小学生にキッズスマホ以上の安全確認できる媒体があるのかと思った話
小学生にスマホっていけないことですか?
この記事は、今回実際に小学5年生の息子に持たせてみて私が感じたメリット、デメリットについてお伝えします。
我が家の長男が小学5年生になりました。
(2018年4月に5年生になりました。)
以前からスマホを欲しがっていたので、この際、持たせてみたのです。
私は、以前から、スマホを持たせるなら小学校高学年ぐらいかなって考えていたんですよね。中学生になったら、思春期だから目が届きにくいかなって思っていたので。
目が届きやすい小学生の方が管理がしやすいかなって思っていたんです。
持たせてみて特に感じたこと。
「これ以上に家にいないときでも安全確認できる媒体ないんじゃない?」
が、率直な感想でした。
私の印象は、以下の二つが強いです。
✅安全確認できる。
✅どのぐらい使うか管理ができて、思ったより問題ない。
この記事の目次
メリット:キッズスマホのでできる安全確認と防犯機能がすごかった!!
小学生にスマホを持たせることについてのデメリットについて良く語られています。
あまり小さいうちにスマホを持たせることは悪影響だとよく聞きます。「何歳ぐらいからスマホを持たせるのか」について悩んでいる人もいるのでは?
私が小学5年生の息子に持たせてみて感じたことは、「世間で言われてるほど悪くないやん!」でした。
それよりもメリットの方が目につきました。
とにかく、防犯機能がすごい。そして安全確認のしやすさ。この面を考慮したら、小学校への登下校時に持たせていないことが問題に思える。
こんなに防犯機能があるなら、登下校時に持たせられたら良いのになって思いました。学校についてからはどこかに預けるようにして。
そう思うポイントは以下。
✅サイドに防犯ブザーがついていて、防犯ブザーを鳴らしたら、登録してある保護者のメールアドレスにメールが届く。
✅防犯ブザーを鳴らしたら、自動でカメラが起動し、状況を撮影し始め、その写真も自動で保護者にメール送信される。
✅防犯ブザーが押された位置情報がGoogleマップで表示されてメールに添付されている。
✅セコムに契約していると、防犯ブザーの情報はセコムにも送られ、セコムの人が現場に駆け付ける。
すごくないですか?
これ以上の安全対策できる媒体、私には考えられないんですが…。
ランドセルにつける防犯ブザーなんかとレベルが違いますよね。あれは音で威嚇するだけですからね。
なんでこんなにすごいのに、一番危険があると考えられる登下校で持ってたらダメなの?学校は責任を取ってくれるのか?
そう思わずにはいられない。
いつでも居場所が確認できる。
小学生も大きくなってくると、どこで遊んでいるかわからなかったりしませんか?
なかなか帰ってこないことだってあるでしょう。
これが!!
保護者として登録しているGoogleのアカウントからGoogleマップを見ると、子どもの居場所が一目瞭然なんです。
電話をかけて「今どこ?」なんて言わなくてもどの辺にいるのかわかる。ただし、スマホを置き忘れてるとかだとわからないですが…。
「帰ってこない…」「どこに行ったんだろう…」とかがなくなりますよね。
むしろ、本人が持ってなかったら意味ないですからね、この機能。
いつもどこにいるか確認する必要はないけれど、「どこかな?」って思った時にわかるのって安心ですよね。
電池の残量が少なくなったら通知が来る!
どんなに防犯機能がついていても、電池がなくなったら機能しませんよね?
だから、電池残量が少なくなったら保護者のメールに通知が来ます。充電してくださいって。
ただし、外に出てるときにその通知が来ても充電できないですけどね。
このほかに、アップデートの通知も来ます。
スマホの利用って思っているより制限できる!!
スマホと聞いて気になるのが、夜遅くまでゲームしちゃうんじゃないか…とか危険なサイトを利用するんじゃないか…という問題です。
これらは私が思っていたよりもフィルタリングで制限できることがわかりました。
っていうか、フィルタリング、めっちゃすごいですよ。「利用しすぎて…」とか言ってる保護者の人がいたのなら、たぶんちゃんと設定できてないだけだと思います。
きちんと設定すればかなり管理できます。私が設定しているのはこちら。
✅アプリを利用して良い時間を設定。(深夜・早朝は使えない)
✅アプリの利用上限を時間設定。(1日2時間程度しか使えない。)
✅サイト閲覧のフィルタリング。
✅アプリのダウンロードの制限。(年齢制限・無料アプリのみ自分でダウンロードできる。)
✅何のアプリをダウンロードしたか全部通知が来る。
✅何のアプリをどれだけ使ったか確認ができる。
✅歩きスマホできないように設定。(歩いたまま使おうとすると、使えなくなる。)
これ以外にも、アプリをダウンロードするのをすべて承認制にすることもできます。
ものすごく、何でもわかるって言うのが印象です。
何のゲームで遊んだのか、何を新しくダウンロードしたか…など、全部わかります。
本当にすごい!!
デメリット:どんなサイトを見たか、どんなラインのやり取りがあったかなどの確認はできない。
とにかくいろんな管理ができるキッズスマホですが、どうしているかわからないこともあります。
それは、どんなことを検索したか、どんなページを閲覧したか…などです。
それと、LINEやメールといった、完全に個人的なアプリの中身まではわかりません。
サイト閲覧のフィルタリングはしているので、明らかに有害なサイトは閲覧できないようになっているとは思いますが、何を見たかまで確認ができません。
それと昨今問題になっているような「LINEいじめ」みたいなものはどうなっているかは全く管理できません。
うちの息子の場合はまだそんなに周囲にスマホを持っているお友達がいないですので、これらは確認のしようがないんです。
これから少しずつ、ネットを使ったマナー等について知っていくようになるのかな…と思っています。
気がつかない間に知らないメールが届いたり、LINEも「友達からのメッセージのみ」に設定していないと知らない人からメッセージが届いたりすることもあります。
管理できない、ネット上の人とのやり取りなどに関しては一つずつゆっくり一緒にやっていく感じかなぁと思っています。
結論。メリット・デメリットを考えてもこれ以上の防犯機能を備えた媒体はキッズスマホ以外考えられない。
結論です。
今私が知っている媒体の中で、防犯、安全面でキッズスマホ以上の機能を備えているものを私は知りません。
本当にすごい。
設定もきちんとしていたら「夜も寝ないで…」というような心配もありません。
ただし、あまり小さい子(3年生以下ぐらい)にはまだちょっと早いようにも思います。
ですが、心配な場合はアプリのダウンロートなども完全に承認制にすることもできることを考えると、やっぱり最強かなぁと感じます。
もちろん、交通事故を防ぐことはできないですけどね。
本当に、通学時の所有を許可してほしいと思います。
ネットとのかかわり方など、これからいろいろあるのかもしれません。しかし、小学生で、持ちはじめたばかりの今の段階では、とにかく防犯機能のすごさと管理面のすごさにびっくりしました。
今回、私が息子に持たせてみたキッズスマホは、auの「miraie」というキッズスマホでした。
それでは!
土出麻美でした!!またね。