ちゃんへん(パフォーマー)の演技が良くて元気をもらえた話。
ちょっと前なんですが2018年6月22日に小学校のオープンスクールがあったんです。
その日、芸術鑑賞会があったのです。内容は、ジャグリングの世界チャンピオン、ちゃんへん.のパフォーマンスだったんです。それがとても良かったんですよ。
この芸術鑑賞会、何が良かっかたって言うのをまとめると、
- 世界チャンピオンという世界で活躍している人の演技を生で見られたこと。
- 世界で活躍している人の真剣さとか雰囲気、エネルギーなんかを小学生に触れさせることができる機会が与えられたことが素晴らしい。
- パフォーマンスだけなく、ご本人の葛藤したことなどの講演会もあったことが良かった。
という3点です。なんというか、世界を感じた!!
- ジャグリングの競技、ディアボロの世界チャンピオン
- ジャグリングパフォーマー。(YouTubeのチャンネルがある)
- 音楽の編曲とかもしている。
- ウィキペディアにも載ってた。(ちゃんへんのウィキペディアのページ)
- 実は在日コーリアン。(そのことで悩んでいた思春期の頃の話がまた良い)
小学校の体育館で、いろんなジャグリングとディアボロの演技、講演と歌を披露してくれていました。
講演とかも合わせてとても良かったです。
この記事の目次
ちゃんへん.がしてるジャグリングのディアボロって知ってますか?
ジャグリングのディアボロって知ってますか?
私は知りませんでした。
棒(スティック)にひもがついている、縄跳びみたいなデザインのものでコマみたいなものを回す競技です。
物珍しく思うけれど、昔からあったらしく、ウィキペディアにはそれに似たもので遊ぶ安徳天皇の絵画が掲載されていました。(ウィキペディアのページはこちら)
子どもたちにも試しにさせてくれていましたが、中学年か高学年ぐらいにならないと難しそう…。高学年になると上手にコマをとばしてみたりしていました。
世界大会とかあるらしく、ちゃんへん.はいろんな大会でグランプリになっているそうです。
見たパフォーマンスはディアボロだけじゃなくてほかのジャグリングもしていたけどそれもすごかった。
小学生もめちゃ喜んでました。
やはり、独特の力強さを感じることができました。世界に行く人ってこんな感じなんだなって…。
それに、難しい技をするときのピリッとした空気感が体感できたことは本当に良かった。
世界で活躍する人の持つ、独特の雰囲気を感じられた
世界で活躍する人ってこういう雰囲気なんだなぁと、実感することができたのが良かったです。
体育館の舞台で演技をしていたのですが、私たち保護者は後ろの方での鑑賞でした。前の方は子どもたちだったので…。
それでも伝わってくるぐらいの独特の雰囲気…、というかエネルギーの強さ。
もっと近くで見ていた子どもたちにはもっと感じられたはずです。
日常的にそういった世界で活躍している人と関わる機会を持つことってなかなかありませんよね。
それを、学校で子どもたちと一緒に体験できたことは本当に良かったと思いました。
世界でするから基本的に解説は無しで(言葉が通じないから)の演技って言うことだったんです。それでも、一通りの演技が終わった後には難しい技の紹介をしてくれて、それを披露してくれたんです。
それがまた良かった。
演技のテーマが「あきらめないこと」ということだったのです。難しい技を紹介して、失敗しつつも何回も、成功するまでされていて。
小学生にもわかりやすく、みんなの前で失敗してもあきらめずにやることって良いことなんだって伝えることができたんじゃないのかなって思います。
日頃、まるで失敗することは悪のような風潮がある中、それでも、みんなの前で堂々と失敗する。
それでもあきらめない。できるまでやる。
見ていてすがすがしいと感じたし、できたときはカッコイイって思った。
世界で活躍している人に触れる機会を小学生に与えられたことが良かった。
世界の大会とかに出場している人と子どもたちが触れ合える機会が与えられたことがとても良かったと思いました。
特に、私の住んでいるところ兵庫県でもやや田舎の方…。何かに出ていく機会も少ないと思うんですよね。
大人が連れて行ってあげなければ子どもたちは自分たちで出ていくことはできないですもんね。だから、小学校でこういった機会を作ってくれたことはとても良かった。
小学生もかなり喜んでましたしね。
確か、PTAの主催だったように思うのですが、今年のPTA役員さん、良い企画をしてくれたなぁと思いました。
ちゃんへん.ご本人が葛藤したこととかの講演が聞けたことが良かった
パフォーマンスの後にちゃんへん.による講演会があったんです。
それがまた良かった。
冒頭でも紹介した通り、ちゃんへん.は在日コーリアンです。名前がちゃんへんっていう名前と、もう一つ日本人の名前と、二つあるんだって。
そのことで、自分って何人なんだろう(どっちの国の人なんだろう)とか、いろいろ悩んだらしい。
ちょうど思春期ぐらい、自分についていろいろ考える年齢になりますよね。
そんな悩みを抱えながら、ディアボロという打ち込むものに出会い、世界に行くことになります。そこで、そんなことどうでも良いって思えるようになったとのこと。
日本の名前でも、ちゃんへんという名前でも、どちらも自分だって。そう思えるようになったという話でした。
ホント、その通りだなって。
在日だとか言うと、偏見もあっ多だろうと思うんです。話していたことよりももっとたくさんいろんな部分を見てきたんだろうと思うんです。
それを乗り越えて世界で輝けるって素晴らしい。
そういった背景がなくてもみんなそれぞれに悩みを抱えたりする。
そんな悩みも、自分が打ち込める何かや自分を表現できる何かがあれば、乗り越えることができるんだなって。
そういうのを見つけられることってとても幸せなことだなぁと思ったのです。子どもたちもそういうのを見つけていけたらとても幸せだろうな…と思う。
ちゃんへん.とても応援したくなりました。
っていうか、そんなに長く日本にいるなら、もうむしろ「日本人」じゃダメなのかな…とか思ったりした。
何人とか関係なく、ただそのままの自分がいるだけなんだろうけど。
結論。ちゃんへん.の諦めずに挑戦し続ける姿に、私も力をもらえた芸術鑑賞会だった。
結論。
諦めずに挑戦し続けている姿に力をもらえたし、何よりそのエネルギーに触れられたことがとても良かったです。
ちゃんへん.応援しようと思います。
ちなみに、ちゃんへん.は音楽活動もされていて、歌うたったりしている動画もありました。小学校でも歌ってくれていたし。
小学3年生の娘が何回もYouTubeを流して見ています。歌、覚えてしまいそうなぐらい。さすがにこんなにつけられると…。
興味を持たれた方は見てみてください。
それでは!
土出麻美でした!!
またね。