「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

SDGsの取り組みについて学んでキーワードの「誰一人取り残さない」が気に入った(アド塾4日目午前)

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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SDGsとは、国連本部で採択された、地球上のすべての人が、幸せに暮らす地球にするための持続可能な開発目標のことです。

SDGsって見たことあったけれどどういうことかを全然知らなくて、今回アド塾に参加することでこの言葉をきちんと認識して、調べたりしました。

そのうえで、アド塾4日目午前中(第6回目講座)でより詳しく学ぶことになりました。

今回の記事はそのまとめです。

といっても、この講座を受けたのは2019年7月11日で、書いてる今が24日なので、結構時間がたってしまっていますが…。

時間がたってしまっているのでざっくり感じたこと考えたことを書き連ねます。

アド塾では特にこのSDGsの中でもジェンダーについて学びます。とまぁ、アド塾が「男女共同参画アドバイザー養成塾」なので、ジェンダーについて中心で当たり前ですね。

※男女共同参画アドバイザー養成塾についてはこちら:男女共同参画アドバイザー養成塾(23期)1日目に参加してきたまとめ

SDGsって?

SDGsっていうのはこの記事の冒頭に述べた通り、みんなが幸せに暮らせる地球にするための目標です。

私がとても気に入ったのは、この目標に掲げられている「誰ひとり取り残さない」というキーワードです。

目標は大きく17項目あって、その中でもとても細かく目標が設定されています。

このSDGsはこれが採択される前に発展途上国の課題のための目標があった(MDGs)ものです。これの「持続可能な」ってなんで持続可能って表現なんだろう?と思っていたのだけれど、消滅してしまわないという意味なのかな…と今になって考えています。

日本でいえば、地方で人がほとんどいなくなってしまっているような限界集落のようなところも活性化させて消滅させない、そういった意味で「誰一人取り残さない」という意味なのかな…と。

そう考えるととても大きな目標であり、SDGsの「Gs」ってゴールって意味なんですが、明確なゴールというか、終点ってなくてずっと取り組み続けていくものだということで、だから持続可能、という表現なのだなと少しずつ理解が進んでおります。

発展途上国のためのものだったのが、世界共通になった理由は、それこそ日本のように先進国だけれど地方では消滅しそうな都市があったり、高齢化が進んでいたりするようなことがあるからもっと世界全体を視野に入れていこうという動きだったのかな…と思いますね。

世界の男女共同参画と女性のエンパワーメントについて 日本の状況について

SDGsの中で、ジェンダー平等については5項目めに記されています。

女性差別をなくして、男女平等にすることが世界でとても重要視されています。その理由は、経済や政治の活動に女性が入っていくことが経済成長に大きくかかわってくることがわかっているから。

とはいえ、ここまで学んできた通り、日本では女性の社会参画は進んでいません。女性の議員さんは圧倒的に少ないし、会社での管理職も男性の方が圧倒的に多いですよね。

そういった社会的に高い立場の女性が多くなることが経済成長に欠かせないのだけれど、「女性にはできない」というような認識がまだまだ強くあります。

JICAの取り組みに共感した

この講義はJICAジャイカ(国際協力機構)の関西センターの所長の方が講師でした。

ですので、発展途上国への支援のお話を聞かせてもらいました。

発展途上国や、日本よりもずっと女性差別の強い国での取り組みに、心打たれました。母子手帳を導入して、継続的にケアが受けられるようにしたり、文字を読むことができない人にイラストで妊娠中や乳幼児に注意するべきことを伝えるようにするなど、なるほど!勉強になりましたね。

健康を維持することとか、日常の生活を守るということから取り組んで、女性の仕事を作ったりと、本当にすごいなぁ…という言葉しか出ないような感じでした。

ここで紹介された、2018年ノーベル平和賞を受賞された、産婦人科医デニ・ムクウェゲさんのドキュメンタリー映画を、後日個人的に見たのですがめちゃくちゃ衝撃的だったので、別記事に書きます。

(映画を見た記事はこちら→デニ・ムクウェゲ医師のドキュメンタリー映画に日本の女性差別を見た話

ひそかに衝撃的なのが、こういった生きるか死ぬか、というような大変な状態に暮らしている大変な地域と、先進国である日本のジェンダー指数がそんなに変わらないということ。

これってどういうことなんだろう?って思いませんか?先進国である日本と戦乱の中にある国とのジェンダー指数がそんなに変わらないなんて…

ここについても、ドキュメンタリー映画で「こういうことだな」って気が付くことができました。

SDGsについて、私自身も取り組んでいきたいと思った

SDGsについて、よく知らなかったのですが、この講義を受けてめちゃくちゃ興味を持つようになりました。

私自身、これにかかわっていきたいなって思う内容で、JICAの活動もとても素晴らしかったです。

それと、日本って、世界に比べてとても差別がたくさんあるのではないのかなって思いました。女性のことだけじゃなくて。

なぜなら、この目標の中にバリアフリーとか明記されていないからです。

たぶん、当たり前すぎて明記されていないんだと思うのですよね。で、日本に目を向けてみると、まだまだ不便なままだったり、当事者が声を上げても届かないことがよく見られる。

ネットを見れば平気で差別的なことを叫んでいる人がいる。

個人がどんな思想を持っていることも自由なんだけれど、それでも、もっと認めあえるような認識が広がっていたら全然社会は違っているんじゃないのかな?

今回、参議院選挙があって、重度障害をお持ちの国会議員さんが2名も誕生したから、大きく変わるきっかけになったら良いなと思っています。

同時に、初めてのことだから周囲からひどいことを言われたりなかなか分かってもらえなかったり、きっとつらい思いもされるんだろうなって思うので応援したいって思いますね。

それでは。

土出麻美つちでまみ

でした。

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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