え⁉家が傾いてる⁉地盤沈下していたことに気がついたきっかけ
地盤沈下で家が傾いていて、修理をしたことがあります。とても珍しい経験をしました。
ずっと住んでいたんですが、全然気がつかなかったんです。たぶん、最初はまっすぐだったんですが、何年も住んでいる間にちょっとずつ傾いていっていたんですね。
っていうか、今どき最近建てた家で地盤沈下で家が傾いてくるなんてあるの??って感じなんですが…💦
今回の記事は、全然気がつかなかったはずの家の傾きになぜ気がついたかのお話です。
ずっと住んでいる状態だと、すこ~しずつ傾いて行ってても気がつかないものなんですね~。
この記事の目次
まさか、家が地盤沈下で傾いてくるなんて…。傾きに気がついたきっかけ。
家を建てて、普通に住んで暮らしていました。家が傾て来ているなんて思いもしなかったことです。
それがひょんなきっかけで気がつくことになります。
気がついたきっかけになった出来事は全く関係のないことだったんです。だけど、どうしても私には納得がいかないことで。
なので、どうしても納得いかせたくてとった行動が、結果的に家が傾いてきていることに気がつくという結果を呼びました。
家が傾くって、テレビの世界だけじゃなかったことにびっくりでした。
始まりは「もしかして、屋根が欠陥住宅なんじゃない?」という疑問からだった。
家が傾いていることに気がつく結果になったきっかけは、実は屋根の瓦でした。瓦がちゃんと釘で固定されてないんじゃないかって言う疑惑が浮上したのです。
屋根瓦なんて普段見ないし、屋根に登ることもないから、そんなのってわからないですよね。良く見えないし。
それが、疑惑が浮上することになった最初のきっかけは、実は、「訪問販売」でした。
家にたまに来ますよね。セールスの人。ピンポーンって鳴らして来て、ちょっと迷惑なことが多い、あれです。
屋根にあがりたがるセールスの人って、なんのセールスの人だと思いますか?太陽光発電の営業です。
太陽光発電のセールスって、売電価格の保証期間が終わるってことで、最近ずいぶん減っているかもしれないんですが、一時はこれでもかってほど来ていたんです。
私はですね、訪問販売の人の話、けっこう聞いてあげたりするんですね。(←「聞いてあげたり」って言う表現が上から目線だわ…。)
それで、太陽光発電に興味を持ったのですが、どうせ設置を考えるのならば、これまでにかかわったことのある所にお願いするのが良いかなと思ったんです。
えぇ、訪問販売の人のところに頼まないのが私のやり方だ!!訪問販売の人は、私に話しても得しないっていう…。
と、話が変わったので元に戻して、私の中で印象の良いリフォームをメインでやっているところに太陽光発電について連絡してみました。
私が信用している営業の人に相談してみたんです。
で、その営業の人と、業者の人が実際に屋根にあがってみて、どれくらいパネルをのせられるか見てみてよう…という流れになったのです。
そこで発覚したのが、「屋根の瓦、釘が打ってないんじゃないか?」という話でした。なんか、瓦がずれてるって。
そりゃあもう、太陽光発電がどうとか言っている場合じゃありません。
屋根をちゃんとなおしてもらわないと!
建築会社がよこしてきた業者が信用できないと感じて納得がいかなかった
さっそく急いで建築会社に連絡し、業者の人に見に来てもらいました。
建築会社の依頼で来た業者の人が屋根を見て、おりて来てから言った言葉は、「何も問題ないですよ」。
ちゃんとできてるって言うんです。
いやいや、そんなはずないでしょ。太陽子発電つけるかって上がった人が屋根の瓦がずれてるって言ってるのに。
建築会社から来た業者、絶対に信じられないと思って。
もともと、家を建ててくれた建築会社よりもそこのリフォーム会社の方が信用していたんですよね、私。
信用している方の人が「ちゃんとできてない」って言ってるのに、何も問題ないわけがない。
しかも、建築会社からの業者は、「おかしいところがあったら経年劣化」だとか言い出したんです。
いやいや、そんなはずないでしょ(2回目)。
てか、「そんなはずないでしょ」とかオブラートに書いてるけど、心の中では「そんなことあるわけないやろうがぁぁぁぁ~!!!クソボケェェェェェ~~~~~!!!!」でした♡良い子ぶって書いてます。
家建ててからそんなに経ってないからね!と思って。どうしても納得いかなかったんです。
だけど、業者が「何ともないです。」って言ったら何も言い返せないんですよね。
でも、どうしても納得いかなくて、何か方法ないのかなって思ったんです。
欠陥住宅でないかを見てもらった
どうしても納得がいかなかった私は、弁護士ドットコムに書いてみたり、いろいろ探して見ます。
市の広報で欠陥住宅相談が掲載されていたのですが、日程を見るとすぐに相談できない状態だったので、ネットとかでも探し、欠陥住宅の相談もしている一級建築士さんのリストを見つけます。
ちょうど、同じ市内に一級建築士事務所を構えている人を見つけて来てもらうことに。この人がたまたま市の欠陥住宅の相談もされている方でした。
みてもらうと、「屋根の瓦は確かにぐちゃぐちゃで瓦がずれていたり釘がちゃんとできていないところもあるけれど、欠陥住宅まではいかない」と言われます。雨漏りもしていないしって。
欠陥住宅って規定があって、それに当てはまってないといけないんですね。
てか、やっぱぐちゃぐちゃなんか~~!!あの建築会社めぇぇぇ~~~~!!!って思ってました。
そんな説明の時にたまたま、家が傾いてたりとか…という説明もあったんです。
で、一級建築士さんが帰られた後に、「家が傾く」というフレーズがふと気になって、家にあった水平器を柱に当ててみたんです。そうすると…
傾いてる!!
水平器って、まっすぐだったら気泡が真ん中に来るんですが、明らかに傾いてるんです!!
ちなみに、使った水平器はこんなやつです。ホームセンターとかにも売ってます。
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傾いてることがわかると、慌てて再度一級建築士さんに連絡しました。
連絡してみると、建築士さんもふと気になって帰る前に家の周囲を見て回ってみていたそうです。基礎の部分が割れていて、「これは!!」と思ったと話していました。
つまり、全部が地盤沈下していたのではなく、弱い部分だけ地盤沈下していたので、家が半分に折れるように基礎が割れて来ていたんです。
地盤沈下に来たついていなかったら、家ごと半分に割れてたのかもしれないって言う状況でした。
一級建築士さんに再度来てもらって傾きを計測する
後日、一級建築士さんに再度訪問してもらい、簡易的に傾きを計測してもらいました。
欠陥住宅に該当する家の傾きは角度が定められていて、その角度よりおM傾いていないと欠陥住宅に当てはまりません。
計測結果は欠陥住宅に当てはまるレベルの傾きで、それから建築士さんの説明を受けました。
こういった場合、建築会社とのやり取りが大変で時間がかかるということもその時に教えてもらいます。
悩んだ結果、建築士さんに調査報告書を依頼することにしたのでした。
ある意味、無責任な対応をする相手だったおかげで発覚した地盤沈下だった
なんだか、気持ち穏やかでない発覚の仕方だったのですが、こんな流れで発覚するに至ったのでした。
発覚して良かったです。結果的に全部修理できたんだから。発覚しなかったらどうなってたことか…。
信用している営業マンさんのいるリフォーム会社がちゃんとしてくれてたおかげと、クソの適切な対応ができない建築会社のおかげで家の傾きが発覚したってことですね~♪
(家って大切なものだからちゃんとしてほしい)
という、家の傾き発覚した流れでした~!
それではまた!!
土出麻美でした。