2017/06/08

職場の人間関係のストレスを解放してやりがいを見つける方法

 

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小学生2人を子育て中の主婦です。
マイペース。
いろいろ考えたり自分なりに細かく分析してみようとしたり、妄想したりすることが好き。

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今回は「職場の人間関係のストレスを解放してやりがいを見つける方法」というテーマでお話をしたいと思います。

 

職場の人間関係で悩むことってありませんか?

仕事先に苦手な人がいて、本当は関わりたくないけど、仕事だからそういうわけにはいかない。
だけどしんどい。

仕事以外の場面でもそのことを思い出してしまって、ついイライラしてしまったり。
「人間関係さえなければ仕事は楽しいのに…」と思ったりすること、ありますよね。

そのイライラした状態がストレスを感じている状態です。
こういったストレスがたまっていくと、体にも異常が出ることもあります。
高血圧や、胃潰瘍、心疾患、自立神経失調症などです。

そういったことが原因でめまいが起きたり、冷や汗をかいたり、夜に眠れなくなってしまったり。

そんな毎日、イヤですよね。

そういった不快な症状が出始める前に対策をしておくことが大切です。

 

こういったストレスの原因となるイライラはなぜ起こるのだと思いますか?

それは、あなたの潜在意識の中にある情報が深くかかわっているのです。

自分ではコントロールできない潜在意識。それを理解することで、ストレスをためることなく生活ができるようになります。

どういうことかというと、あなたの中から出てくるイライラに振り回されることなく、うまく乗りこなすことができるようになるので、イライラから解放されて、ストレスのない生活へと変えていくことができるようになるのです。

 

今回は、自分の潜在意識を理解して、自分の感情と向き合うことで、人間関係から感じるストレスをうまく解放して、やりがいを感じながら仕事をしていく方法について紹介していきます

 

1. 潜在意識とは

あなたの潜在意識を理解するためにも、まずは潜在意識とは何なのかについて紹介したいと思います。

 

 

1-1. 潜在意識と顕在意識

私たちの意識には潜在意識(せんざいいしき)と顕在意識(けんざいいしき)があります。

 

潜在意識は私たちがコントロールできない意識で、「無意識」とも言います。
顕在意識はコントロールできる意識で、普段、物事を考えている意識です。

意識全体の中で、この二つの意識のそれぞれの割合はどのくらいだと思いますか?
普段いろいろ考えているから顕在意識の方が多そう?
実は、意識の中で、普段いろいろ考えている顕在意識の割合は約1割しかないんです。残りの約9割は潜在意識、つまりコントロールできない無意識なんですね。

ビックリしますよね。

私たちは自分の意識の1割しかコントロールできていないんです。私たちが普段理解して、コントロールできているのはたったの1割だけ。
だから、残りの9割である潜在意識を理解していくことはとても有効であり、重要なんですね。

 

1-2. 潜在意識ってどんなの?

意識の9割を占める潜在意識。コントロールできない、と言われてもピンと来ないですよね。
ですので、コントロールできない潜在意識の存在を感じてみましょう。

 

今から言うものを想像しないでくださいね

「梅干しのおにぎり」「ほかほかのご飯」「すっぱいレモン」

どうでしょう?
想像しないことができましたか?

普通の日本人であれば、想像してしまって口の中に唾液が出てきてしまっているのではないでしょうか?

こんな風に、自分では「想像しない!」と思っていても勝手に想像してしまって自然と唾液が出てきてしまう、これが潜在意識です。
なぜ、こうなるのかというと、あなたの潜在意識の中に「梅干し」の情報があるから。自然とイメージして、自然と体が反応して唾液が出てきてしまう、というわけです。

どんなに顕在意識で「想像しない!」と思っていても、9割の潜在意識の力には勝てないんですね。

そんな潜在意識の中には生まれたときから持っている本能も含めて、これまで生きてきた中で書きこまれた大量の情報が入っているのです。

 

2. イライラを解消する

まずは、現在進行形で感じているイライラを解放していく方法についてです。

 

イライラしたり、不安な気持ちになったり、そういった気分の時って、ほかのことが考えられなくなってしまったり、調子の良い時ならできることがうまくできなくて、失敗してしまったりします。

普通の時ならなんとも思わないようなことにまで、イライラしてしまって、どんどん不機嫌な時間を増やしてしまうことになったり。

なので、そういった気分はできるだけ早く気分転換をして、違う気分に変えていきたいですよね。では、どうやって気分転換をしてイライラを解放していくのかについてご紹介していきたいと思います。

 

2-1.イライラしている時の対処法①呼吸を整える

 

まず、イライラした時ですが、その瞬間グッと我慢しますよね。

大人ですし、社会人ですから、怒りを感じてもいきなり殴りかかったりなんてことはしません。

怒りだけじゃなくて、悲しい気持ちなんかもそうですね。仕事の場で大声を上げて泣くわけにもいかないので我慢します。(まれにその感情に任せて行動してしまう人もいますが…)

怒りや悲しみといった感情は、エネルギーですのでその時我慢してもフツフツと自分の中にある訳です。

 

そのエネルギーを自分の中にためておくことは良くありません。

その爆発的なエネルギーを抑えるために別のエネルギーが必要になり、その疲労感からストレスをためていってしまう結果へとつながり、心身共に様々な不快症状へとつながっていってしまうからです。

カッとなった時(エネルギーが発生した時)はとりあえず、興奮を抑えて落ち着くことが大切なので、落ち着くために深い呼吸(深呼吸)をします。
口からゆっくりと息を吐いて、鼻から吸い込みます。そしてまた、口からゆっくりと吐きます。
この深い呼吸はヒプノセラピーを開始する際にも最初に行う、リラックスへと導く呼吸法です。
ヒプノセラピーとは、心理療法の一つでもあり、セラピストの誘導で深いリラックス状態へと導き、潜在意識の深い部分にアプローチをしていくセラピーです。

身体に入った力を抜いて、リラックスしていくには深い呼吸が欠かせません。

人は、興奮しているときは必ず呼吸が浅くなっていますので、ゆっくり深い呼吸を意識して行うことで少しだけ興奮が収まってきます

2-2.イライラしているときの対処法②イライラの原因は何か知る

 

深い呼吸をすることで少し興奮が収まってきたら、イライラを解放していきましょう。

イライラしたエネルギーや、落ち込んだ時のエネルギーを解放する方法は2つあります。
一つはエネルギーを使ってしまって発散してしまう方法、そしてもう一つは納得して中和してしまう方法です。両方しても良いでしょう。

発散する方法というのは、その名の通り、エネルギーを使い切ってしまいます。
イライラした原因を紙に書いて破って捨てる、トイレに向かって「ばかやろー!」と叫んで流す、イライラした原因をイメージして思いっきり殴る(イメージを殴るのであって相手の人を殴るのではありませんよ。)などです。
「ちょっと怖い」と思ってしまうかもしれませんが、エネルギーをためてしまうのが良くありませんので、「エネルギーを解放するためだ!」と割り切ってスッキリさせてしまいましょう。

次は、納得して中和してしまう方法について紹介します。
それはどうするかというと、「なぜ自分はイライラしたのか」「自分はどうなるのが良かったのか」を客観視することです。
人は自分の気持ちが本当はどうだったのかを客観的に知ることで自然と怒りがおさまってきたりすることがあります。自身で納得ができると落ち着いてきて、さらに冷静に捉えていくことができるようになっていきます。

ですので、最初は意識的にイライラしている原因が何かを、冷静、かつ客観的に捉えるようにします。

例えば、「朝挨拶をされたけど挨拶が返ってこなかった(無視された)」だとしたら、「挨拶が返ってこなくて自分はイヤな気分になった。つまりきちんと挨拶を返してほしかった。」という具合にです。

この原因を考える時に意識してもらいたいのが、「○○さんは、挨拶されたら挨拶を返すべきなのに返さなかった」という風に、主語が相手になるようにではなく、自分が主語になるように捉えてみます。「私は、挨拶を返してほしかった」という風にするのです。
相手を主語にしている時、「○○すべきだ」となりますよね。それってどういうことだかわかりますか?

「××(さん)は○○すべき」という、相手が主語の場合は「その人が自分の思う通りにするべきだった」という思いがその中にあります。
つまり、相手が主語になる状態でとらえているとき、その人が自分の思い通りに動かなかったことに腹を立てていることになるのです

自分以外の意思をもつ人間を自分の思い通りに動かす、なんてことは、はっきり言って不可能なんですよね。ですので、相手を主語にして捉えることをやめて、自分がどう思っているのかを自覚する必要があるんです。

自分を主語にして、自分がどう感じたを客観的に捉えることで、自分の気持ちが自分の中で明確になります。自分が相手にどうして欲しかったか、もしくは、どうなるのが良かったのか、に気がついて、全てが自分の思い通りになる訳ではないことを頭に入れながら、自分の思い通りにならなかった現実を理解します。
自分の気持ちがわかることで興奮も収まりやすくなって、気分転換がしやすくなります。また、「どうすれば自分も納得できるようにできたのか」を冷静に考えられるようになるので、その問題の次への解決策を自分で見つけられる可能性へと広がっていきます。
次の展開を考えていくことができる、という点で、私は前者のエネルギーを発散した後にも後者の考え方を取り入れることをお勧めします。

 

2-3.状況を客観的に捉える

 

イライラしていることが起きて、上記に紹介したようなイライラを解消する方法をした後に、してほしいのが状況を客観的に捉えることです。

起きたことをまるで、ほかの人の話のように、自分の感情を加えずに状況だけを把握してみます。
先の挨拶の話であれば、挨拶されなかった時の状況を思い出してみます。

相手が急いでいたとか、周りが騒がしかったかとか。

そうすると、別の視点が見えてきます。

本当は無視をしたわけではなくて、急いでいて挨拶されたことに気づいていなかったとか、騒がしくて聞こえていなかった、という可能性もある、とか。

冷静に客観視してみると、相手に悪意はなかったかもしれない、ということに気づいたり、違う意見を言われたことに腹を立てていたとしたら、そういう考え方もいいかもしれないと思ったり。

別の視点が見えてくるとより納得ができます。また、そういった考え方を意識してすることで、それが自然とできるようになってくるとイライラした感情が起こりにくくなってきたり、イライラすることがあっても早く自然と解消されるようになっていきます。

 

3.相手を苦手と感じる原因

 

どうしても「苦手」と感じる人っています。どうしてもカンに障ることをする人。

でも、自分はカンに障ると感じるのにほかの人は「私は別に平気」と言っていたりしますよね。他の人は平気なのに自分はイライラしてしまう。なんでこんなにイライラするのか、って思うことありませんか?

実は、カンに障る人、苦手な人を苦手と感じるには原因があるのです。

その原因について紹介していきたいと思います。その原因がわかれば、あなたのイライラは激減する、かもしれません。

 

3-1.自分の中のルールや常識

 

人がイライラしたり、不安になったりといった、不愉快な気分になる時ってどんな時だと思いますか?

実は、人が不愉快な気分を感じる時、というのは自分の中の「こうであるべき」というルールや、判断基準、常識などと違うことをされたときです。

ですので、先ほどの話で言うと「挨拶されたら挨拶返すべき」という自分のルールを相手が破ったから。それは実は、自分のルールを相手に押し付けている、ということでもあるのです。

イライラや不安感を起こしている「こうあるべき」というルールは、あなたが普段コントロールしている「顕在意識」ではなく、コントロールできない「潜在意識」(無意識)の中にあるのです。

今まで生きてきた中で「挨拶されたら返すべきだ」というルールが「潜在意識」の中に書きこまれているため、そのルールを破られると、自然とイライラが出てくるわけです。

コントロールができない次元の話なので、自分ではなぜだか理解せずにイライラしてしまいます。つまり、あなたの苦手な人はあなたの中のルールを守らない人、という訳です。

ただ、あなたのルールにすべての人が従わないといけない、という決まりはないんですよね。

だから、イライラの原因を知るときには主語を自分にするのです。

「○○すべきだ」を「自分は○○してほしかった」に変えることで、自分と相手を切り離して考えて、自分が相手に求めていたことを知ることで、あなたの中にある「意識していなかったルール」に自分で気づくことができます。また、「相手は自分の思い通りにはならない」ということを理解して、自分にできる方法での解決策を考えることができるようになるのです。

もともと、物事に「良い」「悪い」といった判断をつけているのは人間なのです。ですので、その判断は人によって違っていて当然なのです。テレビで見るような、日本の県民の違いを紹介しているようなの(読売テレビ『秘密のケンミンSHOW』とか)でもわかるように、同じ日本人でも常識だと思っていることが全然違うんです。

私は大阪府出身で今は兵庫県に住んでいるので、「大阪人って○○」とかいうのをテレビでした次の日なんかはよく、「大阪人やなぁ~。○○するよなぁ」とか言われたりします。自分では普通なので言われないと気がつかないんですけどね。周りの人は「変わっているなぁ」って思っているのかもしれませんね(笑)。

このように、自分ではあたり前と思うこともほかの人にはそうじゃないことがたくさんあります。

それを自分の基準で見て同じように捉えてしまわずに、自分とほかの人を切り離して考えて、自分が当たり前だと思っているルールを知ること、そして、それは必ずしも当たり前ではない、と理解することで、そのストレスはずいぶんと軽減されます

 

3-2.あの人は敵?

 

「苦手な人」を苦手と感じる原因にはもう一つあります。それは、「あの人はイヤな人」と思って見てしまっているからです。

人は見たいように物事を見てしまっています。

例えば、ダイヤの原石がいっぱい転がっていても、ダイヤの原石があるって言われないとただの石ころにしか見えません。「ここにダイヤの原石が落ちてるよ」って言われたとしたら、きれいな石を探しますよね。

また、本当は何もない石だったとしても、「これは水晶の原石です。」と言われたら、なんかすごい石に見えてきたりしますよね。

 

人が集まる場所で「あの人は危険だ」と言われている人が何かを投げて来たら、びっくりして逃げます。怖いですもんね。

でも、「あの人はお菓子を投げる人」って聞いてたら、何かを投げたらお菓子だと思ってもらいに行こうとしますね。

実はお菓子じゃないかもしれないけど、お菓子だと思います。

それは、「お菓子を投げる人」というフィルターを作ってそれを通して見ているから。

だから、極端に言えば、小型の爆弾を投げたとしても「お菓子」と思って、子どもに「もらっておいで」とか言ってしまうはずです。だって、「お菓子を投げる人」なんですもんね。

 

それとおなじで、「あの人はイヤな人」「あの人は私を傷つけてくる人」と思っていると、その人が何をしても「イヤなことをしてこようとした」と思ってしまいます

例えば過去に、その人にイヤなことをされたことがあったとして、本当はその人はイヤなことをするつもりはなくて、「和解したい」と思っていたとしても、それもすべて攻撃に思えてしまいます。

相手が「和解したい」と思っていたら絶対に「和解しないといけない」という訳ではありません。
ただ、「あの人は攻撃してくる」という思い込みを外してみれば「実は攻撃をしてきているのではないかもしれない」ということ。
いつも注意をしてくる上司もあなたを攻撃するために注意をしているのではなく、あなたのために注意をしているのかもしれないし、他に何か必要なことがあるのかもしれないってこと。

「相手が攻撃してくる」と思っていると自然と自分自身の行動がそういった行動に変わるので相手にもその気持ちが伝わります。自分が鎧で武装していると相手も武装するようになるのです。そうなると自分も相手も疲れますよね。

だから、「自分は攻撃される」という思い込みやフィルターを外してみて見てみると、実は敵という訳ではなかった、ということもあるのです。

どうやって思い込みやフィルターを外して見てみるか、というと、ここでも意図的に客観視するようにします。

まずは、自分の感情や主観を入れずに状況をとらえるようにしてから、自分が感じたことと違う捉え方をしてみます。
思い込みやフィルターは意識しなくてもそれを通して見てしまっているので、意図的に違う見方をするようにするのです。

「あの人はいつも言いがかりをつけてくる」という思い込みがあれば、言われることはすべて「言いがかり」になります。

「いつも良いアドバイスをくれる」と思いこみがあれば、内容は同じだったとしても「アドバイス」に聞こえるはずです。

ですので、「また文句を言われた」と感じたら、どういう状況で何を言われたのかを、自分の感情を入れずに客観視して、それから「もしかしたら、自分のことを思って一生懸命アドバイスを考えてくれたのかもしれない。」と考えるのです。
最初の挨拶の話だと、「忙しくて答えられなかったのかもしれない。」とかです。

 

言われた状況や言われた言葉、起きた出来事は、全く同じだったとしても「文句」と捉えるか「アドバイス」と捉えるかで結果が変わってくるのです。

そして、一番影響を与えてくるのは実際に起きた出来事ではなく「どう捉えたか」なのです。

ですので、どう捉えていくかはとても大切なポイントになります。
フィルターを通した状態で捉えてしまっているものをあえて捉えなおすことで、自分の中での相手のイメージがどんどん敵になっていくことを防ぐことができます。

「敵がいる」つもりで仕事をするのと、そう捉えずに仕事をするのでは感じるストレスが大きく違ってきます。

 

4.やりがいを見つけて楽しみながら仕事をするようになる

 

さて、ここまでは苦手な人がいても、できるだけイライラしたり不愉快な気分にならずに、ストレスなくいられるようにお話を進めてきましたが、ここからは、やりがいをもって仕事がしていけるように進めていきたいと思います。
苦手な人、イヤな人が気にならなくなったとしても、ただ仕事をするのではなく、やりがいを感じながらしていきたいですよね。

ただやらなければならない仕事をこなすだけではなく、自分がやりがいを感じながら仕事をしていけるのが一番良いです。

しかも、自分がやりがいを感じて、能動的に仕事を進めていくことで、周りのほかの人もその影響を受けて一緒に仕事を盛り上げていくことができたり、そのおかげで苦手だった上司や同僚とも、同じ目標に向かっていくことができれば最高だと思いませんか?

そんな風に自分で環境を変えていくことはできるのです。

 

4-1.やりがいを感じるってどういうこと?

 

「やりがいがある」とか「やりがいを感じる」とかよく聞きますね。では、「やりがい」ってどういう意味だか考えたことがありますか?

「やりがい」とは「やる」と「甲斐」を合わせた字で、「やって効果がある」という意味になります。
つまり、「やりがいを感じること」とはどういうことかというと、それをすることで達成感を感じたり、喜びを感じたりできること、ということです

ただしなければならないことを淡々とこなし、なんの喜びもないのであれば人はそれを続けていくことが苦痛に感じられてきます。それが全く苦しいことでなくても。

たとえば、ただベッドに横になってじっとしているだけをしないといけなかったとします。動き回って疲れていたあとなんかはベッドに横になって何もしないのは幸せです。ですが、そのまま何もしないでじっとしていないといけない状態が続くとすると、それは苦痛に変わります。

なぜなら、そこに何の楽しみも喜びもないから。

逆にすごく疲れるようなことであっても、そこに楽しみや喜びが感じられることならできる、という人がほとんどなはずです。

ですので、仕事をしていく上でも、その仕事が「楽な仕事」か「大変な仕事」かということはそれほど重要ではなくて、「やりがいを感じられるか」つまり、その仕事に喜びや楽しみを感じていられるか」が重要になってきます。

 

4-2.自分がどうありたいかを見つける

 

やりがいを感じながら仕事をしていくためには、まず、あなたがどんなことに「やりがい」を感じられるのかを知る必要があります。

つまり、あなた自身が今している仕事について、どうしていきたいか(行動面)、あなた自身がどうありたいか(精神面)、ということを知る必要があります。

と、言われてもピンと来ない方もいるかもしれませんね。

でも、大丈夫です。それは見つけていくことができるのですよ。

というのも、「どういう風にしていきたいか」という一番大切な部分は、あなたの潜在意識(無意識)の中にあるからなのです。

 

前の方で述べた通り、「潜在意識」は私たちの意識の約9割を占めているので「ほとんどがここにある」と言っても過言ではないのです。
それなのに、普段は自分で意識することができないので、「ほかの人に言われたこと」や「世間一般に正しいと言われていること」に流されてしまってそれがわからなくなってしまっている人が非常に多いのです。
それで本当の気持ちが埋もれたままになってしまって、「なんかうまくいかない」「なんか違う気がする」といった風に感じながら過ごしてしまって苦しくなってしまっているのです。

人の感じている感情も「潜在意識」から生まれてきているのです。
だから、自分の潜在意識の中にある本当にしたいことを引き出してくることで、どうすれば喜びや楽しみを感じられることができるのかを知ることができるようになるのです。

「ありたい自分」とはあなたが心から「したい」と思うことを実行していて気持ちの上でも「喜び」や「楽しみ」「達成感」などを感じている、つまり「やりがい」を感じているあなた、ということです。

「ありたい自分」を強くあなたの中でイメージしてみてください。できるだけ具体的に。心がワクワクしてきませんか?

その、ワクワクしてくる感じが、あなたが本当にしたいことであるサインです。

ワクワクすることを実行している自分の姿を具体的に想像してみると、楽しくてそれを早く実行したくなってきます。つまり、モチベーションが上がってきます。

モチベーションが上がると、行動の質が変わってきます。自分が「したい」と思ってすることと、「しないといけないこと」を「しょうがないからする」のとでは、当然同じ行動ではないですよね。
楽しいというパワーもあり、イキイキとしているので周りの人から見ても違いを感じるようになります。
楽しそうにイキイキとしているあなたに周囲の人のイメージも変わり、周囲の人たちも影響を受けて変化しはじめます。
そうなってくるとさらにあなたの意識も上がっていく、というプラスの連鎖を引き起こしていくことができるようになるのです。

つまり、あなたの「ありたい自分」への強い想いが起爆剤となり、どんどん「こうありたい」と思った現実に変えていくことができる、という訳です。

ですので、あなたの潜在意識の中にある「ありたい自分」を引き出していくことがとても重要になります。

 

4-3.「ありたい自分」を引き出す

 

それでは、あなた自身の「ありたい自分」を引き出していく方法です。

潜在意識の中にある「どうありたいか」を引き出すためには、あなたが普段考え事をしている「顕在意識」を緩める必要があります。
普段は「顕在意識」で物事を考えているため、「潜在意識」のイメージが認識しにくくなっているのです。
ですから、「顕在意識」を緩めることで「潜在意識」を認識しやすくするのです。

こういった、顕在意識を緩めて潜在意識を認識しやすくすることを「潜在意識にアクセスする」と言います。

 

「顕在意識」を緩める方法は、簡単に言えば「ボーっとすること」です。つまり、リラックスすること。
何かを考えている時、自分の思うことを考えているときはほとんどが顕在意識です。
ボーっとしていて「ハッ」と気づく時ってありますよね。そういうときが潜在意識にアクセスしていた状態です。

ですので、深くリラックスすることで、「潜在意識」の中から本当の「ありたい自分」を引き出していきます。

 

まず必要なのは静かで落ち着ける場所です。
あなたが「あぁ、ここなら落ち着けるなぁ」って思えるところが良いと思います。あとは、リラクゼーション効果のあるような音楽もあると良いですね。
そこでゆったりと目を閉じて、深い呼吸をします。深い呼吸はリラックスするのにとても有効です。
逆に、呼吸が浅いとイライラしがちになり、うつ病や自律神経失調症などの場合も浅い呼吸になります。
深い呼吸をする呼吸法は健康維持にもつながると言われていて、普段から深い呼吸をすることはとても良い効果を生み出します。

ここでは、潜在意識の深い部分にアプローチをする、ヒプノセラピーで最初に行う呼吸法を紹介します。

まずは口を小さく開けて口からゆっくりと、「ふー」と息を吐きます。そして、鼻からからだいっぱいに息を吸いこみます。
そして、また、口からゆっくりとできるだけ長く息を吐きます。
この、ゆったりとした深い呼吸をしばらく続けます。

ふーっとリラックスしてきたら、のんびりと考えます。あなたが今、イヤだと感じていることや、不安を感じていることがすべてなかったとしたら何がしたいですか?あなたはあなたの仕事の中でどんな時に喜びを感じたり、やりがいを感じたりしていますか?
あなた自身の心の中であなた自身に問いかけてみます。

頭で無理に考えようとせずにのんびりと、ふんわり浮かんでくることを感じてくださいね。

「お客さんが喜んでくれた時に喜びを感じる」とか、「チームでの仕事をやり終えたときの達成感が好き」とか。

その内容は一般的なものである必要はなくて、あなた自身が感じる喜びを見つけて感じてください。

それはどんなものでしたか?あなたが喜びを感じたこと、それが「あなたがしたいこと」です。そして、それを実現させていくのが、あなたのありたい姿ではありませんか?

 

4-4.自分自身が「ありたい自分」になっているところを強くイメージする

 

あなた自身の「ありたい自分」がわかったら、次にそれを実現させている自分の姿を強くイメージします。実行に移して、やりがいを感じて、イキイキと楽しんでいる状態をイメージしてください。
ここで大切なのは「こうなりたい」と頭で考えるのではなく、それを実現させている自分の姿をイメージすることです。

理想を「妄想する」のではなく、「これから起こる未来」を細かく具体的にイメージします。

「こうなりたい」と強く考えているときは、グッと体に力が入ってくる感じがしませんか?力が入って身体が硬くなってくるような感じ。
「こうなりたい」と力んでしまうときは、「こうなるために○○しないと」という風に考えます。
モチベーションは一時上がったとしても「○○しなければならない」という、自分の「したい」という思いではなくなってしまっています。

「楽しさ」を感じることが難しくなってしまい、苦痛を感じるようになりやすく、高いモチベーションが保ちにくくなってしまいます。

 

逆に、自分がなりたい姿にすでになって、それを実現させていっているところをイメージすると、ワクワクして体が軽く感じてきませんか?なんていったってそれは「これから起こる未来」なんです。もう、今すぐにでも動き出したくなるような感じがしてくるはずです。その、動き出したくなるような感じが大切です。動き出したくなって、自然と行動を起こしてしまうようになります。

「したい」と思って自然と動き出してしまうような行動だと、行動自体に楽しさを感じることができるようになり、努力と感じることなく行動に移してしまうことができてしまうのです。

だから、自分が本当に「ありたい姿」、自分がワクワクしてくるような自分の姿を「これから起こる未来」として具体的に強くイメージすることが、それを実現させる力になるのです。

行動が変わると周囲も影響を受け始めてどんどん変わっていきます。潜在意識には、そういった自分がワクワクすることを実現させていく力が眠っているのです。

 

4-5.「したいこと」と「しなければならないこと」の共通の目標を見つける

 

あなた自身の「ありたい姿」がわかったとしても、「職場ではしなければならないことがあるからそれができない」という思いを持たれる方があるかもしれません。

例えば、ショップの店員で、「お客さんの喜ぶ接客がしたい」と思っているけど「売り上げ目標があるから売らないといけない」とかです。

私がもともと働いていた福祉関係の仕事だったら、介護職員が「施設利用者さん一人一人にもっと丁寧に対応したい」というのと「業務時間内にこなさないといけない業務が多くて、こなすためには流れ作業的になってしまう」という感じでしょうか?

「売り上げ」にしても「業務」にしても、すぐにそちらを解決しようとすると、自分が本当にありたい姿、自分のしたいことをつぶさないといけなくなってしまいますよね。
そこで、考え方としては、少し先のことまで考えて、自分の「したいこと」と「しなければならないこと」の共通する部分を見つけていくことが必要になります。

 

「売り上げ」なら、短期目標だけを考えると、お客さんの希望よりも売ることだけに焦点が行ってしまいがちですが、「お客さんの喜ぶこと」を優先させることがすぐには売り上げにつながらなかったとしても、その時に満足度の高い対応をしていればそこから信頼につながって「次はここで買おう」と思ってもらえたり、良い口コミが広がって、新規のお客さんが来てくれて結果的に売上につながったりします。

 

介護の現場にしても、丁寧な業務を行うことで最初は時間が遅れてしまっていても、日々の積み重ねで丁寧な業務で時間内に終わらせられるようになっていったりします。
業務にもなれてくるし、どの利用者さんがどういう人でどういう風に対応した方が良いのかがわかるようになるからです。
しかも、丁寧な業務遂行で利用者さんとの信頼関係も築けていくので協力してもらえたりもします。

最初から時間内に終わらせられるように流れ作業でして、「それでいい」と思っていたら「丁寧な対応」ができるようにはならないし、信頼関係も築くことができません。
丁寧な業務をこなしていくことで、ただ業務をすること以外に職場で求められている、「利用者さんを満足させられるような行事」を考え出すことができたり、日々の内容を充実させることができるような提案もできるようになるわけです。

 

自分の「ありたい姿」を実現していくことで、自分も「楽しい」と感じ、やりがいを感じることができて、「しなければならないこと」も実現することもできるのです。

仕事上の「しなければならないこと」は「短期的な視点」で見ずに「長期的な視点」で見て、「ありたい自分」を実行しながらそれを実現させていけるような共通の目標を見つけていくことが大切です。

共通の目標を見つけることで、自分がやりがいを感じながら仕事をして「しなければならないこと」も実現させていくことができるようになります。
ただ、しないといけないことをしているだけじゃ面白くないでしょう?私はそう思います。
だから、やりがいを感じていたいし、でも、組織の人間として「やらなければならないこと」もしないといけないですもんね。

 

そのために、長期的な視点で見て、職場で本当に求められていることってどんなことなのかを知って、その共通になる目的を見つけるんです。それを目標にして「やりたいこと」を実行していくと、「やらなければならないこと」も達成できる、という訳です。
しかも、その両方を達成できていくほうがもっと強いやりがいを感じることができて仕事をすることが楽しくなっていきます。

 

5.まとめ

 

それではまとめです。
まず、職場に合わないと感じる人がいて、イライラしたり、落ち込んだりしてしまうときは、深い呼吸をして気分を落ち着かせます。
落ち着いたところで、イライラしたりイヤな気分になっている原因が何なのかを客観的に捉えてみます。
それを、主語が自分になるように表現してみます。「あの人が○○したから」じゃなくて、「私は、こうされたのがイヤだった」という風に。
それで自分は何が良かったのかを考えることで自分の中のルールを知りましょう。

「人は人」「あなたはあなた」です。自分の価値観やルールを相手に押し付けようとしていないか、振り返ってみましょう。この時なのですが、イヤな気分になっている理由が「セクハラ」や「パワハラ」などといった明らかに不当な行為である場合は、しかるべき上司に相談するか、あなた自身がそれが絶対にイヤで許せないことで、「職場を変わりたい」と思っているなら、あなたの思うようにしてくださいね。自分を責めたりする必要は全くありません。
次に、「合わない」と感じている人を見る時に、「この人はイヤなことをしてくる」というフィルターを外してみて見ましょう。
「イヤだ」と思っていると何もかもが「イヤなこと」に見えてしまいます。
起きた出来事を客観視することと、別の視点から捉えなおしてみることで思い込みがひどくなっていくことを防ぐことができます。

そして、イヤなことに目を向けているのではなく、自分の「ありたい姿」を見つけましょう。
仕事をしていてどんな時に自分がうれしいと感じて、ワクワク仕事がしていけるのかをイメージします。
他人の評価や常識などといった他者目線の「やりたいこと」ではなく、あなたの潜在意識の中にある「本当にやりたいこと」「ありたい自分の姿」を引き出しましょう。どんな状態がワクワクしてくるか、うれしいと感じるかをぼんやりと感じてみます。

あなたが「本当にやりたいこと」、やりがいを感じながら仕事をしていけるのはどんな状態かを強く具体的にイメージして、モチベーションを上げていきましょう。そうするとそれを行動に移したくて仕方なくなってきます。

仕事をしていく上での「やらなければならないこと」は長期的な視点や広い視点で見て職場で本当に求められていることは何か、あなた自身のありたい姿と、求められていることの共通点を見つけてそれを目標にして進めていきましょう。

やりたいことをして、目標を達成できるほどに、やりがいを感じて毎日楽しく仕事ができるようになりますよ。

仕事のやりがいを感じて、「毎日仕事が楽しい」と感じられるようになった時、それまであなたの頭の中の多くを占めていた「苦手な人」の存在はとても小さなものに変わっているはずです。

 

土出麻美(つちでまみ)

 

 

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あなたの悩み、聞かせてね。

のぞいてみてね。

 
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