心がズキッと痛い!何気ない言葉に傷つくときに知っておきたいこと
何気ない言葉にグサッと来たことはありますか?
言った相手は悪気はなく、そんなに大きく人を罵倒するような言葉でもない。
それなのに、グサッときて、傷ついて、落ち込む…。
そんなあなたに伝えたいことがあります。
何気ない言葉で人を傷つけてしまったあなたにも知っていてほしいこと。
それは言葉に傷つく原因についてと、傷つかなくて良くなる方法についてです。
この記事の目次
言葉に傷つくとき、傷つく原因はどこにあるのか
何気ない言葉に傷つくときがあります。
言った人や、周囲の聞いていた人はな何とも思わないような言葉に、なぜだか傷ついてしまったことは多くの人が経験あると思うんです。
何ともないような言葉に傷つく原因って何でしょう?あなたはなぜだと思いますか?
傷つく原因は、実はあなたの中にあるもの。
言われた言葉に傷ついたとき、それを言った相手が悪いような気持になります。
言われた側も、言った側も。
それで、言われた側も、言ってしまった側も傷つく結果になることもしばしばある。
でもでも、他の人からしたら特に気にならないような言葉の時も少なくない。
言葉で傷つく原因は、その人の中にあるからです。
自分が気にしていることを言われたから、傷ついた、ということ。
全然気にしてないことだったら傷つかないんです。
もともと気にしていて、自分で責めてしまってた部分だったから傷ついたんです。
もともと傷ついてた部分だったから、心が痛くなったって言うことです。
人の心を傷つけるものは、実は一つだけ。
人の心を傷つける原因になるものは、実はたった一つしかありません。
それは何だと思いますか?
それは、自分の心です。
自分の心は自分でしか傷つけられないんです。
人に傷つけられたと感じることも多くあります。
でも、それは人が原因なんじゃなくて、あなたが気にしていたことだったり、あなたが大切にしていることだったりが原因で、言われた言葉をどう受け止めたかで自分で自分の心を傷つけてしまっているんです。
何を言われたとしても、それを受け取らなかったり気にしなかったら、心は傷つかないんです。
怒りとかもそう。
実は、自分で傷つけてたんです。
傷つく言葉を言ってしまった人は、その人が気にしていることを言ってしまった…ということ。
傷ついていることを映し出す世界
「その人が傷つくことを言ってしまった」と、先に紹介したのですが、それは偶然に思いがちですが、偶然ではないかもしれません。
自然と、意識的にはわからない形で、傷ついた側が傷つけてしまった側に言わせてしまっていた…なんてことがあったのかも…。
というのが、人って不思議なもので、自分が気にしていることはずっと頭にあるので、それをにおわせるようなことを言ってしまっていたり、そういう行動をしてしまっていたりするんですよね。
ごく自然に、意識することなく。
なので、言ってしまった側も、それをなんとなく、意識せずに感じ取って、流れで何となく言ってしまう…。
そう言った不思議なことが起こっていたりする。
人はお互いに影響しあっているんですね。
相手は自分をうつす鏡だ…なんて言いますよね。
それは誰かのせいじゃなく、自然と不思議に起こって来る世界。
人は五感以外にも、実は無意識でも情報を得ている
あなたは周囲の情報をどこから得ていますか?
音は耳から。
色は景色は目から。
痛みは風は肌から。
味は舌から…
それぞれの感覚器から情報を得ていますよね。
これはいわゆる「五感」と言われるもので、人はそれぞれの感覚器から情報を得ています。
それは、ごく自然で意識しなくてもそこから情報を得ています。
これらの器官が働くことで人は周囲からの情報を得ています。
そして、人はこれら以外からは情報を得られないと思っている。
でもね、実は人はこれら以外のところからも情報を得ることができるんです。
どこでそれらの情報を得ることができるかと言うと、それは無意識。
それは、脳科学の実験でも多くの検証が得られていることでもあります。
人は目が見えなくなって視覚刺激を受け取ることができなくなっても、視覚刺激を受け取ることができる人と近い割合で目的のものがどこにあるのかを当てることができるのです。
つまり、人は、五感以外の方法で情報を得ることができるということ。
無意識で相手の心を受けとっている
人は五感以外の、無意識的なものでも情報を受け取ることができます。
つまり、相手の感情を言葉に出して伝えなくても、どこか感じることができるということ。
それは無意識レベルで起こっていることなので、顕在意識ではっきりと確認することはできなくても…です。
あなたもこんなことは経験があるでしょう。
出会った人が特に「嫌な事があった」と言葉にして伝えなくても、「あれ、なんか嫌な事があったのかな?」と感じたこと。
もしくは、「あれ、なんか機嫌が良さそうだな」って思ったこと。
これらは、すべて、無意識的に感じ取った言葉にしていないその人の感情です。
このように、ひとは無意識的に感情を受け取ることができるのです。
ほかの人は自分の気持ちを映し出す?
「人は自分の気持ちをうつしている」こんなことを聞いたことはありませんか?
人は自分を映し出す鏡。
これはある意味正解で、とらえようによっては間違い。
人が自分を映し出しているというのは、自分の心の中に気にしていることがあるので、他のことであってもそのようにとらえてしまうから、映し出しているように見える、という部分もあるんです。
例えば、今日はなんだか気に入らない服だった時、誰かと目が合ったりしたとします。
すると、その人はたまたまそっちを見ていただけで、服のことは何も思っていないけれど、こちら側としては「今日の服はやっぱりちょっとおかしいんだ」って思っちゃったとか。
一度は経験があるはずです。
こんな感じで、自分の心にあることを、勝手に相手に映してみて、自分でいっそう思い込みをきつくしちゃう。
これが、「人は自分を映し出す」の理由のひとつ。
結論。人の言葉に傷つくときの原因は、自分の心にあるものが自分を傷つけていた。
人の何気ない言葉に傷ついたとき。
それはあなたの心の中に、自分はこれじゃだめだなぁって思いがあるときです。
そして、それがあるから、あなた自身を責めてしまっていて、責めてしまっている意識が呼び起こした現実でもある、ということです。
自分の中にある自分を責めて傷つけてしまっている部分を認めて、その部分も愛してしまうことで、自分で自分を傷つけてしまうことも、相手を悪者にしてしまうことからも解放されるようになります。
そして、このことを知っていると、相手を何気ない言葉で傷つけてしまった時、あなた自身が傷つくことからも解放されるでしょう。きっとね。
このことを知って、多くの人がもっと認め合えて、必要のない心の傷から解放されれば、うれしいと思います。
次回記事は6月半ばまでには書きますので、待っていてください。
コメントとかいただだけると喜んでがんばります!!
それでは!
土出麻美でした!!またね。