「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

認めてもらいたい!でも自分と違う人は批判してしまう…の裏側

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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なんとなくSNSを流すように見ていると、なんとなく気がついたり感じたりすることがあること、ありませんか?

 

私、たまになんだか心に引っかかることがあることが。その中でも思うことがあって。

 

なんとなくタイムラインを見ていて、この人って自分のことを認めて欲しいっていう気持ちがあるんだろうなぁと感じる投稿をしている人がいることがあるのですが、そう感じる人に限って、その人自身の考え方とは意見と違う物に対して、批判的な意見を述べていることが多いような?

 

 

自分のことを認めて欲しい、受け入れてほしいと感じているように感じる、だけど、考え方が違う人のことは批判している…ように見える…。

 

でも、そうなる気持ちはわかる。

 

だって、ほかの人の意見で「それって違う」と思うことってあるし、「そんなの違うんじゃない?」って言いたくなる。自分の考えと違うことって、それが正しいとしてしまうことは、自分が認められてないような気持ちになったりもするし…。

 

だから、違う意見は批判したくなる。そんな気持ち、私もわかるんです。

 

昔は私もそうだったし、今だって「そんなこと全くしていない」なんて言えない。(だからこそ、今回のテーマが気になったという部分はおおいにあるんだから)

 

でも最近は、自分が違うなって思うことも、そんなに批判しなくなりました。

 

 

自分の意見が違うということを伝えることや表現しようとすることは良いと思う。

 

でも、批判は…??

 

 

自分がそうだと思わないことを批判することって、極端に表現しちゃうと、「自分のことは認めて欲しい。けれど、自分と違う人は認めない。」そのようにも受け取ることもできると思うんですね。

 

 

なんだか不思議に思えたんです。

 

 

いろんな意見の人がいて、みんな、その人なりの価値観で「正しい」と思うことを言っているのに、違う意見の人がそれを批判していたら、批判される人がいなくなることってない。

 

それはつまり、誰かはいつも批判されている状態で、誰かは必ず生きづらいって思っているっていうことになるんじゃないかなって。

 

そして、つねに自分の意見と違う人は自分のことも批判しているってことになる。

 

それって、なんか違うと思ったんです。

 

「自分のことを認められたい」と思っている人…っていうか、誰でもみんなどこかでそう思っていると思うんです。批判されて嬉しいと思う人ってそんなにいないと思うし。

 

誰もが認められていて楽しく生きられるような社会になるのが良いと思うんですよね。

 

 

それこそが、「多様性を受け入れる時代」だと思うし、みんなが認め合っていけるし、だから自分も自分らしくいられる。そんな社会が良い。

 

 

みんなが認め合っていて、「なんだか認められてなくてしんどいな」って感じる人がいないような世の中が良いなって思うんです。

 

みんなが、自分と違う意見を批判するのではなく、「そういう考え方もあるよね」って認められるようになるには、心の奥にある、本当の願望を満たす必要があるんじゃないのかなって思うんです。

 

 

「認められたい!」「自分と違う意見は批判する」という行動の裏側に、「自分は認められていない」という思い込みがあるのかなって思うんですね。

 

「自分は認められていない」って思っているから、「認められたい!」って思うし、ほかの人の別の意見を聞いたときに批判したくなる。違うかな?

 

 

でも、この「自分は認められていない」って思っている理由は、実は自分自身が自分自身のことを認められていないから、「ほかの人に認められたい」って思うんだと思うんですね。

 

 

結局、自分で自分を認めることができないと、「ほかの人に認められたい!」という気持ちも、自分の考えと違う人を批判したくなる気持ちも、なくなることはないと思われるんです。

 

 

だけど、世界中のすべての人が自分と同じ意見で、すべての人が自分のことを認めている状態なんてあり得ないんです。いろんな人がいてこその世界だから。

 

 

 

一番認められたい人は誰?

 

人が生きている中で、一番認められたい人って誰だと思いますか?

 

親??

 

この答えは、「自分」だと考えています。

 

親に認められたいのは、親に認められていると感じられないと自分が認められないから。「親に認められていない自分を認めることができない」と感じてしまうから。

 

 

だけど、本当は、人や何かが認められているか認められていないかなんて、相手(本人)にしかわからないこと。

 

本当に相手に認めているかどうかなんて、本当は関係なくて、重要なことは、自分自身が「認められている」と信じられるか、という主観でしかないんですね。

 

 

それは言い換えると、自分で自分を信じていられるか、ということでもある。

 

 

自分自身で自分自身を認めていないのに、「ほかの人が自分のことを認めている」なんてものを信じられるわけがないんです。だから、「認められたい!」って思う。

 

 

自分が認められているかどうかは、実は関係なくて、自分自身が自分自身のことを信じていられるかという主観がだいじなんです。

 

 

だからね、「認められたい」でも違う意見は批判しちゃうって人は、もっと自分自身のことを信じられたら良いのになって思うんですよね。

 

 

人は生まれたときから、自分を信じていたいと願っている

 

人は生まれたときから、自分のことを信じていたいという願望をもって生まれてきていると思っています。

 

いろんな人とのかかわりの中で、「なんか自分って考えていること間違っているのかな?」って思っちゃうこともある。でもね、本当は自分のことを信じたい。そんな思いが自分の中で格闘してるんです。

 

この二つの想いが格闘している時、人は苦しいと感じると思っています。

 

 

勝つのはどちらか。

 

どっちが勝っても良い。絶対的な正解はなくて。

 

 

だけど、人が幸福感を感じられて、その人個人の持つ力を最大にすることができるのは、「自分を信じる」が勝った時です。

 

 

人が生きていくうえで、一生涯死ぬまで付き合っていくのは自分自身の感覚だからです。

 

自分自身がどう感じるか、どんな風に考えるのかって言うのは一生縁を切ることはできない。あなたがどう感じて、どう考えるのか。それが、唯一の正解。

 

唯一の正解であるあなたの感じ方を信じなくて、何を信じるというのですか?

 

 

ほかの人が違う意見を言っていたって、それはその人の正解なだけで、あなたには関係ないんですよ。

 

だから、本当は、違う意見の批判なんていらないんです。ほかの人に認めてもらおうとする必要もない。

 

 

ただ、自分自身のことを認めて、信じていれば良いだけ。

 

そうしたら、ほかの人の違う意見に「違うな」って思ったとしても、おそらくそんなに批判する必要なくなると思われます。

 

私自身がそのような感じなので、そう思うのです。

 

 

自分自身のことを認めて信じられるようになると、ある種、余裕のような感じのものが出てきます。そうなってくると、違う意見を持っている人にも、ちゃんとした考えがあって、そのメリットもあるなって気がつくことができるようになると思うんですよね。

 

冷静な視点で見ることができる。

 

そのようにありたいという願望を生まれながらに持っているんじゃないかって考えています。

 

 

あなたはどのように考えますか?

 

私は、「認められたい!」でも「違う意見は批判する」という状況よりも、自分を認めることによってできた余裕で、違う意見の良い面も見つけられるような状況の方が好きです。

 

 

「認められたいけど批判しちゃう」を抜け出したい人におススメしたいこと

 

もしもあなたが、「認められたいけど批判しちゃう」という状況を抜け出したいと思うのであれば、一番に、「今、自分のことを認められてないんだな」って気がついて認めることをしてほしいと思います。

 

 

自分自身が認められていなくて、それをほかの人に求めちゃってるのかな?って。

 

それで、自分自身のことを認められていないんだってことを許して、「あぁ、もっと自分のこと、認めても良いんだな」って思って欲しいと思います。

 

「認めてほしい!」って心が悲鳴を上げているんだから、「自分のことを認めてない!!」って責めるんじゃなくて、「自分のことを認めてなくて、認めてほしい!って思ってるんだなぁ」って、ただ、そんな自分自身に優しくできたらいいなって思います。

 

 

「それでもいいんだ。大丈夫だよ」ってね。

 

そうしたら、心がほっとできるかもしれませんよ。

 

 

それでは!

土出麻美つちでまみでした~。

 

またね。

 

 

 

 

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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