「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

アサーティブ(自他尊重)なコミュニケーションの学びについて(アド塾12日目)

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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去る10月17日(2019年)に男女共同参画アドバイザー養成塾の12日目がありました。

 

アド塾ももう最後の方になって、ここからはグループで企画を作っていくのですが、この日はアサーションについての学びがあったので、そのことについて紹介していきたいと思います。

 

 

ちなみに、この日の講座はアサーションについての話の後はほとんどが企画をつくって行く話し合いでした。

 

とても良いグループで、楽しみながら学んだり話し合いができているのですが、そこはあまり触れても仕方ないのかな…と思うので、アサーションについて。

 

 

アサーション(自他ともに尊重した)話し合いとは

 

ここからのアド塾は、最後の企画発表に向けてのグループワークが主になります。

 

企画を進めていくのに大切なのが話し合いですが、その話し合いをより有効でより良いものにしていくための技術がアサーションです。

 

 ★アサーションとは? 

 

さわやかな自己表現のこと。

相手のことも尊重しながら自分の意見も尊重する自己表現のこと。

 

自分の考えや気持ちを素直に正直に表現する自己表現で、同時に相手のことも尊重した言い方ができるように言葉を選んで話す方法です。

 

特に日本人は自分のことを抑えてしまったり、自分のことを卑下してしまったりする傾向があるので、そうならないように自分のことも尊重しながら相手も尊重して気持ちを伝えます。

 

 

これが意外に難しくて、自分の気持ちを伝えようとしたら攻撃的になってしまったり、うまく気持ちが伝えられなかったりします。

 

 

相手を尊重しながら、自分の気持ちを言葉にするのって意外と難しいのですよね。

 

この講座では3つのパターンの例題で、どれがアサーティブであるかというのを考えてみるというワークをしました。

 

 

まぁ、書いてあるのを見て判断するのは容易なんですが、日常の中で自分がそれをしようと思うとなかなか難しいんですよね。

 

相手を尊重する言葉ってどんなのかなって考えるのも、すぐに出てこなかったり、自分の考えを冷静に伝えることも難しくて、ついつい自分を抑えてしまうか、自分の意見を主張しようと思ったら、自分の主張ばかりになってしまうんです。

 

 

 ★ アサーションの例 ★ 

 

ランチに誘われたとして、その日は何か用事があるとか、家でゆっくりビデオ鑑賞をしたかったとします。

 

この場合の返答について考えてみます。

 

★アサーションでない場合

  • 本当はビデオを見たいけど断ると気を悪くしてしまうかもしれないので、我慢して行く。
  • ランチよりも家でゆっくりしたいから、「その日は用事があるので」と言って断る。

 

★アサーションである場合

  • 「誘ってくれてありがとう。でもその日はほかに予定があるので参加できません。また次回誘ってください。」と誘ってくれた相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを尊重して断る。

 

日本人の場合、断れなくて行ってしまうという人が多いのかもしれませんね。ワークをしてみたときには、私は断ってしまうことが多いかもなって思いました。

 

断ることが悪いわけではないけれど、誘ってくれた相手の気持ちを尊重した断り方をすることって大切ですね。

 

 

実際にアサーションを意識してグループワークをしてみてわかったこと

 

アサーションを学んでから、それを意識してグループワークをし始めたはずなのですが、やっている最中はそんなことは忘れてしまっていて、普段通りの自分だった…というのが率直な感想です。

 

よほど普段から意識していて、身に着けていかないとなかなか実行できないものだな…と実感しました。

 

 

それと、自分では、けっこう自己主張しているタイプと思っていたんだけど、意外に自己主張せずに抑えている部分も多くありました。

 

あとから、(あぁ、あそこで思ったことって、ちゃんと自分の意見として伝えたら良かったんだろうな)って思うことがいくつかあって、自分でも意外でした。

 

自分が思ったことをアサーティブに伝えるということは、場合によっては同じように考えているけれど言葉にできない人の助けになることもあるし、伝えないと周囲の人も気が付くことができないんだと。

 

 

そう気が付くことができました。

 

 

なので、今回のグループワークは、それを実践する場というよりも、そういった傾向が自分にあるということなど、その他気が付くことができるきっかけの場だったのかな?と個人的には思っています。

 

 

アサーションについて日頃から少し考えてみるようになった

 

この講座を受けた後にも日常の中で、「あ、あの時こう考えたことって伝えた方がよかったんじゃないかな?」ってあとから気がついたりすることができるようになりました。

 

本当はあとから気が付くのではなく、その時にできるのが一番良いのだけれど…。

 

それでも、あとから気が付くだけでも進歩だと思いますね。

 

 

その時に自分の思いを伝えなかったことは、自分の中でモヤモヤが残ってしまったり、相手にとっても理解ができなかったりするんだなぁと実感します。

 

 

その時その時で自分が考えたこと、感じたことに感覚を澄ましてよく気が付くようにして、それを明確にわかりやすく人に伝えられるようになることは、自分にとっても非常にプラスだと思いますね。

 

だって、それで減らせるストレスがあるし、それができることで変えられることって結構いっぱいあると思うんですよ。

 

 

上手に自分の気持ちを自分でまとめらず、人に伝えることもうまくできなくてしんどいなって感じている人、結構たくさんいると思うんです。

 

 

そういう人にもアサーションについて、伝えていけたら良いなって思いました。

 

 

というわけで、今回の記事は、アサーションについて学んだ話でした。

 

 

それでは。

 

土出麻美つちでまみでした。

 

 

 

 

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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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