「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

自分がどのように感じているかという主観を優先させることこそ自己肯定感を高めることにつながる

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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物事のとらえ方は人によって違っていて、時にはまったく違うこともある。

 

そのどれが正解かというのは、「それぞれ個人が、自分の中では自分の主観こそが正解だ」と信じていることこそが、その人の自己肯定感が高まることにつながる。そう思うのです。

 

 

逆に言うと、社会的な視点や他者の意見を優先させることは、自己否定になる。そう実感した出来事を今回は記事にしたいと思います。

 

 

自身の主観を優先させることが、自己肯定感を高めて幸福感を高める

 

昨日(2019年5月26日)、娘の髪を切ったのです。

 

 

5月の割には異例の暑さで、北海道で39℃を超えるところもあったような、異例な暑さの初夏。

 

 

いつも通りスマホのゲーム、ポケモンGOを立ち上げてみると、のりものポケモンのラプラスが画面に映るすべてのポケモンジムでレイドバトルをしていて、もはやラプラスがポケモンGOの世界を乗っ取っちゃったよねって思うようになっていて。

 

「よし、ラプラスを捕まえよう!」って猛烈な暑さの中ポケモンジムまで娘と二人で歩き、レイドバトルしてみたのは良いけれど、ラプラスが強すぎて二人では全く歯が立たずに負けて帰った後、散髪し始めたのです。

 

 

我が家では家族の髪の毛を切るのは私の役割。

 

主人も、小6の息子も、小4の息子も、私が散髪します。

 

 

散髪をしている私は何者かというと、美容師でもなく、髪を切ることについて何も学んだこともない素人です。だけど、何の根拠もない自信たっぷりに家族の髪を切っているという…。そんな状態。

 

 

ずっと主人と子どもたち二人と私、ずっと4人家族だった我が家は去年(2018年)から義母も一緒に暮らすようになっていますが、実は、義母は元美容師。つまり、プロです。

 

資格も経験もある、プロ。

 

 

であるのに、家族のだれも義母には切ってもらおうとはせずに、何の疑いもなく素人の私に散髪してもらっているんですね。

 

主人は子どもの頃は義母に切ってもらっていたのだけれど、今は義母には切ってもらおうとしません。

 

 

私自身はと言うと、当たり前のように私が切っているのです。

むしろ、「子どもたちの髪は絶対に私の方が上手に切れるぜ!」ぐらいの勢い。

 

 

「自分がうまく切れる!」という主観で行動を選択することで根拠のない自信がうまれ、それは周囲にも安心感をもたらす結果に結びつく

 

素人なのに、私が切れる!!と思って散髪をするんです。その時の私は、「超天才的なハサミさばきだわ!」と調子ノリノリで張り切ってハサミを動かし、ときおり、自分の手指まで切る。

 

「痛い!指も一緒に切った!!血が出た~!!」と悶絶しつつ、頭の中では「天才的なカット技術」とか考えているんです。

 

 

ツッコミどころ満載すぎでしょ。

 

「いやいや、手、切ってるし。」

「いやいや、あんた素人やから」

「何を調子にのってるの?」

 

とかいろいろ突っ込みポイントが満載なのに、「最高のカット技術だわ」ぐらいの勢いで散髪してるんですね。たまに、あとからちょっと長いの残ってたりするのに。

 

 

 

 

客観的に見たら、どう考えても元プロだった義母に切ってもらった方がちゃんと切れるはずなんですよね。

 

それなのに、「私の方が上手に切れるから!」という何の根拠もない思い込みを私自身が持っていて、さらに家族みんなそれについてきている。

 

別に嫌がることもなく、「美容室に切りに行きたい」とか言うこともなく。

 

 

普通に考えたら私の方が美容師より上手なはずがないんですね。美容師さんは毎日それをしているわけだし。

 

一つだけ考えられるとしたら、私は子どもたちの髪質とかクセの感じとかをよくわかっているから、それを考えてカットできるとか言うぐらいなんですね。

 

 

だけど、結局家族みんながそれでも私に髪を切ることを任せているのは、私自身が持っている「天才的なカット技術だわ」っていう根拠のない自信を感じて「大丈夫だ」と安心して任せることができるようになっているから。

 

 

「絶対にちゃんと切れる」という根拠のない自信が、結果的に相手に安心感を与えて、その安心感が、結果的に私自身の「切れる!」という自信にもつながっている…ということになるのです。

 

 

「私がちゃんと切れる」という主観(思い込み)を優先させていることで、それが自信へとつながっているのですね。

 

 

自分自身がどのように思っているか(主観)を優先させることは自己肯定感を高めていくことにつながる

 

自分の主観、つまり「あなたがどう感じているか」ということを優先させて考えることは結果的に自己肯定感につながります。

 

 

私が「切れる」と感じている主観を優先させて私が切っているから根拠のない自信が生まれ、結果的にそれがうまくまわるようになっている。

 

これが「無理」もしくは「やりたくない」と感じているのであれば、それを優先させてやらない方を選ぶ。そうすればやらない方をえらんだことがうまくいくようになり、その結果が自己肯定感につながっていくんですね。

 

 

ここに「こうするべきだ」という他者の意見や社会的な価値観を挟み込み、優先させすぎると少しのズレから、いろんなことがうまくまわりにくくなったり、自己肯定感も下がってしまって毎日が生きづらく感じてしまうようになったり、気分が落ち込みがちになってしまうというわけです。

 

 

自分の主観を優先させることこそが、毎日が楽しくなることへの近道です。

 

 

え?

自分の主観を優先させすぎて他者に迷惑をかけても良いのかって?

 

 

「他者に迷惑をかける行為」ってどの程度か判断が難しいと思うんです。

 

本人は「迷惑かも?」って思っていても相手は迷惑だと感じていないこともあるし、逆に、「大丈夫だろ」って思っていても相手は迷惑だと感じていることもあるから。

 

 

これも結局は自己判断しかないと思うんですね。

 

みんな自分で判断できるでしょ。

 

客観的と主観的、両方で見たときに、明らかに人に迷惑がかかる行為をしたいと思うか思わないか。

 

 

その時に迷惑になると気がつかずに、実は迷惑をかけてしまったということもあるかもしれない。だけど、それで人生すべてがダメになるとかじゃなくて、そこから経験を生かして何を選んでいくかを決めることが大切なんだと思います。

 

 

 

というわけで、今回は自分がどのように感じているかという主観を優先させることが自己肯定感を高めることにつながるというお話でした。

 

あなたもぜひ、参考にしてみてください。

 

それでは!

土出麻美つちでまみでした~。

 

 

 

 

 

 

 

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