「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

見方をかえれば人生が変わる?!自分の悪いところのとらえ方

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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あなたは自分の悪いところをどのように捉えていますか?悪いところというのはあなた自身が「ここはイヤだなぁ」と思っている特性だったり、「個々の部分がなくなれば良いのに」と思っているような部分のことです。

 

ポイントはほかの人から指摘されているところというよりもあなた自身が気にしているところ、ということです。ほかの人から指摘されたりはするけれど、あなた自身が気にしていないことならあまり関係はありません。ほかの人から指摘もされるし、あなた自身も気にしていることなら今回の話に入ると思ってください。

 

あなた自身が自分の中でネガティブに感じていること、ということです。つまりは、あなた自身のネガティブな部分の付き合い方についてのお話を、今回はしたいと思っています。

 

 

ネガティブに感じる部分との付き合い方

あなたはあなた自身のネガティブな部分をどう捉えていますか?「イヤだなぁ」とか、「ここさえなければ…」と感じているかもしれませんね。ほかの人からして見れば大したようなことがないことでも、自分のことになると意外と必要以上に気になってしまったりするんですよね。

 

あなたが自分のネガティブな部分に感じている部分はもしかしたら、過去に両親や周りの人から言われて傷ついた部分とかかもしれません。

 

と、今回こんな話をしている私自身が、結構幼少のころからボーっとした子どもでしたので、「どんくさい」とか「あかんたれ」(弱虫のこと)とか言われていたので、自分はどんくさいし、あかんたれだし、結構ダメダメだと思っている人です。実際、驚くようなどんくさいこともよくしてしまいます。

 

起こった想定外のケガ

普段からちょっとどんくさい…と言いますか、うっかりしたケガなんかをよくしてしまうのですが、先日、お正月早々にしてけがをしました。キッチンで食器を洗っていたのですが、缶詰を開けたあとの蓋があったんですよ。それを何気に取ろうとしたんですよね。

 

特別なことをしようとしたわけではなく、普通に持とうとしただけなのですが、想定外になぜか、左手の中指に蓋が刺さってしまったんです。蓋を取ろうとしただけなのに、どうやったら中指に刺さるのか?わからないんですけどね。でも、刺さったんです。

 

正月早々、出血です。そこそこ深く刺してしまったみたいで…。やっぱ、どんくさい…。

 

自分がネガティブに思っている部分責めてしまう

自分ネガティブに思っている部分を強く再認識させる出来事が起こると、ついつい自分を責めてしまったりしませんか?「だからダメなんだ」とか、「やっぱりこうなんだ」とかっていうように。

 

自分で責めることによってあなたはあなた自身をより傷つけてしまいます。人って、本当は人に傷付けられることはなくって、自分自身で自分自身を傷つけているんですよね。人から言われたことはあなた自身が気にしなければあなたは傷つくことはなくて、あなたが「自分はダメだ」と思うことがあなた自身を傷つけているのです。

 

ですので、あなたがネガティブに思っている部分を再認識してあなた自身を責めてしまうことであなたはより一層傷つくようになってしまうのです。もともとあなたがネガティブだと思って傷ついていた部分をより傷つけてしまうようになるということです。傷に塩を塗るようなものですよね。

 

ネガティブな部分はどう捉えるべきなのか

あなたがもつ特定の性質を、あなた自身がネガティブに捉えてしまっているわけですが、それは実はネガティブに捉える必要はないことだったりします。ネガティブつまり、悪い部分じゃないってことです。

 

人は誰しも長所と短所があるものですが、その長所と短所と言われていることだって、あなた、もしくはほかの誰かが勝手にジャッジメントしたことであってそれは長所でも短所でもありません。つまり、悪くないってこと。長所は別の側面から見れば短所になるし、短所も別の視点から見れば長所になったりするでしょ?本当は良くも悪くもないってことなんです。

 

それでも、やっぱり「こういう所はイヤだ」とか「もっとこんなだったら」と言う思いは出てきますね。「良い」「悪い」じゃなくて、本当は「好き」「嫌い」なんですけどね。

 

そう、あなたが「嫌い」な部分があるというだけなんです。「嫌い」=「悪い」ではない、ということを忘れないでください。そして、人は誰でも完璧ではないので、絶対に「もっとこうなれば良いのに」と思う部分はある、ということ。

 

完璧じゃない、だから人間らしくて良い

人は誰しも完璧じゃありません。というか、本当は起こるすべてのことが完璧なのであって、普通の人がよく言う完璧とは、その人にとって都合が良いかどうか、だけのことです。だから、人が言う「完璧」の意味での完璧な人間はこの世には存在しません。誰かにとっての好都合は、ほかの誰かにとっての不都合です。ですので、すべての人やあらゆるものにとって完璧と言われるものは存在しないのですね。つまり、人はあり得ない「完璧」を求めているのです。

 

完璧じゃないからこそ、人間らしいんです。完璧じゃないからこそ、いろんな楽しみがあるのです。完璧じゃないそこに、生きる美しさがあるんですよね。本当は、完璧じゃない状態こそが、完璧なんです。

 

世の中にあるもの、起きる出来事はすべて完璧なんです。よく、「宇宙は完璧」とか言われていますが、それって本当で、起きる出来事すべてが完璧なんです。

 

なんだか話がややこしくなりましたが、ようは、人はすべて完璧じゃないからこそ、人間らしくて良いんです。

 

ネガティブな部分をもった自分を受け入れる

あなたがネガティブに感じている部分も含めてあなたのことを受け入れてみましょう。完璧じゃない、苦手な部分があるからこそ、あなたは素晴らしい存在だということです。

 

私の場合なら、「どんくさい」ところもあるから良い、ということです。あなたはどんなところがありますか?まじめすぎて融通が利かないから良い?すぐにさぼっちゃう癖がある、だから、良い?いろんなところがあるのではないでしょうか?

 

一見、ネガティブに思えるような部分でも、「そういう所があるから、良い」と思ってみましょう。苦手なことだってあるでしょ?それができなくても、「それが苦手、だから人間らしい」んです。

 

あなた自身が「ここが悪い」「ここが嫌い」そんな風に思っている部分に「こういう部分があるから、だから良いんだ」とあなた自身にOKを出してみてください。そうしていくと、あなた自身のネガティブな部分だったものがあなたの中で捉え方が変わってきます。

 

ネガティブのとらえ方が変わる

ネガティブな部分のとらえ方が変わるとはどういうことかと言うと、あなた自身が自分を拒否することがなくなっていきます。ネガティブな部分を替えようとするのではなく、そのままのあなたを受け入れることができるようになっていきますので、それを再認識するような出来事が起きても自分で自分を傷つけることが格段に減っていきます。

 

自分を傷つけることが減るということは、あなたが自信を持って生きていくことへともつながっていきます。あなた自身のとらえ方が変わります。そして、自分を責めることが減っていきますので起きた出来事への対応も変わっていくようになります。

 

起きた出来事へのあなたの対応が変わっていけば、すべてが変わっていきます。だから、まるで人生が変わったかのようにいろんなことが変わっていくことでしょう。

 

まとめ

世の中に完璧な人間などいません。というか、完璧でない状態こそが完璧で素晴らしいのです。だから、あなたもあなたがネガティブだと思っている部分を「それがあるから良い」と受け入れてみてください。

 

そうしていくうちにあなたの中でもあなた自身のイメージが変わっていってまるで人生が変わったかのように違う世界が見えてくるようになりますよ。

 

土出麻美(つちでまみ)

 

 

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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