっている花が自分の誕生日の花。
この誕生花の由来は、ギリシア・ローマの時代にさかのぼるとか。
誕生花の由来はギリシア・ローマの神話時代にさかのぼります。
その頃、花や木々は神秘的な力や神からのメッセージを宿すものと考えられていたそうです。
ギリシア・ローマの人達は、日々を司る神がいると信じていました。その神と花を結び合わせて暦にしたのが誕生花です。引用:365日の誕生花・花言葉
誕生花とは文献によっていろいろ違うこともあるのですが、私の誕生花がバラになっているものがあったのです。そもそも誕生月である6月もバラであることが多くて。
それで親近感を感じて、バラを育てるようになったのです。
あなたは、バラにどんな印象を持っていますか?
私は、実はもともとバラってあまり好きではなかったんです。トゲとかあって高級感あってなんか気に食わないって思っていて。
その癖に、とても単純な私は自分の誕生花がバラだと知ったとたんに、なんだか自分が高級感あると言われたような気分になったのです。
そう思うと、なんだかうれしくなって、すっかり好きになって育てるようになったのです(笑)
そんな高級感ある印象の(?)バラの花。バラの花って育てるの難しい印象ありませんか?
確かに、手入れは絶対に必要です。何もしないで放置していると花は咲きません。
でも、趣味で花を咲かせるぐらいなら、意外にそんなに難しくないんです。
病気がつきやすいので病気になっている葉っぱを取って、あとは肥料をあげてたら咲きます。けっこう生命力強いんですよね。
品評会に出すとか、もっとこだわって育てるにはもっと手入れがいると思うのですが。
雨が降ったりすると泥が跳ねて土の中のバイ菌がついてしまってそこから病気になりやすい。
なので、病気になった葉っぱは早く取り除く必要があります。取り除かなかったら病気がどんどん広がって
葉っぱが全部落ちてしまう。
枝だけが残って、花が咲かなくなってしまいます。
バラと人の心が似てると思った理由
冒頭で、「バラって人の心とか気持ちと似てるなぁ…」と思ったと冒頭に書きました。
どこが人の心と似ているの?思われたかもしれません。
どこが似てると思ったか、それは、人の心も小さなきっかけで悩みが始まって、それが広がっていったりするところです。
人の心も、ふっと誰かが言った反対意見とか、自分の考えとは違う必要のないかもしれない考え方(いわば泥)
そういうのがきっかけになってそこから悩みが始まって(ばい菌が入って)影響が出てきてしまうでしょ?
そんな悩みのタネ(バラで言えば病気の部分)を「これは私はいらない」って取り除いてしまったらいいんだけど、見ないふりして我慢してたら気がつかない間に広がって、元気だったはずの葉っぱまで全部落ちちゃう。
そうなってしまうと、どんなに頑張っていても、「しんどい」「苦しい」そんな思いをしているだけでなかなか花が咲かない。
葉っぱが全部落ちて、枝だけになって、でも頑張ってる。
そんな風になっちゃうことあると思いませんか?
私も結構人の影響を受けやすいタイプなので、「この人はこう言うし、あの人はこう言うし、自分はこうとも思うけど…」っていろいろ考えてしまうんです。
そうやっていろいろ考えていると、だんだん自分が本当はどう思っていたのかがわからなくなって
自分がどうしたいのかがわからなくなってしまって…。
いろいろ考えてしんどくなって、なんかとりあえず頑張って…。
気付いたらめちゃくちゃストレスためてしまってたなんてことがよくありました。
もう、そうなったら、イライラして子どもにあたっちゃったり、なんかめまいしてきたり…
昔から、疲れやストレスがたまるとよくめまいが起こるんですよね。
左耳が聞こえないからかもしれないんですが…。バラの状態で言えば、まさに、枝だけになってる状態みたいです。
枝だけにならずに花を咲かせられるように
それでもですね、病気になってしまったバラの花も、病気の部分の葉っぱを取り除いてしまえば、もう一度花を咲かせられます。
ちゃんと肥料を上げるんです。
バラの花は、病気の部分を落として、しっかり肥料をあげていれば、次の花の昨シーズンに、また花を咲かせてくれるんです。
バラも人の心も同じで、いらない部分は捨てて、肥料(栄養)を与える必要があるんです。
肥料、つまり、心の栄養があればまた、バラと同じように新しい葉っぱも出るし、花も咲くんです。
もっとたくさんの新しい枝が出てきて葉っぱがもっと増えてもっとたくさんの新しい花が咲く。
だから、バラのように、人も、いらない考え方はいらないって捨ててしまって、自分に必要なことをしたら良いんです。
自分のしたいことをしたり、自分が元気になれるような自分に合った考え方を吸収していたら良い。
それが心の栄養になって、新しい枝がもっと出てきて、新しい葉っぱも増えて、それまでよりももっとたくさんの花が咲くんです 。
いらない考えを捨てることは難しい?
バラの病気になっている葉っぱをちぎって捨てるのは簡単だけど、自分の中のいらない考えを捨てるのはちょっと勇気がいります。
バラの葉っぱをちぎることは、自分は痛くないけど、自分の中にあるものをちぎることは、こわいかもしれないし、ちょっと痛いかもしれない。
でも、そのままにしてたら元気な葉っぱも全部落ちちゃうから。
勇気を出して、自分に合わない考え方や、自分がしんどくなるような意見は切り離していきたいですね。
自分に合った考え方、自分の思うことを実行していって、たくさん花を咲かせましょう 。
そうやって自分の心に栄養をあげてたら、どんどん枝も葉っぱも増えて、どんどん強くなれます。
ちなみに。今もしもどうしてもちぎることができずに、葉っぱが全部落ちてしまったとしても大丈夫なんです。
バラの花は、実は、葉っぱが全部落ちて枝だけになってしまっても、栄養をたくさん吸収したら、春になったらまたあたらしい枝と葉っぱが出てきて花が咲くのです。
バラが枝だけになってしまうのは、病気の部分を落としていたんですね。だから、肥料があれば復活するんです。
人の心もそれと同じ。
今、ちぎることができなくても、いつからでも必ず復活できる。
いつからだって花は咲かせられるのです。
そんな強さを本当は持ってる。だから、自分に合わない考え方や、あなたを悩ませる価値観は、ちょうど良いタイミングで捨ててしまって、悩まない生き方を手に入れていってください。