何のために生まれてきたの?生きる意味を胎内記憶から考えてみた
この記事の目次
子どもたちとの胎内記憶についての話しから、生まれてきた意味、生きる目的について考えた
「胎内記憶」って知っていますか?生まれてくる前のお腹の中の記憶のこと。小さい子にお腹の中のことを聞いたら覚えているとか、聞いたことあるんじゃないかと思うんですが。
そんな胎内記憶の話。
胎内記憶の話で有名な「池川明先生」が今年も7月30日に私の住んでいる三木市に来るんです。
その講演会に行こうと思っているので、ちょうどそんな話を子どもたちとしていて、その話から、生まれてきた意味とか、生きる意味について考えたんです。
なので、今回はそこから考えた生きる意味って何かなってお話がテーマです。
何を目的に生まれてきて、生きるのかを考えてみた。
きっかけは胎内記憶の話。
胎内記憶の池川先生が来るってことで、我が家では胎内記憶の話が話題に。
胎内記憶の話って、お腹の中の話しだけでなく、お腹に来る前、つまり、中間世の時の話しとか、前世の頃の話とかもあったりするんですね。
お腹の中に来る前のはなしの中には、「パパやママを選んできた」なんて話もあるんです。
うちの下の子は小さいころはそういった、お腹中の話しや、お腹に来る前の話し、前世の頃の話しなんかをよくする子だったんですよ。もう、今は忘れてしまっているけれど。
だから、小さいころに聞いていた話を「こんな風に言っていたんやで~。」って話し始めたんですね。
それがきっかけ。
なんで私を選んだのか、子どもたちに聞いてみた。
子どもたちはこの世に誕生する前に、お母さんやお父さんを選んでくるっていうからね、今よりももっと小さかった子どもたちに聞いてみたんです。
なんで私を選んだのか。
そうしたらね、下の子は、「テレビでママを見て、可愛かったから。」って言ったんですね。ちなみに、「かわいかったから」っていう子、多いらしい。
上の子は、「え~、優しそうかなぁと思って。」っていったんです。
そんな話を、子どもたちにしたんです。もうすでに、自分たちがそんなことを言ったのは忘れてしまっていたんですけどね。だから、「えー、そんなん言ってない~。」とか、「そんなん何も覚えてないわ~。」とか言っていたんですが。
その話の流れで、上の子が、「ほんま、おかあを選んどいて良かったわ~。」って言ったんです。何ともまぁ、嬉しい一言。「他のお母さんやったらめっちゃ怒られるもん。」って。
いや、私も怒ってるんですけどね。だから、「おかあも怒るやん。」って言ったら、「いや、でも、他の人やったらもっと怒られてる。」と言っていました。
まぁ、確かに。私だから理解できてる部分はいっぱいあるのかもなぁなんて、ちょっと調子にのって考えてみた。
この子たちが今回の人生で、こんな風に生きるために、私がピッタリだったってことか…なんて考えたんですね。つまり、この子がこの子らしく生きるために、私を選んだってことかなって。
あれ?じゃ、私も母親を選んできたってことか?
この子たちが「自分らしく」この世で生きるために私を親として選んできたのかな。なんてことを考えたときに、ふと、考えたんです。
あれ?じゃ、私も母親を選んで生まれてきたってことだ…。
母親と父親を私も自分で選んで生まれてきたってことなんですよね。でもね、なんか変な気がする。だって、結構いろいろ言われて責められた気分で育ってきたんやけど…?
「あんたはあかん。」「あかんたれや。」「そんなこともできひんのか。」そんなことをいっぱい言われてきたから、自己評価だって低いし、つい最近までは「自分ってダメだ」ってめっちゃ思ってた。
最近は、「ダメな自分もこのままで良い」って思うようになって、認められるようになっていったから、ずいぶん変わってきたけれど。
ダメな自分も愛しく思えるようになってきたけれど…。
私って、そうなることを選んで生まれてきたってこと?
それが…、私らしさ??これが、私らしく生きるってこと??
確かに、他の人の子どもに生まれてたら今の私はいない。子どもたちもいない。
確かに考えてみたら、もしも他の人の子どもに生まれてきていたなら、私は全くの違う経験をしている全くの別人になっているだろう。
つまり、今の私は存在していないってこと。それじゃあね、今の子どもたちも当然いない。私が別の人だったら、子どもたちが今回の人生をこの子たちらしく生きることができないもんね。
私が今の私だから、子どもたちは私を選んできたってこと。今の私だから、「選んでよかった」って言ってもらえたってこと。
そして、今の私になるためには、私は私の両親のもとに生まれる必要があった。私は私になるために、両親を選んで、私になるために生まれてきたってことなんだって思ったんです。
傷ついたことや、悲しかったことも、嬉しかったことも、私を作るすべての経験の何もかもが、これを経験するために生まれてきたってこと。
生まれる前に決めてきたこと。どう生きるかということ。
生まれる前にね、みんな、どう生きようって決めてるんですよ。どう生きようかって、なんかすごい人になろうとか、そういうことじゃなくて、ただ、こういう人になろうとか、こういうことしようとか。
そのために親も選んで生まれてくるんです。
「私が私を生きるために、この人の子どもになろう!」って思うんだと思う。私には、そんなころの記憶はないんだけど。
だからね、何かになろうとするんじゃなくて、私は私を生きることが生きる目的で、生まれてきた意味なんです。
そう、あなたも。あなたも今のあなたになることが生まれた目的。あなたらしく、あなたの人生を生きることが生きる意味なんですよ。
今までに起きたイヤなことだって、傷ついたことだって、全部が今のあなたになるためだった。そして、これからもね、あなたはあなたを生きることが生まれた目的を達成していくことにつながっていくんです。
それがね、実は最大の自己受容で、もっとあなたらしく生きられる考え方。
あなたは今のあなたをこれが良かったって受け入れて、何かになろうとするんじゃなく、ほんとにあなたがしたいって思う、あなたらしいことをしていけば、それで良いんです。きっとね。
結論。胎内記憶の話しをきっかけに考えた生きる目的は、「自分を生きること」だった。
今回、池川先生が来るから…ていうことがきっかけで話し出した胎内記憶の話。
それは新しい発見で、親を選んで生まれてきたのは子どもたちだけじゃなくって自分もだった。私も、両親を選んで生まれてきてたってこと。
それは傷もあったかもしれないけれど、その傷も何もかもすべて、私になるためだった。私は私になるために、自分の親を選んで生まれてきて、いろんな経験をしてきて今の私になった。
そして、子どもたちはそんな私を選んで生まれてきた。子どもたちも、自分になるために。
それはすべての人当てはまること。みんな、今の自分を生きるために生まれてきた。この人生を生きるために生まれてきているんです。
生まれてきて、生きる意味ってみんな「自分になるため」なんですよ。自分らしく生きるため。「何かにならないといけない」んじゃない。
あなたはあなたになるために、あなたに生まれてきたんです。今のあなたになるために必要な経験を重ねてきた。
これからもね、あなたはあなたの生きたいように、あなたのしたいことをしていくのが良いってことです。だって、あなたになるために生まれてきたんだから。
だから、あなたが思うこと、「しないといけないから」とか、「こうでないといけないから」「すべきだから」と言うことはいったんおいておいて、そういったこと関係なく、「したいな」って思うことを実行してみてくださいね。
土出麻美(つちでまみ)
余談
余談ですが、一番最初の大きい画像(アイキャッチ画像)の子どもが私。その次の画像が娘、その次の画像が息子です。
なかなか似てるでしょ?