「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

病院へ行く?どうする?「赤ちゃんが欲しい」あなたへ

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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「赤ちゃんが欲しい。」これは多くの女性が思うことではないでしょうか?「そんなこと全く思わない」という人ももちろんいるでしょうが、多くの人は「子どもが欲しい」と感じることでしょう。それは、「種の保存」と言う意味で、生物として感じて当然のことでもあります。

 

当然、男性もそう感じるとは思いますが、女性の方が多く感じることでしょう。

 

今回は、「赤ちゃんが欲しい」そう感じているあなたに少しでも参考になればとこの記事を書くことにしました。特に、もうすでに結婚していて「いつ赤ちゃんが来てくれてもいいのに…。」そんな風に思っているあなたに読んでもらえたならうれしく思います。

 

結婚したとたんに「子どもは?」と聞かれるプレッシャー

学生生活が終わって、20代半ばぐらいになると、多くの女性が経験するのが「結婚は?」と言う質問ではないでしょうか?恋人がいてもいなくても、親戚やご近所等、いろんなところから言われるようになっていきますよね。

 

「そんなこと言われたことない」という人もいるのかもしれませんが多くの人が言われたことがあるのではないかと思います。

 

その質問をかいくぐって、ついに結婚。「やっと気楽になる。」と思っていた矢先に始まるのが「子どもは?」です。その人の環境や、年齢にもよって始まる速さは違うと思いますが、すぐに妊娠しなかった場合はほぼ必ずと言ってよいほど始まります。

 

「始まる」と言う言い方をすると違和感を感じる人もいるのかもしれません。「結婚したんだから子どもは?って聞いて何がおかしいの?」と感じる人もいるかもしれないですね。

 

ですが、この質問って本当は「赤ちゃん欲しいな」って思っているけど「まだ妊娠しない」人に人にとっては「始まった」と言いたくなるような嫌な現象ではないでしょうか?

 

というのが、私が「うわ~、始まった…。」って感じだったからなんですけどね。

 

すぐに妊娠したら何も言われないのですけれどね。でも、すぐに妊娠するとは限らないわけで…。

 

聞かれ始めたばかりのころは気にならないのだけれど、時間とともにしょっちゅう聞かれるようになります。そうなってくると、なんだかノイローゼになりそうになってくる…。というのが私がそうでした。

 

同じ人に何度も言われるわけじゃないんだけれど、ちょっとひさしぶりに会うとかなりの確率で、第一声が「子どもは?」なんですよね。「もう、うるさいわ。」って言いたくなる。

 

私の場合は、本当は最初から欲しかったくせに、ちょっとカッコつけて「できたらできたで…」なんて言っていました。でも、これが意外になかなかできなくて。

 

久しぶりに会う友達とか、親とか親戚とか、みんな「子どもはまだ?」って聞いてくるんですよ。最初はそこまで気にしていなくても、だんだん「妊娠しない…なんでやろ…?」って不安になってきたりするんですよね。

 

聞いている側はそんなつもりはないんだろうけど、自分の中ではそんな風に捉えちゃうんですよね。どんどん、どんどん、プレッシャーになっていって、モヤモヤ嫌な気分がはれなくなっていきました。

 

結婚もだし、妊娠出産も、そういう面でのプレッシャーって何かと女性の方が多いんですよね。男性は男性のプレッシャーがあるのだろうけど。そういったことを気にしないで過ごすことができるのが良いのですが、なかなかうまくいかなかったりするんですよね。

 

病院に行くのか行かないのか

「赤ちゃんが欲しくてもできない」ということで悩んでいると浮かんでくるのは、「病院に行くのか、行かないのか」ではないでしょうか?

 

これについての考え方はいろいろあって、「赤ちゃんは自然の授かりものだから」ということで「病院には行かない」という考え方もあるし、「病院に言って不妊治療しよう」と言う考え方もあります。

 

このどちらの考え方も間違いではありません。と言うか、この考え方以外にももっといろんな考え方があることでしょう。

 

私の場合は、病院に行ったんですよ。結果を先に言うと、私の場合には「病院に行ったらすぐに赤ちゃんが来てくれた」と言う嬉しい結果でした。

 

そもそも、もうカッコつけて「できたらできたで…」なんて言うのをやめて、聞かれたときには「赤ちゃん欲しいけどできへんねん。」と答えるようにしたんです。

 

本当は欲しいと思っていること、それでもなかなか妊娠しないことを認めた、と言う感じでしょうか?それで、基礎体温計をつけて、それを持って産婦人科に行ったんです。

 

産婦人科に行くのは本当に緊張しました。なんだか大げさな気がするし、年齢もその当時はまだ若かったので、まだ早いような気がするし。

 

ものすごい勇気を出して行って、受付をすました後の待合室での居心地の悪いこと!!普通の産婦人科だったので、妊婦さんがいっぱいいるんです。当たり前だけど。その中で自分は妊娠していない…。ほかの人からはわからないだろうけど…。今となれば笑える思い出だけど、あの時は本当につらかった。

 

それでも、その時があったから子どもを持つことができたので、私は行って良かったって思っています。おかげで、今(平成28年9月現在)は二人の小学生の母親です。

 

薬を服用することは悪なの?

私は病院に行って検査して薬を服用して赤ちゃんを授かりました。ですが、薬を服用することが「良くない」という人もいます。考え方の違いなんですが。

 

先日、「赤ちゃんが欲しくて病院に行くか迷っている人は考え直して」と書いてある記事を見かけたんですよ。それで、見なかったら良かったのにその記事を読んでしまったんですよね。

 

そうしたらね、「赤ちゃんが薬を飲んでいる人のお腹に入ることは毒の中に飛び込むようなこと」って書いてあったんです。

 

それを読んだ時ね、「カチンとくる」とかじゃなくて、ビリビリッと体に電気が走るような感じがして、しばらくブルブル身体が震えました。怒り?なんだろう?すごく嫌な気分でした。その後思い出してもまだ体が震えてくるぐらい。

 

当然、私以外にも薬服用した人はたくさんいるわけですが、それを読んで喜ぶ人はいないでしょう。「やったー!うちの子、毒の中に飛び込んできてくれたんや~!」なんて思う人がいるわけないわけで。

 

逆に、薬を服用して妊娠した人で、赤ちゃんが障害を持っていたり身体が弱かったりしていた人が、どれだけ多くの人が「私のせいで…」って傷つくだろうって思いましたね。

 

そういうのってもちろん母親のせいなんかじゃないんですよ。障害があることや体が弱いことも、それって「悪」じゃない。でも、いくら頭でそうわかっていたとしても、自分のこと責めちゃうことってあるじゃないですか。だから、すごくびっくりしました。

 

その記事を書いた人は「不妊治療を否定しているわけではない」と書いていたのですが、多分、「不妊治療をする人」の否定はしていないんだろうけど、「不妊治療」自体は否定してるんじゃないかな?だから、「考え直して」って思うのだろうと思います。

 

それで、別にその記事の考え方が良い悪い、と言うわけではなく、私は、そんな風に「薬が毒」とか、「薬を服用することは悪」とは思いません。

 

薬を使わないから良いとか、薬を使う方が良い、とかそういうことではなく、その人がどうしたいかを優先するべきだと思うのですよ。

 

そもそも、その薬がつくられた理由だって、「赤ちゃんができなくて悩んでいる人を救うためのもの」として一生懸命考えられたものだと思うのです。「悩んでいる人のために」って。そんな思いが詰まったものがそんなに人に悪さをしない、と思うのです。

 

最近よく言われている「○○は実は身体に悪い」と言うやつも、そんなに全部が全員に悪さをすると私は思わないんです。たとえば、アレルギーとかだってある人とない人がいるように、その人によって「合う」「合わない」があるだけなんじゃいのかなって思うんです。

 

「小麦は日本人に合わない」とか、「小麦のグルテンがダメ」とかもね。

 

昔ながらの日本人はパンは食べていなかったから体に合ってないって言う記事とか見かけたりします。確かに、パンは戦後日本人が口にするようになったのかもしれないけど、うどんやそうめんって日本人でも昔から食べていますからね。

 

グルテンがダメって、麩はグルテンですからね。麩って日本食でしょ?

 

それでも、小麦グルテン食べない方が体調が良いって人は小麦グルテンが合っていないのだろうし、何ともない人は何ともないってだけです。

 

それと同じで、「薬を服用しない方が良い」人もいれば、「服用した方が良い」人もいる、と言うだけです。

 

最初に私が触れていた記事に関しても、私は違和感を感じまくったけれど、あれを読んで「素晴らしい」と感じて称賛する人だっているわけです。

 

それがおかしいわけでもなく、それを読んだ人がどう感じるか、があるだけです。だから、どうするのかはあなたが決めるのが一番良いんです。

 

どうしていくのが良いの?

それでは、あなたが決める時、どう考えていったら良いのかについて紹介しますね。

 

それは、あなたが不安や恐怖感を感じない方法を選ぶことです。あなたが安心していられることが一番良いです。

 

たとえば、薬を飲むことに抵抗を感じたり、不安を感じたりするならば、飲まない方が良いです。何もしないことで不安を感じるならば病院に行った方が良い

 

病院に行っていても「この先生大丈夫かな?」って感じるのなら行くのをやめるか、ほかの病院に移った方が良いです。「この先生なら大丈夫」と思える医師が今いるなら、その先生に任せていたら大丈夫です。

 

私自身、病院に行って検査をすることになった時にその病院の医師がとても丁寧に説明してくれたものですから、「この先生だったら大丈夫だ」と言う思いが芽生えたんですよね。だから、その先生の言う通りにしたらすぐに妊娠した、と言うわけです。

 

今もしも、迷って悩んでいるなら、一番安心できる方法を選んでください。どれも不安に思えるようなら、一番不安を感じない方法を選んで、あとは信じて安心していてください。それが一番なんです。なぜなら、大丈夫だから。

 

私たちが生きていく中で、必ず壁や困難は起こってくるのですが、それを乗り越えることが人生の目的であったりするんですね。つまり、今、「赤ちゃんが欲しいけどできない」が、今、あなたの前にある壁です。

 

これを乗り越えることが「目的」ですね。これを乗り越えることで得られる経験が幸せです。この乗り越える時に邪魔になるのが「不安」や「恐怖感」です。

 

「不安」や「恐怖感」というものはあなた自身の壁を乗り越えるエネルギーをそいでしまうだけでなく、あなたの周囲に本来存在しているはずの、あなたを守っている存在を遠ざけてしまうようになるのです。だから、できるだけ不安を感じない、安心していられる方法を選ぶのが一番なんです。

 

ストレスを感じたり、心の中で葛藤が起こったりすることってたくさんあると思うのですが、その中でも一番安心できることを選ぶのです。

 

今、目の前にある、想いどおりにならないこと(壁)は変わらない事実として起こっているわけですが、それに対する行動は、あなたの自由に選ぶことができますよね。その自由に選択できる中で、あなたが一番望むことが起こると安心して信じていられる方法を選ぶんです。その状態が、あなたの本来持つ壁や困難を乗り越える力を一番に発揮できるようになるからです。

 

飲み物や、食べ物、生活習慣も同じことですよ。「こうしたら赤ちゃんができる」と言われているようなことも、あなた自身が「こうしていると信じられる。安心していられる。」と思うことなら実行されたら良いと思います。

 

「こうしていないと不安だ」と言うことではなく、自然にリラックスして安心していられることを選んでくださいね。

 

赤ちゃんが欲しければ…(2017年6月8日追記)

記事を見直していたらちょっと読みにくかったので少し改行を入れるなど、修正をしました。

 

赤ちゃんが欲しければ…なんですが、私は今でも病院に行ったことは全く後悔はしていなくて、言って良かったなって思っています。しかし、この記事を書いた時は、私、怒っていたなぁ…。

 

さて、赤ちゃんが欲しければ…なんですが、胎内記憶の第一人者である池川明先生が講演会で「生後3か月以内の赤ちゃんを30分抱っこしていたら妊娠する」と話していました。

 

確かにそうしたら妊娠するのかもしれないなぁって思います。実際の赤ちゃんの温かさとか、重さとか…そういうのを感じることで刺激されるんじゃないかな?

 

実際、自分の赤ちゃんがいない人が他の人の生まれて間もない赤ちゃんを30分抱っこするって結構大変なことです。怖いし、どうしたら良いかわからないし…。

 

それでも30分抱っこし続けるっていうのはすごいことだと思うんですよ。それをするっていうのはものすごい変化が起こりそう。

 

すでに子どもを産んだことのある私からしたら、それを想像するだけでなんか母乳が出てきそうな気がする(笑)それは言い過ぎかな…(笑)

 

まぁ…それは良いとして、そういうことが可能な環境にいる方は試してみてはいかがでしょうか?

 

あなたのもとに可愛い赤ちゃんが訪れますように。

 

土出麻美(つちでまみ)

 

 

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