「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

繊細で敏感なHSC気質の子どものために家庭訪問で準備したこと

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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我が家には二人の小学生がいます。

 

二人とも繊細で敏感な、HSCっぽい気質を持っている子どもです。(細かく言うと当てはまる部分と当てはまらない部分があるのですが…)

 

私もHSPっぽい部分があるので、私に似たのかもしれません。

 

 

 

4月に新学期が始まって、うちの子どもの学校では連休前に家庭訪問がありました。

 

これまでの家庭訪問では特に準備をすることなく、ただ伝えたいことを伝えたり先生の話を聞いたりするだけだったのだけれど、昨年度の途中で、もっとしっかり伝えたほうが良いなと感じることがあったので、今年はできるだけ伝えられるように、けっこうきっちり準備をしました。

 

 

家庭訪問が終わってみて、「やっぱちゃんと話ができて良かったなぁ」と感じたので、どんな準備をしたのかを記事にすることにしました。

 

子どものことが心配で「何かできないかな」と感じている方の参考になるかなって思ったからです。

 

 

この記事はこんな人におススメです。

 

✔ 自分の子どもは敏感で繊細だなぁと感じていて心配な人。
✔ 我が子が繊細で敏感かどうかはわからないけど心配だと感じている人。
✔ 家庭訪問って何を話したら良いかわからない。もっと子どものことをしっかり伝えたい人。
✔ 家庭訪問が終わってから「もっとこれを伝えておけばよかった」と思ってしまう人。

 

親である自分自身が、「不安だからしたい」と感じていて「準備したい」と思っていることが前提として大切です。
事前に準備をすることを子どもが望んでいるかどうかは別問題として考えてください。

 

 

敏感で繊細な気質を持っている子が学校で過ごしやすいように家庭訪問前に準備したこと

 

これまでの家庭訪問では、私はどちらかというと子どもたちの先生になった人がどんな人であるかを知ろうとすることに重きを置いていた部分があるかもしれません。

 

 

担任の先生がどんな人であるかということは、小学校の一年間で結構大きな要素であると感じていて、先生によって子どもが学校で過ごしやすいか過ごしやすくないかが換わると言っても過言ではないと思うんですね。

 

そのように考えるようになったのには原因となる出来事もあるのですが…。

 

 

ですが、去年一年間の出来事なども考えたときに、もっと事前に先生に、子どものことと私自身がどのような考えを持っているのかということを伝えておくことが良いのではないのかな?と思ったのです。

 

それで、どのように伝えるかを考えたのです。家庭訪問は一人10分。たった10分という時間をできる限り有効に使うためには、やっぱり事前に文章にしてまとめたものがあったほうが良い、という答えになったのです。

 

ですので、準備したのは二つ。ワード作った文章と、HSCについて書かれた本の一部のコピー(コピーして先生に渡して良いと書かれていたもの。)でした。

 

 

準備した物① ワードで文章にしてまとめたもの

 

まず、伝えたいことをきちんと伝えられるようにパソコンのワードでまとめました。

 

まとめた内容は家庭訪問のお知らせプリントに書かれていた「家庭訪問ではこういったことをお伺いします」と書かれていたリストに沿って作成。

 

「おうちでの様子」とか「健康上で気になること」などの項目ごとにまとめていきました。私が一番大切だと思っている性格的な部分とか精神的な部分は「メンタルヘルス」ってなるだろうから「健康上」のところに書きました。

 

 

ワードでまとめることにした理由は、子どものことも伝えたいし、私がどのように考えているかも伝えたい。だけど、先生の聞きたいことにも応える必要がある。

 

短い時間にすべて話すことは難しいし、いざとなると忘れちゃったりするんですよね。

 

 

家庭訪問のプリントには「メモなどをご用意いただけると…」というようなことが書かれていたのです。だから、メモだけでも良いのかもしれない。

 

でも、時間内にちゃんと話せるかわからないし、きちんと文章化することで、私自身の頭の中でも整理されるし、その時にじっくり話せなかったことも、先生があとから確認することができる。

 

そう考えました。

 

 

結果的に、それがない時よりも断然しっかり伝えることができたかなって思います。

 

 

準備した物② 関連の本の一部のコピー

 

今回、本のコピーも使わせてもらいました。

 

ちょうど、以前に読んだHSCの子育てハッピーアドバイスという本の中で「コピーして先生に渡していただいて良い」と書かれていたので、活用させてもらったんです。

 

 

思っていることや考えていることをうまく言葉にしてほかの人に伝えるって難しいんですよね。

 

言葉にして話すことも意外にうまくできなかったり、書いて表現することもぴったりの表現方法が見つからなかったりする。

 

 

だから、ちょうど、「ここをコピーして先生に渡して良い」とされているのがとても良心的で助かるなぁって思いました。

 

勝手にコピーしちゃうと著作権とか気になるけれど、「ここは良い」とされていたら安心して使うことができるなって思ったのです。

 

 

なので、コピーして、さらに「ここは特にそうだな」と思う部分にマーカーで線を入れたり、補足でメモを書きこんだりしてまとめたものをつくりました。

 

 

渡したのは一部だけれど、これをきっかけに先生がこの本を買って読んでくれたりしたら嬉しいなぁとか思いつつ…。

 

 

本に書かれている一般的な例に自分の子どものことを補足して渡すことで、先生も読んだらわかりやすかったんじゃないかなぁと思うのと、これを渡すことでうちの子どもだけじゃなく、ほかの子にとっても良い環境になったら嬉しいなぁと。

 

 

そんな風に思ったのでした。

 

 

ちなみに私は、子どもたちができるだけ自己肯定感が育つようにしたいと考えているので、子どもたちの性質から学校で受けるストレスをできるだけ少なくしたいくて、けっこうよく学校の先生に連絡帳で伝えたいことを書いたり、電話をかけたりしています。

 

だから学校の先生からは嫌がられているんじゃないかなぁって思っています。

 

 

だけど、こういうことをすることで、先生もこれまで知らなかったことを知ることになるかもしれないし、新しい考え方を知る機会になるかもしれないし。

 

先生も教師としても経験値、きっと上げてもらえるんじゃないかなぁ…なぁんて考えています。

 

 

ともかく、いろんな考え方や意見を共有しあえたら良いな。

 

 

準備して伝えてみて思ったこと

 

これは、伝えてしまう前の、準備をしている段階から少し思っていたのですが、どのように感じ、考えるかを共有できたら良いなって思いました。

 

私自身の考えていること、心配していること、良いと思っていることを伝えることで、先生側も「そう考えているのだな」とわかると納得できる部分があったりするかと思うのですが、逆に、先生はどんな風に感じてどう考えるのかを伝えてもらってもおもしろいんじゃないかなって思ったんですね。

 

 

今回、実は、娘の担任の先生には「この本、読んでみてください」って本を渡してみたんです。

 

それはこのブログでも紹介したことのある記事なのですが…

 

 

これ、本当は読んでみて先生はどう感じたかを知りたくて、最初「読んだら感想書いて見せてください!」とか言おうかと考えていたんです。

 

さらに、「息子の先生にも回してください!」とか言おうかとも考えていたんですよね。

 

 

だけど、さすがにやりすぎかなぁ…と…。

 

学校の先生って忙しいのに、かわいそうかなって思ってやめておきました。

 

★ちなみに…。
ここで気を使ってやめておいた「感想書いて見せて!」って言うことだったんですが…。

 

なんと、本を返してくれた時に先生が感想を書いたものを添えてくれていたのです!!

先生!空気読めてる!!

 

(…もしかしたら、圧を感じたのかもしれないな…とか思いつつ…。喜んだのでした。)

 

だけど、同じものを読んでみて、どのように感じたかを知ることでその人が何をどう考えるかって言うのがなんとなくつかめるだろうと思うし、そうやって理解しあうと良いんじゃないかなって思ったんです。

 

 

ただ…。

 

なかなかうまいことスムーズにいかないものなのかもしれません。

 

私はこうやってよく文章を書いているけれど、文章を書くことに慣れていない人もいますしね。

 

 

まぁ、そんな感じで考えていることを伝え合うっていうことをもっとしていくと良いんじゃないかなって思ったのでした。

 

 

 

家庭訪問で事前準備したことまとめ

 

家庭訪問をより充実した時間にするためにしたことは、大きく二つです。

 

  • 事前に伝えたいことなどを文章化したものを作っておいたこと
  • 参考になる本をコピーして、さらにそこに補足を加えたりしたものを用意したこと

 

これらは、子どもにとっての学校生活がスムーズであって欲しいと願ってしたことですが、これが本当に子どもにとって学校生活が楽になることかどうかは子ども本人にしかわかりません。

 

これがったからスムーズにいく子もいるだろうし、あってもなくても変わらない子もいるかもしれません。

 

「余計な事するな!!」って思う子もいるのかもしれない。

 

 

だから、「私はここまでしてあげた!!」とか、もしくは「私はこうしなかったから親としてダメだ」とか言うようなことを考えるのではなく、ただ、「自分はこうしたら良いと思ったからしたんだ」という感覚でいてもらえたら良いと思います。

 

なんというか、押し付けでもなく、もっと自然な感覚で…。

 

 

「心配だけど、どうしたら良いかわからない」というような方の参考になったら嬉しいです。

 

 

もしも、今年の家庭訪問がもう終わっていたなら、来年の家庭訪問ででも…

 

 

それでは。

土出麻美つちでまみでした。

 

またね。

 

 

 

 

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