「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

小学校教師は生徒と信頼関係が築けているかについて思うこと

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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小学校の先生って、生徒と信頼関係を築けているのでしょうか?

 

子どもたちと話をしているときに、子どもって小学校の先生は自分たちのことを信用してないって思ってるなって感じることがあります。

 

「先生に言っても信用してもらえない」そう思っていると感じるんです。

 

でも、それってどうなんだろう?

 

 

学校の先生が自分のこと信用してないって思っているって、それは信頼関係がうまく築けてないってことなんじゃないのかなぁって思うんです。

 

 

小学校の先生、生徒と信頼関係築けなかったら、誰と信頼関係築くんだろうって思うんですよ。

 

大事じゃない?生徒と信頼関係を結べるかってところ。と思ったので今回は小学校教師と生徒の信頼関係について思うことについての記事です。

 

 

生徒のことを信じてない先生っていつの時代もいる。

 

子どもたちが「先生、信じてくれない。」と感じているのは、実際に先生が信じていないから。だと思います。私自身も、そんな経験があるんですよね。

 

 

あの日、私がまだ小学一年生だった冬。

 

朝から微熱があったんです。母親に、「今日はちょっとだけ熱があるけど、体育はないから、学校行って、暴れたりしないでおとなしくしときぃや。」と言われて。

 

3人姉妹で、妹は保育園。まだ小学生の姉もいて。

 

母親はパートがあるので、たいした熱ではない私を学校に行かせることにしたんですね。朝のバタバタした時間だったんでしょう。

 

 

私は、「わかった。」といって学校に行くのですが、この時、母親は重大なことを忘れていたのです。

 

この日、間違いなく体育はなかったのですが、マラソン大会があったんです。

 

 

小さな子どもが3人もいるし、パートもあるし…で、うっかりマラソン大会を忘れていたんですね。だから、連絡帳に書いたりはせずに、1年生の私に口頭で伝えるだけで学校に行かせてしまった。

 

 

学校に行くと、マラソン大会があったので、私は母親に言われた通り、「ちょっと熱があるから暴れたりしたらダメって言われた」と先生に伝えたんです。

 

 

この状況、あなたが先生だったら、生徒の言うことを信じますか?連絡帳には何も書いてないんです。

 

 

当然のように、先生は私の言うことを信じませんでした。私が「マラソン大会に出たくないからウソを言っている」と決めつけたのです。

 

 

体温を測ってみるとか、体調を確認するとか言うようなことはなく、ただ私を説得して、マラソン大会に出させましたよね。

 

 

結局、マラソン大会は最後まで走ったんです。でも、やっぱりしんどくて、順位は最後から2番目でした。いつも、早い方ではないけど、やっぱり普段より遅かったです。

 

終わってから先生が来て、「ほら、最後まで走れたでしょ?」って言ったのをよく覚えています。

 

 

家に帰って母親にその話をしたら、母親は怒って学校に電話していました。

 

 

たぶん、私がウソをつくようなタイプではないのに、嘘をついたと決めつけたことに対して、先生に言いたかったんじゃないかなって、今になってからは思います。

 

 

でも、この時、この先生は、せめて体温を測ってみるとか、念のために体調確認すべきだったと思う。だって、本当に体調悪い可能性だってあると思うんです。ましてや一年生だしね。

 

 

間違いなく、生徒のことを信用していない先生でした。信用されなかったって残ってる。

 

 

でも、信じられない気持ちも、わからなくもないけど。「まさか連絡帳に書いてないなんて」って思う気持ちもわかるけど。

 

 

まぁ、いつの時代も子どもだからって信用していない大人はいるものです。子どもも大人も、関係なく、嘘をつく人は嘘をつくし、つかない人はつかないんじゃないかな?知らないけど。

 

 

 

信頼関係を築くために必要なこととは

 

人と人が信頼関係を築こうとするときって、そこに不信感があるとうまくいきにくいと思うんです。だって、「この人私のことを信用してないな。」って感じる人を心から信頼できますか?

 

たぶん、できないと思う。

 

 

しばらく時間をかけて、この人は信頼できる人だなって思えることもあるだろうとは思うんですよ。

 

でも、「この人私のことを信用してくれてないな」って感じている人に心を開いたりってなかなかできないだろうと思うんですよね。

 

何か悩みがあったとしても、自分のことを信用してくれてないなって感じている人に、自分の悩み事を話そうと思うんだろうか?って考えたときに、話さないと思うんですよ。

 

だって、信じてくれない可能性が高いんですよ?

 

 

だからね、たとえ「それって本当かな?」って思うことであったとしても、あからさまに信じていないって感じるような態度をとってはいけないと思うんです。

 

ましてや担任の先生が生徒のことを信じてないって明確に生徒に伝わるようなことをしていたら、生徒との信頼関係なんて築けないと思うんです。そうは思いませんか?

 

困った時、悩んだ時、先生が信用できるから、相談できるんだと思うんですよね。「先生に相談したって、先生は信じてくれないし。」って思ってたら悩みの相談なんかしないでしょう。

 

 

「信じてくれる」、「真剣に向き合ってくれる」そう言う安心感があってこその信頼関係だと思うんですよね。

 

 

安易に疑うことって誰にでもできるんです。信頼関係を築く方が難しいんですよ。だから大事にしたい。

 

 

って私は思うけど、小学校や中学校なんかの教師をしている人もやっぱり人間だし、生徒に対して「それって本当か?」って思うこともあるのだろうとも思う。

 

その人その人なりの考え方もあることだろうし。

 

 

でも、私は、学校の教師は生徒のことを「それって本当か?」って思うことがあってもできるだけそれが生徒に伝わらないようにしていたほうが良いんじゃないかなって思うんです。

 

 

もしもそれが嘘だった時には

 

とはいえ、生徒も人間ですから嘘をつくことだってあるわけです。

 

最初に紹介した私の例でも、本当は走りたくないっていう理由で「今日は走らないでおとなしくしてなさいってお母さんが言った」と嘘をつく子どもだっているかもしれませんよね。

 

小学1年生ではそんなにいなさそうだけど、もう少し大きくなったらいそう…。

 

 

そういうとき、思うんです。

 

ただ「この子は嘘をついてる」で終わらせるんじゃなくて、「この生徒が嘘をつく原因は何だろう?」ってもっと深堀してくれるような先生であってほしいなって。

 

本当にただ単純に「走りたくない」だけなのか、わざわざ嘘をついてまで走らないでいようとする理由があるんじゃないかとか。そういう細かいこと、考えてくれるような先生だったら良いなって。

 

そう言う先生に出会いたい。

 

 

「走りたくない」で嘘をつくって、なんか理由がありそうな気がしません?私はそういうことを考えるのが好きです。

 

例えば、もっと先生の気を引きたいとか、もしくは、家で何か悩みがあるかもしれません。まだ小さい学年の子どもだったら、最近お母さんの機嫌が悪いとかかもしれない。

 

嘘をついているのには、そう言う、心理的な原因が隠れてるんじゃないかなって。そうは思いませんか?

 

 

今回だけの嘘であれば、今、何かそのような気持ち的に引っかかっているものがあるのかもしれない。普段から頻繁に嘘を言う子であれば、家庭で何かその子がそうなってしまうような原因があるのかもしれない。

 

だけど、本当に性格的にそういったすぐに嘘を言ってしまう面を持っている子なのかもしれない。

 

以外にも私の場合のように、絶対に嘘だと思ったのに想定外に本当のことかもしれない。

 

 

そう言う細かいところを深く考察してみてほしいって思うんですよね。我が子の担任に当たる人はそういう人に当たって欲しい。

 

 

だって、単純に「嘘だろ!」って言うのって簡単だけど、深く考察して何か気がつくことがあれば、それだけでもしかしたらその子の人生を大きく変えるかもしれないと思うんですよ。

 

「嘘だ!!お前は悪い!!」ってしてしまったらそれで終わり。そこに隠れている何か問題を見つけられるチャンスだったかもしれないのに。そう思うんです。

 

 

どう考えるかは人それぞれだけど、私はこんな風に考えるタイプです。

 

だから、そう言う先生だったら良いなぁって思う。

 

 

「あの時先生が気がついて向き合ってくれたから、今、こんな風になれた」とか、胸が熱くなりませんか?

 

そう言うの、ドラマの中だけの話とかじゃなくて、現実にいっぱい転がってると思うんですよ。「事実は小説より奇なり」ってね!その通りだと思う。

 

 

そんな先生がいてくれた方が、たくさんの子どもたちが自己肯定感をしっかりと育てられそうな気がするんです。

 

 

結論:生徒に向き合い、深く考察しながら信頼関係を築いていく先生が良いな

 

生徒と向き合って、表面的に見える事実だけで判断するのではなく、深く考察しながら生徒との信頼関係を築き上げていくような先生が良いなぁって思います。

 

自分が子どもの頃よりも、親になった今だからこそ、子どもたちにはそういった先生と出会って欲しいと思います。

 

 

とはいえ、教師をしている人たちも、教師を目指したんだからその人なりに「こんな先生でありたい」というものがあって、それに向かって頑張っているのかもしれないけど。

 

それに、いろんな人がいるんだから、みんながみんな同じように深く考察して…とはいかないのが普通かもしれない。

 

 

でも、私は生徒と真剣に向き合って、簡単に疑ったりせずに、深く考察していろんなことに気がついてくれるような先生が良いなぁ~。

 

そんな先生がいてくれた方が、子どもが成長していくうえで「自分てこのままでいいんだ」って強く信じられるような環境になりやすくなるんじゃないかなって思うんです。

 

そんな先生と出会えたら一生ものの宝になるんじゃないかな?って、私はそう思う。

 

 

あなたはどんな先生が良いと思いますか?

 

 

それでは。

土出麻美つちでまみでした!

 

またね。

 

 

 

 

 

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