「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

橘田恵さん(女子野球ワールドカップ日本代表監督)の講演会開催した話

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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女子野球のワールドカップで日本代表が6連覇を達成しました!

 

日本の野球って、女子が強いんですよ。知っていましたか?

 

私は疎いので知らなかったんです。

てか、ソフトボールと女子野球の区別もあんまりついてないレベルなんです…。

 

 

そんな私が、女子野球ワールドカップで日本代表を6連覇に導いたという、素晴らしい監督、橘田恵さんの講演会を主催メンバーの一員として開催してきました!!

2019年1月27日日曜日に開催しました。主催は男女共同参画センター情報誌のこらぼーよ編集委員会でした。

 

私が普段関わる機会のない世界の人。しかも、ワールドカップ制覇したっていう、もはやイメージがわかなさすぎだったのです。

 

でもね、橘田さん自身にお会いしてお話を聞くことができて、しかも講演会だけでなく終わってからの茶話会でもお話することができて、とても良かった。

 

講演会の話では、橘田さんがこれまでぶち当たって超えてきた壁のこととか、達成できたときの話に、ときおり感動して泣きそうになって。

 

そのあとの茶話会では、

「橘田さんって人のやる気を引き出す天才だわ!!」って驚いて…。

 

 

いろんなことを感じ、得ることができた一日だったのでした。

 

世界で活躍する人に触れ合うことができてすごくよかったのです

 

今回は、そんな、橘田恵さんの講演会についてと、それについて考えたことについての記事です。

 

(ちなみに、この記事、一度途中まで書いていたのですが、サイトのトラブルで消えてしまって、もう一度書いています。(*´ω`*))

 

 

橘田恵さんってどんな人?

 

橘田恵さんは大阪府にある履正社という高校と専門学校で保健体育の教師をされています。

 

女子野球ワールドカップで日本代表の監督として6連覇を達成されました。日本って、優勝続きって言うだけじゃなくて、連勝続きなんだそうです。負けなしの日本。

 

大学生の時にオーストラリアに行って、そこの女子野球のリーグで優勝してMVPにもなったそうです。

 

会場に到着した橘田さんにあいさつに行った時に始めてお会いしたんですが、見た瞬間に「えぇっ!!めっちゃ若い!!まさか、20代?」って思ったんです。めっちゃ若々しくて、さわやか!!

 

いや、おそらく私より相当な年下だろうと思ったんです。

 

でも、監督って聞いたら、普通、けっこうな年齢高い人ってイメージないですか?だからね、びっくりしたんですよ。

 

そのあと、後援会の中で自己紹介の時に年齢を話されたんですが、そこで年齢聞いたときにもビックリして椅子からひっくり返りそうになりました。

 

「え!!歳近いやん!!」ってね。

 

 

橘田さんは私より3歳年下でした。

 

めっちゃ若々しい!!でも、年下やのに世界で活躍してるってカッコよすぎだと思いませんか?

 

 

 

挫折と越えてきた壁の話に感動して泣きそうになった講演会

 

講演会の話は、橘田さんが野球を始めたときから今までの話だったんです。

(写真は横からとっちゃったのであいているように見えますが、たくさん人が来ていました。横に新聞の記者の方が写真を撮っていたんです…←責任転嫁ってわけじゃ…(;´Д`A “`)

 

ところで、ちょっと聞きたいことがあるんです。

あなたが通っていた学校に「女子野球部」ってありました?

 

 

私が通った学校にはどれにもなかったです。ソフトボール部はあったけど。

 

バスケ部とか、テニス部とかって女子も男子もあったけど、女子野球部ってなかった。ないことが普通で、疑問にも思ったことがなかったんです。

 

私と同世代の橘田さんも、女子野球部ってなかったんですね。

 

高校は、野球がいところで選んだのに、女子野球部はなくて、野球部に入部届を出してもすぐには受理されなかったって。

 

小学校の頃に野球を始めた橘田さんは、野球が好きで、高校でも野球をしたくて高校を選んだのに、野球部に入部届を出してもすぐに入れなかったそうです。

 

わかる。学校ってそういうところありますよね。

 

でもね、しばらくして入部できた。それでも一緒に練習はできなくて、ずっと壁打ちをしていたそうです。

 

ただ、「こうやって野球部にいて壁打ちできているだけでも、いろんな人のおかげでできてるんだ」って思って壁打ちしていたんだって。

 

もう、こういう話グッときますよね。

 

大学で野球をする話とかもいろいろあったのですが、一番最初に泣きそうになったのはオーストラリアで野球をしていて、最後、日本の大学の卒業式には出席せずに準決勝、決勝と出場して、最後にMVPに選ばれたときの話。

 

オーストラリアって、胴上げとかをする習慣がないらしいのですが、「日本ではこうするらしいぞ」ってみんなで橘田さんを胴上げしてくれたそうです。

 

泣けますよねぇ…( ノД`)

 

実際に聞いてたら泣けますよ、ほんと。

 

まぁ、そんな泣ける裏話をほかにもたくさん聞いて、「日本は女子野球で勝つだけじゃなく、もっと世界の女子野球を強くしていくことが必要だ」という話に、本当に素晴らしいなって思ったのでした。

 

 

というか、日本って世界でもそんなに女子野球強いのに、なんで日本で女子野球盛り上がってないのかということが不思議すぎる。

 

 

茶話会で直接お話してみて感じた橘田さんの人柄が「人のやる気を引き出す天才だ」と思った

 

講演会の後に茶話会をしたんです。

 

橘田さんは翌日の早朝から予定があるとのことで、短時間だったのですが、できて本当に良かった。

 

みんな、「どこに座ろうか…」って遠慮しあっていたので、私、橘田さんの隣に座っちゃったんですよ(笑)

 

 

私、耳が悪いので座る場所がある程度条件がそろっていて欲しいのですが、ちょうど、橘田さんのお隣が都合良かったんです。

 

それと、こういうときってみんな遠慮しあうけど、遠慮される側になった時に変に遠慮されるよりも、気軽に近づかれた方が気楽なんじゃないかなぁって思うんですよね。

 

ガンガンアピールする人がいたら、たくさんアピールしてこられても困るだろうから引くんですけど、みんなが遠慮しているときはちょっと出て行った方が良いのかなぁと考えているんです。

 

どっちが良いのか知りませんが。

 

とまぁ、話がそれましたが、そんなわけでお隣に座らせてもらって、茶話会スタート。

 

このときね、主催メンバーの子どもたちもいてたんですね。ちょっと別で座っていたんですが。

 

でも、橘田さんはやっぱり教師をされているので、子どもたちによく声をかけられていたんです。

 

その時の子どもたちにかける言葉とかを聞いて、「あぁ、この人、人のやる気を引き出す天才だわ」って思いました。

 

共感して受け入れて、前に進める言葉をかけるんです。

 

って、これを言葉にしてしまうと、「そんなの当たり前」って感じの安直なものになってしまうのですが、実際は本当に「あぁ、この人すごいわ」って思う、力があるというか、どんな感じかは、実際に見ないとわからないんじゃないかな?

 

声のトーンとか、言い方とか。

 

カウンセラーとかセラピストとかとは違う、力強さがあって、「あぁ、世界に立つような監督ってこうなんだわ」って思った。

 

上からトップダウンで言うことをきかせるのではなく、本人が自発的に動きたくなる力を引き出す感じ。

 

スポーツのコーチって、カウンセリングとかと似ているほうのコーチングとは全く別物だと思っていたけれど、そうではなく本質はこれなんだろうと思ったんです。

 

「目からうろこ」じゃないけど、「あぁ、違う。この人、本物だわ」っていう感じがしたんです。もう、自称コーチで活動している人とか、申し訳ないけど、たぶん全然レベルが違うわって。

 

いや、そりゃそうですよね。ワールドカップで優勝とか、世界に立ってる人と、その辺で活動している人のレベルが同じわけがない。

 

比べることがおかしいんだけど。でも、「あぁ、すごい…」って拍子抜けする感じがしましたよね。

 

そう言うの、実際に見ることができて、空気を感じることができて、本当に良かったです。

 

 

講演会・茶話会を終えて思ったこと

 

講演会と茶話会、どちらも本当に良かったんです。

 

茶話会は主催メンバーと市のこらぼーよ担当の方だけ参加だったんですけどね。あと、橘田さんのご両親と子どもたち。

 

だから主催メンバーの一員であって本当に良かったなって思ったんですが…

 

疑問に感じたことがあって、それが、こんなに女子野球が世界でも強いのにもかかわらず、日本でそんなに女子野球が盛り上がっていないこと。

何で?

 

 

男子の野球はいっぱいあって、プロ野球も盛り上がっているのに、女子はそんなになんですよね。

 

野球のボールが固いから、ケガするから?

 

でもさ、ケガは男子だって良くないでしょ。

 

それとも、野球は男のスポーツなのに、女性の方が世界でも強いって言うのが受け入れられないってことなのか?とか、考えたんです。

 

ほら、相撲の土俵に女性が上がったらどうのとか言うように。

 

でも、そんなにも世界でも強いんですよ。もっと盛り上がったって良いのに。

 

マスコミが取り上げないからとか、そういうことなんじゃないの?って思ってね。だって、たぶん男性の野球ワールドカップで優勝したりしたら大騒ぎしてると思うんです。

 

しかも、6連覇。しかも、連勝記録続いてるって。

 

日本すごいぞ~!!ってもっと盛り上がって良いと思うんですよね。

 

なんか、その辺で、すごく壁があるんだなぁって思ったんです。マイナースポーツでもないのに、女性だったらマイナースポーツみたいになるの?

 

橘田さんみたいに素晴らしい人がいるんだから、もっと盛り上がって、もっと素晴らしい選手がたくさん生まれたら、もっと素晴らしいのになって。

 

そう思ったのでした。なんか、もったいない。

 

 

チームを世界一にするような監督さんは、やっぱり素晴らしかった

 

今回、ワールドカップで優勝をした女子野球の監督である橘田さんの講演会をさせてもらって、いろいろと気づきが得られて本当に良かったです。

 

野球の監督さんとか、普段接点なんてないし、そんな、世界に立つようなスポーツされている方との接点なんて物も今までなかったので、まったくイメージなかったんです。

 

そんなわけわかってないまま今回の講演会、主催者側としてお手伝いさせてもらったんですが、「あぁ、やっぱり全然違うんだわ」って肌で感じることができました。

 

すごくよかったです。

 

とはいえ、橘田さんは世界に立つような人なのに全然偉そうな感じはなく、腰が低くてさわやかでした。

 

やっぱり本当にすごい実績のある人って無駄に偉そうにしないんだなって思いましたね!とにかくさわやか!!

 

本当に素晴らしい方でした。

 

ちなみにひそかにめちゃくちゃ驚いたことは、ワールドカップの日本代表の監督するのって報酬とか出ないってことでした。

 

そんなにすごいことして、報酬も何もないの?ってびっくり。

 

選手にも「契約金いくらで受けたの?」とか聞かれるそうなんですが、報酬はないそうです。そんなバカな…って思いましたよ~💦

 

 

それと、余談なんですが。

今回の講演会には参加者が100名ほど来ていて、私は受付をしていたんです。

 

事前申し込みの参加者さんはチェックを入れて、当日参加の方はお名前を受付で記入してもらうようにしていたんですね。

 

その時。

 

私は、「事前にご予約されてますか?」って聞いていて、もう一人受付してくれてた方は、「先に申し込んでる?」って聞いていたんです。

 

これね~、参加者の人、特に年配の方、「事前にご予約されてますか?」って聞かれても何言われてるかわからないんですね。

 

「先に予約してる?」って聞かれたら、「あぁ、してない。」とか、「してる」とかわかるの。

 

人って、普段自分がよく使う言葉が一番、何言ってるか伝わるんだなぁって…。

 

それなのに、私、どうしても「事前にご予約されてますか?」って声かけちゃうんですよね。で、心の中で、「私、かたいわ!!」って思っていました。

もう、土出つちでから「岩出」とかに改名したほうが良いのかもしれんとか思った(笑)

 

 

しかし、丁寧さって、何なんだろう?

 

 

と、言うわけで、いろいろ感じたし、いろいろ勉強になった講演会でした。

 

ちなみに、この講演会お手伝いしたのも別に報酬とかはないけど、それ以上のものが得られたんじゃないかなって思います!

 

それでは!!

土出麻美つちでまみでした~。

 

またね!

 

 

 

 

 

 

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