「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

自分自身が異質であると感じることも受け入れた先にあるもの

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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最近は普段ほとんど家にいるのですが、先週の土曜日(2019年4月27日)は少し遠出をしてきました。大阪府の堺市まで。

 

私の住んでいる兵庫県三木市からは電車で2時間45分。なかなかのちょっとした旅行です。そんなちょっとした日記的な記事です。

 

 

 

Facebookで見かけた「糖質制限カフェ」というイベントに参加。

 

すっごい糖質制限に興味があるとか言うわけではなく、そこのカフェがブログを通じて知った方がされていて、興味があったのだけど遠くて行く機会がなく、たまたまタイミングがあったので軽い気持ちで参加してみました。

 

 

当日は朝から想定外に寒くて、ここ最近はまるで初夏のような暑さだったのでびっくり。「ゴールデンウィーク最初は寒くなる」そんなネットニュースを目にしていたくせに、薄着で出たことに「失敗したな」と気がついたのはすでに駅のホームで。

 

 

電車が来るまでのホームでのほんの3分ほどがとても長く感じた。

 

 

電車の中は少し暖かかくて。ホッと、心と体が緩む感じがした。

 

電車に揺られ、進む。

慣れない駅の乗り換えに、間違えないか確認しながら電車に乗る。

 

 

最後の乗り換えで、「あぁ、ここって小さいころおばあちゃんの家に行くときにのった電車じゃないかな?」と気がつく。

 

そう。小学生の頃に最後の乗り換え駅まで母に送ってもらい、姉と二人で電車に乗って祖母の家まで行った。

 

たぶん、あの駅は、ここだったんじゃないかな?

 

そんな懐かしい思い出がよみがえってくる、懐かしい気持ちになる駅の名前を聞きながら、目的の駅までたどり着いた。

 

「大阪に着いたら暖かいのかも」という、わずかな期待は残念ながら外れて、寒い外を歩いてカフェに向かった。

 

 

方向音痴の私はここ最近は必ずGoogleマップを使って目的地に行く。それでもたまに、反対方向に進んでしまうこともあるけれど。

 

 

外から見ても全然わからないような場所にカフェはあった。

 

とても良い感じの店で、席についた。

 

 

会が始まってすぐに気がついたことは、「私はここに来るのは場違いだった」ということ。もっと近くに住んでいる人とか、糖質制限に興味のある人、食事は健康に興味のある人が参加するべきものだった。

 

もちろん、気軽に参加しても良いのだろうけれど、私には、「あ、私、場違いだったな」と感じたということ。

 

それは、きれいに並べられた色えんぴつの入れられたケースに一つだけ誤って入ってしまったクレパスのように、この低糖質カフェを楽しむ会の中で私一人異質な存在だと感じていた。

 

誰が悪いとか、誰かが嫌なことをしてきたということは全くないのだけれど、ただ、「違う」そんな感じがしていた。

 

 

だけれど、考えてみればタイトルにも「低糖質」と書かれているのだから、当然「低糖質」というワードに興味のある人が集まることが至極当然のことで、そこに間違いはなかった。

 

それとプラスで、こういう集まりに参加する人というのは何かビジネスをしていて「それにつなげたい」と感じている人なんだな…と改めて気がつかされた。

 

 

異質な上に、特に自分からコミュニケーションもとりに行かず、おそらく話すことも変わっている私は、おそらくほかの人からしてもどうしたら良いかわからない人だったんだと思う。

 

だけど、別に、新しい人脈を広げるためとか、もっと詳しい低糖質について学びたくて参加したというわけではなかった私には、別にその中でほかの人に合わせてどうにかする必要を感じていなかった。

 

 

クレパスを色えんぴつのように削ったところでクレパスはクレパスのままだから。異質なままで別に良いと思っていた。

 

もう合わせるのではなく、そのままの自分でいて、それで気の合う人や「好きだ」と感じてくれる人と一緒に過ごせればよいと思うようになっていて。

 

 

価値観を共有できる人と一緒にいることを選んでいくと、もう決めていたから。

 

異質な自分を受け入れることは、そこに合わせようとする必要がなくなって、自分と同質である、もしくは異質であっても一緒にいられる人と生きることであると、そう思った。

 

 

ちなみに、低糖質のスイーツのうち、砂糖を一切使っていないという、砂糖ではない天然の甘味料を使ったブリュレは驚くほど濃厚で甘かった。むしろ、飲み物がもっと欲しいと感じるほどに。

 

 

特に話す人もおらず、食べ終わった時に帰ろうかと思ったけれど、途中で帰ったら失礼なのかな?とか考えていて、結局参加された方が連れて来ていた3歳の女の子と少し遊んだ。

 

小さな子はとってもおもしろい。素直で、とても単純な話で喜んでくれる。

 

 

まぁ、昔から大人の人と関わるより子どもとの方が気楽で良いけど。

 

 

参加して良かったことは、低糖質なお砂糖以外の甘味料について少し興味が持てたこと、皆さんの前で自己紹介することで、自分について再認識できたことがあったことなど。それが良かった。

 

 

ほかの参加者の方々が盛り上がる中、お先に店を失礼することに。主催者の方とお話をして、「またお会いしましょう」とお別れした。

 

 

また寒い道のりを駅まで歩いて。

 

途中、駅で少し買い物をして、乗換駅の難波でも少し買い物をして、電車に乗って帰ったのでした。

 

 

買い物、楽しかった。こんなにお店がいっぱいあるところになかなかでないし。

 

 

昔の私だったら、カフェでほかの人となじめない自分自身を責めて、その場でしんどくなったりあとから苦しくなったりしていたのだろうけれど、そんなことにはならず、ただ受け止めていた。

 

 

「色えんぴつが良くてクレパスが悪い」なんてことはない。別のもので別の使い方をするだけ。

 

それと同じように、この場で会わないから悪いとか、そこに合わせないといけないということはなく、ただ、違うだけで、違うものを組み合わせても良いし、同じものだけを組み合わせても良い。

 

ただそれだけの自由な世界だ。

 

 

場面が変われば何が異質であるかも変わる。どれがおかしいという答えはない。

 

ただ自分を受け止めることはそういうことに気が付けることで、そのことに気がついてしまうと、「異質だ」と感じる他者のことも受け入れられるようになる。

 

 

と、この土曜日の日記でした。

 

それでは、土出麻美つちでまみでした。

 

それではまた。

 

 

 

 

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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