心をつかむプレゼンテーションの仕方についての学び(アド塾10日目午前)
決められた時間の中でより効果的なプレゼンをするために必要なこととは?
男女共同参画アドバイザー養成塾(通称アド塾)、10日目の午前の講義は聞き手の心をつかむ、プレゼンの方法についてでした。(2019年9月19日午前)
効果的なプレゼンの方法についてのこの講座は、プレゼンだけではなく、人前で何か話をするときのほとんどの場面で活用できる内容だと感じました。
例えば何かの発表だったり、セミナーをする場合でも。「複数の人に対して何かを伝える」ということが、つまりはプレゼンである、と考えて良いのかもしれませんね。
アド塾の講義は後半戦に入ってますます内容が専門的になって面白くなっていて、この講座もとても興味深く面白い内容でした。
10日目の午前で行われた、効果的なプレゼンのやり方についての講座について、今回は紹介していきたいと思います。
この記事の目次
効果的なプレゼンテーションの方法とは
より効果的なプレゼンの方法を学んだ、10日目の午前です。
実は、私にとってはこれまでの人生の中で「プレゼン」という経験があまりありませんので、非常に興味深い内容の講義でした。
いえ、広い意味(複数の人相手に何かを伝えようとするというような意味)ではプレゼンに当たることはしたことがあるのかもしれません。だけど、例えば社内でのプレゼン大会とか、そういうのは経験が全くないのです。
限られた時間の中で行動の筋道を示し、相手がそれに関心を持つよう言葉や視覚を使った情報伝達の方法のこと
プレゼンテーションとは、価値のある情報を心を込めてプレゼントすることなのだそうです。
つまり、「自分が絶対に価値があると自信をもって言えるものを、その価値を知らない人に効果的に説明することでその価値を知ってもらう」ということですね。
効果的な説明とは非常にわかりやすく、すぐに内容が理解できて、その良さに納得してもらえて賛同を得ることができるような説明であるということです。
プレゼンをする必要が出てくる場面とは、考えた企画などを実施するために、それがどれだけ効果的なものであるかを伝えて、その企画を実施するための最初のステップであると考えられますから、より良く考え、練り上げられた企画を実施するためにも、それがどのような企画であるのかをより効果的にプレゼンする必要があるのですね。
プレゼンターとして大切にしておくこと
効果的なプレゼンをするために必要なことの一つが、プレゼンターとしての心構えです。
プレゼンターはまず、「伝えたい」という気持ちを持っていることが必要で、その次に、伝えたい相手が知りたいと思っていることを仮説し、相手が知りたいことと自分が伝えたいことの接点を見つけ出すことが必要です。
この接点をきちんと見つけ出して伝えることで、伝わるプレゼンをすることができるようになるのです。
自分がやりたいだけの企画では、良いプレゼンはできないということができますね。逆に、企画の段階で良く練られていれば練られているほど、良いプレゼンがしやすくなると考えられます。
プレゼンテーションに大切な3つの要素
プレゼンテーションをする際には3つの大切な要素があります。
- 内容…何を伝えようとしているか
- 構成…プレゼン内容はどのようなストーリーを描き、どのような道具を使うか
- 表現…プレゼンターの話し方や態度
これらについて一つ一つ紹介します。
内容について
プレゼンテーションをするために必要なのは内容を整理することです。
- 伝える相手は誰か
- 相手が知りたいことは何か(社会の課題)
- 相手が知りたいこととこちらが伝えたいことの接点は?
これらを整理して考えます。
構成について
構成用をについて考えるときは、結論(実施することにより得られる効果)、その理由、理由のソースとなる内容やデータを書き出していきます。
その書きだした中から、特に伝えたいことをそれぞれ、要点、理由、具体例、まとめを書き出し、それを構成として使います。
表現について
表現については3つの効果的な要素があります。
- ことば…わかりやすい言葉・相手に届きやすい声・早すぎず、遅すぎない速度・適度な間・メリハリのある文章。
- 映像…一目でわかる映像。表や図、写真を使う
- 全身表現…自然なボディランゲージ・意図的なボディランゲージ(アイコンタクト、指差し、体の向き、聞き手に近づく、デモンストレーション)
これらを効果的に取り入れてプレゼンテーションをすることで、聞き手の心をつかむプレゼンテーションを実施することができるようになるのです。
ここまで講座内容をまとめていて、正直、ちょっとドキリとしてしまいます。
この記事自体に表などを全然使っていないことに…。もっとつかわなければ…💦
考えてみると、プレゼンテーションもこういったブログ記事も、非常に似ていると感じますよね。
目的は伝えること。そのために「必要なことってどんなことかな」って考えることがとても大切なんだと思います。
実際にプレゼンテーションの練習をしてみて気がついたこと
さて、ここまでざっと説明ばかりをしてきましたが、実際の講座ではここにワークや練習のプレゼンが入ってきます。
時間を区切って話をしてみたり、限られた時間でプレゼンをしてみたりするのです。
実際にやってみて、私が気が付いたことは、とにかく焦ってしまうということ。
時間がないと思うと、焦ってしまって、すごく早口になってしまったり、手元にあるプレゼンのためのメモを必死で読んでいるだけになってしまったり…。
表現のところが全然でした…💦
私の場合は、もしかしたらあまり読むものを準備しすぎない方が良いのかもしれないな…なんて思いました。
焦ってしまうのも、そういう性格だから仕方ないけれど、まぁ、焦ってしまうってことをわかったうえで臨む必要があるなぁ…と思いました。
適度な「間」を持つ必要がある…という話を聞いていた時に、ずっと中学生時代の数学の先生のことを思い出していました。
いつも、よく間をあける先生だったんですよね。
あの先生、いつも間をあけてたな~。なんて、思い出しながら講座を受けていました。私も見習おうと思います。
焦ってないで、間をあける。
間って、良いですよね。何となく…。
プレゼンテーションだけに限らず、「伝えること」すべてに共通する内容だった。
今回の講座は「聞き手の心をつかむプレゼンテーション」ということだったのですが、これは「プレゼンテーション」だけにかかわらず、「人に何かを伝えること」すべてに共通する内容だったと思いました。
今年度、年明けに三木市の男女共同参画センターで講師をさせてもらう予定があるのですが、その際にも十分活用できそうな内容だったので、まさに、今の私にぴったりといった感じでした。
…ラッキーでしたね(#^^#)
今回学んだことは、今後プレゼンテーションをするときにはもちろんのこと、「人に何かを伝える」ときに役立てていきたいと思います。
この次は、この日の午後の講座について紹介した記事を書きますね。
それでは。
土出麻美でした。