「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

ただ業務をこなすだけのようで人の感動を呼んでることもあるよ

 
この記事を書いている人 - WRITER -
「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
詳しいプロフィールはこちら

社会人になっていても、アルバイトやパートでも、多くの人が毎日働いていることだと思います。そうやって仕事しているときに、毎日やりがいをもって働いている人もいるし、ただ、「お金がいるから」とやりがいとかはないけど働いている人もいるでしょう。

 

もしも、あなたが「お金のため」と思って特にやりがいを感じずに毎日ただ業務をこなしているだけだったとします。ただ、淡々と業務をこなしているつもりだったけれど、実はあなたのその業務をしていることで、誰かが感動したり喜んでいるとしたら、あなたの毎日のその業務への想いはどうなりますか?いつもよりも少し、やりがいを感じられるようになったり、いきいきとしたものに変わると思いますか?

 

きっと、「誰かが喜んでくれた」とかがわかればうれしくなると思うんですよね。人って、自分がしたことで誰かが喜んでくれたら「うれしい」って感じるものだから。

 

誰かが喜んでくれていることは自分の喜びにつながるから、無気力に思える業務が楽しく変わるかも?

自分がしたことで誰かが喜んでいてくれたら、人ってうれしく感じるものなんですよね。だから、もしもただ、淡々と業務をこなしているだけだったとしても、誰かが喜んでくれたことを知れば、その仕事ってずっとやりがいが出るんじゃないかなって思うんです。

 

「でも、今まで仕事してきてそんな風に誰かに喜んでもらったことってないし。」そう思うかもしれませんよね。でも、自分では気がつかない、意外なところで誰かを感動させているかもしれませんよ。

 

勤務先でのこと

私(筆者)は最近、ホームセンターにパートに行っているんですよ。そこでのことなんです。

 

いわゆる「常連さん」、つまりよく来てくれているお客さんがいるのですが、その中でもスタッフの間で「常連さん」と言われている人がいるのですよね。その、スタッフの間で「常連さん」と呼ばれている人って、店長のことを見かけると、「店長!」って呼びかけて、手をふったりされているんですよね。だから、私はスタッフの間で「常連さん」と呼ばれているお客さんは(年配の男性がほとんどなんですが)店長のファンだと思っているんです。

 

ただよく来てくれているお客さんなら、ほかにも毎日のように来てくれている人とかいてるんですよね。その中でも、店長に会えるのがうれしくて来ている人だから店長のファンだと思うんですよね~。

 

この間も、少し難しいことを質問されたので、「確認しますね。」って答えたら、「あぁ、確認して。店長は?」と言われたので、「今日はお休みなんですよ~。」って答えたら、「あぁあぁー!!休みかぁ~。昨日来れば良かった~!!」ってすごく残念そうに。ね?ファンって感じでしょ?だから私はあのお客さんは店長のファンだと思っています。(まぁ、そのお客さんって、おじいちゃんなんですけどね。それでもきっと、そんな風に言ってくれている人がいたらうれしいですよね。)

 

小売店でファンがいるってすごくない?

そんな感じで、店長にはファンがいると思っているのですが、こういう、ホームセンターみたいな大型小売店でファンができるってすごいと思いませんか?こういうところって、そんなに長い時間お客さんと接点を持つことってそんなにないんですよね。

 

「○○はどこにありますか?」とかいう質問をされることが多くて、その売り場まで案内したり、探し物を一緒に探したりすることはあるけれど、そんなに長い時間じゃないんですよ。だから、ファンになるとしたら相当親切やったか、相当良い案内できたとか、なわけです。

 

おそらく、店長本人は普通に業務として接客したんじゃないかなって思うんですよね。それでもあの客さんたちをすごく喜ばせることができた。あのお客さんたちが自分に会いたいな、と思っているとは思っていないでしょうね。ただの業務のつもりがとても喜んでもらえてたってことだと思うんですよ。

 

実際のところどうかって?

まぁ、そんなことを言っている私も、実はここで働きだす前にただのお客さんとして今の店長に接客をしてもらったことがあります。多分店長本人は覚えていないだろうけれど。たぶん、いろいろややこしいことを聞こうとしていたから、店長が呼ばれたんだと思うんですけどね(笑)

 

その時なんですが、いろいろ聞いてみたりしたんです。でも確かに、「めっちゃ良い人や」と思って感動した。さすがに、ファンにまではならなかったし、「また会いたい」とか思うほどではなかったけれど。でも、好印象は残って覚えていたので、パートの面接の時に(あぁ、この人やったわ)って思いました。

 

短い時間で好印象残せるってすごいこと。でも、意外とどの人もなんとなく業務をこなしているだけのつもりでも、そうやってほかの人を喜ばせたりしていることって結構あるんじゃないかなって思っています。そうやって人と人との関わりがあるから、いろんなところに喜びって溢れているんだと思うんですよね。

 

そういうのって自分ではなかなかわからない

そういう風に、自分がしたことでほかの人がすごく喜んでくれたことって、意外と自分ではわかっていないもので、感動が伝わらないから淡々としたものに感じられたり、なんだか退屈に思えたりしていることが多くあると思うのですよ。それがもしも、もっと喜んでくれたことがわかるようならずっといろんなことが楽しくなるのにね。

 

私も前述したような「めっちゃ良い人やって感動した」とか店長自身に伝えたりしたら喜ぶんだろうなぁ。そんなこと言ったことがないので。でも、やっぱりそういうのってあえて言うことってなかなかしないんですよね。もっと全体的にそういうのを伝えるような習慣になったら良いのにね。

 

知らないうちにきっとあなたも

とまぁ、私が今働いている先の話を例に出させてもらったのですが、こういうことってここだけの特別な話じゃなくって、意外とよくある話だと思うんですよね。

 

ただ何となく業務をこなしているだけのつもりだったけれど、誰かがすごく喜んでくれていたとか、本当はいやいやしていたことだったけれど、思いがけずものすごく誰かを感動させていたり、誰かを幸せにすることができていたり。

 

ただ淡々と業務をこなしているだけだと思っていても、それが自分のわからないところで誰かがとても喜んでくれているかもしれないって思ったらなんだか少し、嬉しくなりませんか?

 

どの仕事も、本当は誰かが必要としているから発生しておるものだから、実は絶対に誰かの役にたっているんですよね。だから、必ず誰かの幸せにつながっているんです。「自分の仕事は誰の役にもたっていない」なんてことはないんですよ。働いていたらピンとこないことも多くあるのかもしれないけれど、絶対に誰かの役にたっているんですよね。だから、私はどの仕事も素晴らしいと思っているんです。

 

どの仕事も誰かの役にたっているのは基本なんだけど、それだけでなく、あなたのしたこと、ほんのちょっとしたことだと思っていたことで誰かがすごく喜んでくれていたなら、とっても嬉しいですよね。

 

きっと、あなたも、何気なくした業務とかで誰かをとても喜ばせたりしているのだと思いますよ。

 

土出麻美(つちでまみ)

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© クリエイト マイ ライフ|土出麻美-公式サイト , 2024 All Rights Reserved.