なんで「Yes★喉神サマ⁈」ってタイトル?タイトルが決まるまでの話
今回は、私が8月末に出版した書籍「Yes★喉神サマ⁈」のタイトルがどういう経緯で決まっていったかについて紹介します。
というか、本当は意味について紹介しようと思っていたのですが、長くなるので、今回の記事は経緯までで、意味は次回の記事にすることにしました。
ちなみに、本を作るときって、通常はタイトルは著者が自分で決められないものらしいです。(出版社が決めるものらしい。)この本は、私が提案したタイトルに決めてもえらえたので、私が考えたタイトルです。結果的にはね。
たまたま私がひらめいたタイトルを提案したら気に入ってもらえた…という流れなんです。気に入ってもらえて良かった~。
このタイトルは、ひらめいたと言ってもなんとなく決めたわけではなく、経緯があって意味もあるので、それについてここで紹介します。
なんで「Yes★喉神サマ⁈」なの?って興味を持ってくださった方に、楽しんでもらえたら嬉しいです。
本のタイトルは、普通は著者自身で決められない。
普通、本のタイトルって出版社で決めるって、知ってましたか?
著者さんは決められないんだって。
私も聞いたことはあったので、知っていたんです。なので、今回の場合ももちろん「こちらで決めさせてもらって良いですか?」って言われました。
だけど、思ってたのと違う名前になったらショックだなぁって思ったので、「案は出しても良いんですよね?」って言ってみたら、「良いですよ」って言われたので、私も案だけ出してみることに。
と言っても、案を出してみるというだけあって、それで決定するわけではないんですが、まったく蚊帳の外みたいになるよりは案だけでも出せる方が良いなって思ったんですよね。
どんな感じのタイトルにするかだけ聞いて考えて案を出してみた
全く何のイメージもないままにタイトルを考えるのではなく、「こういう感じのタイトルで」という、イメージみたいなのがあったんですね、それに合った感じのイメージでタイトルを考えることになりました。
タイトルを考えるのは俄然やる気満々で、張り切っていろいろ考えたんです。私自身が、もともとまじめな性格なので、結構まじめたタイトルが多かったんですが、たくさん案を出して、でもどれもピンとこないような…という感じでした。
それが最初。
そのあと、別で考えているときに思い付いたのが、今回タイトルに採用してもらった「Yes★喉神サマ⁈」でした。
なんだかピンとこないので、そもそもイメージで伝えらえれてたものを分析してみた
タイトルの案をいくつか…というか結構たくさん出してみたんですが、どれもあまりピンとこなかったんです。
冷静に見てみると、その時に考えたタイトルがそのまますぎる。工夫がないんです。それでも良いんだろうけど。
で、なんかもっと良いように考えられないかなって思って、「こういう感じのイメージで」と伝えられていた、見本のタイトルとその作品を検索して調べてみたんです。
そこで考えたのが、その見本となる作品のタイトルはそのままじゃないんですね。暗に意味が込められてる。タイトルを見た瞬間に理解できる内容とは別で、どこか印象に残る部分に意味が込められていると感じました。
きっとそれが大切なんだわって思ったんです。
それは例えば、肉汁があふれ出す肉まんだとしたら、そのままだと「肉汁あふれる肉まん」ってタイトルだけど、暗に意味を込めるとしたら「ゴクリ!肉まん」みたいな。(このたとえが魅力的かどうかは別として…)
つまり、具体的に表すわけではない抽象的な言葉で、何となく連想するイメージから無意識的に伝えつつ、言いやすくてなんだかわかるような…というタイトルにするのが良いと思ったんです。
シンプルで誰でも知っている言葉で、なおかつイメージしやすい言葉…。と、考えたのでした。
で、編集さんに伝えたのが「Yes!!喉神サマ?!」というタイトルで、それを採用してもらってこのタイトルに決まります。Yesの後は「!!」で、点の部分を★とか言ってたんですが、それって変換できないし、全部★になりました。これはこれで良かったって思っていて気に入ってます。
というわけで、今回は経緯について紹介しました。
次回の記事は「Yes」に込めた意味と最後の「サマ」に込めた意味、なんでカタカナなのか…等など…なかなかに細かい部分の意味にについて紹介したいと思います。
それでは。
土出麻美でした。