一人でいるのが気楽で好き。なのに一人が寂しいあなたに
あなたは一人でいるのが好きですか?寂しくなってしまうから苦手ですか?
私は、一人でいる方が結構好きなタイプです。理由はやっぱり気楽だから。それと、一人で自分と向き合ったり、いろいろ考えたりしている時間が好きなんですよね。
だから、一日のうちにに一人で静かなところにいる時間が私には必要だなって思っています。
静かで一人でいる時間、なんだか自分に帰れるって言う感じがするというか…。ホッとするなぁって思います。
そんな私ですが、今は一人でいて寂しいって思うことはずいぶん減ったけれど、昔は結構一人でいることが怖いと感じたり、寂しい…というか、もうむしろ、孤独感みたいなものを感じていたこともあります。
だから、今、本当は一人でいる方が気楽なのに、一人だと寂しくて孤独感や不安感を感じてしまうあなたに伝えたいなぁと思ってこの記事を書くことにしました。
この記事の目次
他の人といるとなんだか疲れちゃうから一人でいるのが好き。でも、一人だと寂しくなってしまうあなたに伝えたいこと。
「一人でいる方が気楽」って感じているタイプの人って結構多いと思うんですよ。
なんだか、小学生の頃とか学校で「一人でいることは寂しいこと」「みんなでいるのが楽しいこと」って植え付けられていたような感じがするんですが、実は結構一人って気楽ですよね。
インターネットとかでは一人でいることって「ぼっち」とか言ってネガティブな表現されたりするけど、ぶっちゃけ、効率良いこともいっぱいある。
自由だし、他の人に気を使うこともない。誰も文句をいう人もいない。もちろん、誰か他の人といて、いっしょに遊んだり話したりすることも楽しいことたくさんあるけれど、一人は一人で良いことある。
だけど、なんだろう…。なぜだかすごい孤独感を感じたり、不安感を感じたりすることもあるんですよね。
寂しい理由って何だろう…?
一人でいる方が気楽で、本当は好きなはずなのに、寂しくなったり、すごい孤独感を感じたりするのってなんでだろう…?そんな風に思ったことってありませんか?
私自身が孤独感を感じていたころは、孤独感が強すぎて「何でだろう」ってところまで考えることはできなかったんですが、ただ漠然と何か他の所に解決策があると思っていました。
ていうのが、誰か特定の、これまでに会ったことのないようなものすごい気の合う友達がずっとそばにいてくれるとか、彼氏ができるとか、結婚すればとか、子どもができれば…とか。
そんな、環境によって解決されると思っていて、それがないから孤独なんだって思っていました。環境が変われば…。って。
孤独感から解放される環境って…
孤独感から解放される環境って言うのはなかなかそろわなくて、たとえば友達といても、なんだか寂しさを感じることもあったし、彼氏ができたとしても、一人でいる時はやっぱり寂しいって思うことがあった。
もちろん、彼氏とかいないときよりはましだったかもしれない。それでも満たされる感じはなくて…。逆に、その頃はまだ、自分は一人でいる方が気楽だなってことにも気がついていませんでした。
だから、頑張って人に合わせてでも、人といる方が良いって思ってたんです。
結婚しても、子どもができても…
結局、結婚してもそういった寂しさはいくらかはましになったとしてもなくなることはなく、不安感とか孤独感は残ったままでした。
そして、子どもができてからは、不思議なもので、子どもができてひとりぼっちではなくなったはずなのに、命がけで私のことを必要としている赤ちゃんがいるっていうのに、なぜか孤独感は増していました。
誰か、この不安とか孤独感から助けてほしい…みたいな、ね。
だから結構ずっと孤独感とか不安感とかを抱えていたんですね。でも、徐々に自分って一人でいる方が気楽で好きなんだなって言うことには気づいてきていたんです。
それでも、やっぱりなんだか不安に思えたり、寂しく思えたり…なんだかぐちゃぐちゃな感じで過ごしていました。私ってどっちなんだろって。
寂しさ、孤独感の原因は自己に対する不足感だった
そんな不安感を感じながら生活していたんですが、結局、私の場合、原因はここにあったようです。その原因とは、自分に対する不足感。
「自分ってこうだからいけない」とか「ここが足りてない」とか。自分を否定的に捉えていた部分が私に寂しさとか孤独感を感じさせていたんですね。
だから、「私、こんなんやけど、まぁこのままで良いやん」とか、「こういうダメな部分があるけど、このダメな部分があるから私らしい。このままの私がちょうど良いんだ。」って言うように捉えることができるようになってずいぶんと変わっていきました。
結局、そのままの自分を肯定することが自分自身を満たすことにつながって、それが孤独感から解放されることになったんですね、原因は環境じゃなかった。
いや、もちろん多少は環境も関係していると思うんですよ。でも、それって結構ちょっとだけで、実は自分が自分自身を肯定することが一番重要なポイントだったってこと。
あなたの寂しさの原因って?
あなたが良く感じている寂しさの原因って何でしょう?環境?それとも?
一人でいるのが気楽で、一人でいるのが好きなあなた。そう、一人で行動するのって自分の自由にできるし、結構良いんですよね。でも、寂しくなっちゃう…。
その寂しくなっちゃうのの根本的な原因、あなたはもしかして、あなた自身について「ここがダメだから私はダメだ」とか「私はここを変えないといけない」っていう風に考えているってこと、ないですか?
今の自分じゃダメって思っているから、今の自分では不足だって思っているから、寂しさを感じているのかも?
もしもそうなら、あなたはそのままで良いって、あなたのことを信じることができたら変わるのかも。あなたは良い部分もダメな部分もあるかもしれない。でも、そのすべてを含めてそのままが全部良いんだってこと。
そのままのあなたを信じること
あなたには「良い部分」ってされる部分と「悪い部分」ってされる部分があると思うのですが、実際は良いも悪いもありません。
あなたもどこかで聞いたことあると思うのですが、ものごとには良いと思われる部分も悪いと思われる部分もどちらも裏表にあって、一緒に存在しているんです。
環境や誰かの価値観によってそれを良いか悪いかが判定されているだけ。なので、実際はただそれがあるだけで「良い」「悪い」は存在しないんですね。
あなたが「悪い」と思っている部分はあなたが「悪い」と思っているだけで実際に悪いとは限らない。
でも、「私は悪いと思う!」というならそれでも良いんです。でも、「悪い部分もある自分」にOKを出して、「こんな私も良い」って認めることが大切なんですね。
そうすることであなたから見える世界が変わっていくんです。「これも良い」っていう世界になっていく。
最初はうまくそう思えなくて、「こんな私ダメだ!!」って思ってしまうかもしれないんですけどね。
そんなときは、「いや、こんな私も良い。ダメな私も悪くない。」って思ってみて。
「こんな部分もあるけど、これだから私で、こんな私だからかわいいの!」って思ってみてください。
それだけで変わってくる。
結局、自分を満たすことができるのは自分自身で、そこが一番重要なポイントなんです。
他の人がいてくれるからとか、他の人が認めてくれたからっていうのは一時的なもので、あなた自身があなたにOKを出すことが一番、自然と変わっていける方法なんです。
変わろうとする必要なんてないんですよ。今の自分のままで良いって認められるだけで変わってくるから。
もしも、「寂しい」って感じて来たら
もしも、「寂しい」って感じてきたなら、そのまま、「あぁ、私、寂しいって思ってる。寂しがり屋の私、可愛いな」みたいな感じで、寂しがっているあなたにOKを出してくださいね。
「私、寂しいって思ってる!!自分のこと認めてないんだ!!」とか考えないでくださいね。自分を責めることが一番、自分自身を傷つけるから。
もしも寂しかったら、寂しがっているあなた自身を抱きしめるようなイメージをしてみてください。寂しがっているあなた自身は子どもの頃のあなたの姿でも良いし、今のあなたの姿でも良いと思います。
自分で自分を抱きしめて、自分で自分を癒す…みたいな。
もちろん、誰かに頼っても良いんですよ。その時に「この人に電話したい」ってひらめいたりとか「あの人に連絡とりたい」って思ったりしたら連絡してみたら良いと思います。感覚に従ってみて。
それでもつながらないときもありますよね。すぐに返事来ない…とか。もしもすぐに返事が来なかったとしたらやっぱり自分と向き合うための時間なんだなって思ってあなた自身と向き合ってみてください。
でもやっぱり一番は
でも、やっぱり一番は、あなたが「自分てダメだ!!」って責めていないことです。
良い部分も悪い部分も、不安や後悔も…それも今のあなたを作っている大事な要素だから、それを認めて受け入れてみてください。
不安や後悔はずっと抱えておく必要はなくて手放していけば良いことなんですが、手放せずにもっていたとしても、それはそれで良いって認めちゃうんですよ。
時が来れば自然と手放せるようになっていきますから、とにかくそのままで大丈夫。あなたは今のあなたのままで良いんです。
きっと、いつの間にかほとんど寂しさとか不安を感じなくなっていってますから。
試してみてくださいね。
土出麻美(つちでまみ)
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