人生変えるような運命の流れは自分らしくない行動から始まるのかも
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人生を大きく変えるような運命の流れっていうのが始まるときって、自分らしくない選択をしてみたときなのかもしれない。
昔の話です。
めちゃくちゃ運動音痴だった私が、まさかのバスケ部に入ったんです。
もう、本当に当時の私から普通に考えたら、あり得ないような選択。
でも思えば、今でもよくそうしたなって思うことだけど、あの選択って大きく人生を変えたことだなって思うんですよね。
めちゃくちゃ自分らしくない選択だたけれど、それがめちゃくちゃ人生を変えた。
自分らしくない選択をするとき、人は変わるのかもしれない。
子どもがユーチューブを見ていて、思い出した昔の話。
うちの子は、ユーチューブが好きで、本当に、ユーチューブばっかり見ているんです。
ふと、人気ユーチューバーのフィッシャーズがバスケをしているのを見ていて、下の子が、ハイテンションにぴょんぴょん飛び跳ねながら見ていたんです。
下の子、そんなに喜ぶんだったらバスケしてみる??とか思っていたんです。
私、中学生のころ、バスケ部だったんですよ。
めっちゃ、運動音痴のくせにバスケ部に入ったんです。今でも、よく入ることを決めたなぁって思う。
一番苦手だったはずのバスケ部に入ったことが人生大きく変えたなって思う。
本当に、よく、バスケ部に入ったなって思う。
私、めちゃくちゃ運動音痴なんですよ。そもそも、ボールが受けられなかった。
だって、怖いんだもん。
小学生の頃は、体育は全般ダメ。
どれも苦手だった。
特に球技は本当にダメで、ボールが受けられない。
中でも、バスケは本当に一番嫌いだった。
何がイヤって、へたくそでボールが受けられないんで、同じグループの男子たちにボロカス言われるんですよね。
「お前、何やってるねん!」「ちゃんと受けろや!!」とか言われるの。
当時は男子ってホント苦手で。
男子めちゃ苦手だった
そう、めちゃくちゃボロカス言ってくる男子ってホントいつも嫌だった。
当時ってね、今でこそマイルドで娘に弱い私の父親は、いつも怒鳴っていた。
仕事のストレスとかもあったんだろうけれど、いつも酔って帰ってきて、大声で怒鳴る。怖くてね。
よってたかってボロクソ言ってくるクラスの男子たちにもそれをかぶせて、男の人ってのがダメだった。
特に、バスケはチームでするから、もう、いつも本当にうるさいの。
そんな過去もあって、男性はいかにも穏やかそうな、草食系オーラを放っている人が好きです。
って、誰もそんなことは聞いてないか(笑)
話を元に戻しましょう。
中学校で入る部活は運動部でないといけないと思っていた。
なんかね、家庭の考え方の影響か、中学校で入るクラブは運動部じゃないといけないと思っていたんです。
今なら、「なんでも自分の好きなのに入ったら良いんじゃない?」って思うんだけどね、当時は、「絶対に運動部じゃないと…」ぐらいの勢いだったんです。
で、中学生なって、いざ、部活どうしよう…ってなった時に、入りたいのがないんですよ。
だって、めちゃくちゃ運動音痴だったから、好きなのなかったんだもん。
走るのだって遅いし、力も弱いし、ボールも受けられない。
ほんとね、ボール、顔面でボコって受けちゃうようなものすごい運動音痴だったんです。
じゃ、何するのよ~って感じでしょ?
入りたいクラブがなかった。
でも、運動部じゃないといけなかった。だから、どうしよう…って思ってた。
友達がバスケ一緒にしない?って
入りたいのがなくて、「どうしよう…」って思ってた時に、友達に、「私、バスケ部入るんやけど、一緒に入らへん?」って言われたんですよ。
まさかの、一番苦手なバスケ。
でもね、私、入りたいのなかったから、一緒に入ることにしたんです。
ほんと、ボール怖くて受けられないような運動音痴ですよ。走るのも遅いし、クラスの中でも飛びぬけて運動できないようなタイプのくせにですよ。
一番苦手で嫌いやったバスケですよ。
奇想天外っていうか、予想外っていうか、普通に考えたらあり得ない展開。
「クラブの中で、一番へたくそで良いや。」って思った。
もしかしたら、「男子はおらんし。」って思っていたのかもしれない。
ある意味、私らしい。自分があるのかないのかわからないような、ぼーっとしたノリで、最も私らしくない選択をした。
人ってやってみれば変わるもんだった。
軽いノリで入ったバスケ部は、当然ながらすごくつらい練習で、毎日走り込みいっぱいして、筋トレとかもいっぱいした。
たぶん急激な変化に耐えられなかったらしく、一年目は貧血になって服薬して、一時期体育も部活も見学だった。
でも、劇的に変わったんです。
- 体力がついた。
- ボールが受けられるようになった。
- 狙ったところにボールが投げられるようになった。
- 走るのが早くなった。
そう、全然運動できない子だったのが、なんか、ちょっと運動できる子みたいになった。
そして、気も強くなった。
たぶん、めっちゃおとなしい子だったのが、ちょっとおとなしいくらいになった。
いや、私、今でもおとなしいんですけどね。ビビりやし。
おとなしいのに、「おとなしい人は自分でおとなしいって言わへんで」とか言われるけど。
おとなしくて目立たない人、と自分で思っています。
他の人がどう思っているかは知りません。
とにかく、体力的にも性格的にも大きく変わったように思う。
まぁ、多感な年ごろで、すごく変化のある時期のことなんですけどね。
でも、この時にこうしたことは本当に私の人生を大きく変えたなって今でも思っています。
当時、12歳だった私がえらんだ、私らしくない選択は人生を大きく変えた。
自分らしくない選択のきっかけをつかんでみることも良いのかもしれない
当時の私が人生を変えるきっかけになったのって友達が「一緒にバスケしない?」って誘ってくれたことなんです。
このきっかけに乗ったんですよね~。
自然に流れてくる運命の中には、こんな風に、「絶対にありえない!」って思うようなことも多くあるものなのかなって思うんです。
それに乗ってみる選択もできるし、乗らない選択もできる。
自分らしくない選択をすることってすごく怖いけれど、やってみるとめちゃくちゃ人生を変えることにつながっていくのかなって思うんです。
そういうの、やってみても良いのかなって。
絶対に無理だって思うことも、やってみたらできるのかも。そう思いませんか?
ちなみに、クラブの中でも一番へたくそで良いやって思って入ったバスケ部のその後は、下手なりにできるようになって、試合でシュート決めることもできたりしましたよ。
でも、高校生になっても続ける勇気はなくて、中学校時代だけでした。良い経験ができたな。
人生の流れに乗るってことは自分らしい行動ばかり選べばよいってわけじゃない。
なんかね、「自分らしく生きよう」ってよく言われるじゃないですか?
それって、「周囲に流されないで生きよう」とか、「自分を大切にしよう」とかいうようなニュアンスの意味が多いと思うんです。
でもね、必ずしも「自分らしい選択」をしなければならないってわけじゃないと思うんです。
時にはまったく自分らしくない選択だってしても良いんじゃないかな?
「自分らしく生きる」って「それまでの自分の通りに生きる」っていう意味じゃないと思うんです。
もっと、急に、全然今までの自分ではありえないようなこと、してみても良いと思う。
あなたが、「あ、やってみようかな?」って興味を持ったことならば、それが「あなたらしい」ってことだとおもうな。
過去の自分にとらわれずに、もっと自由に、その時に運命的に流れてきたものに「あ、良いやん♪」って乗ってみる。
それが運命の流れに乗るきっかけになるのかもしれないですよね♪
参考にしてみてください~。
土出麻美でした~。
ちなみに、バスケットボールは固いから、ちゃんと受けなかったら本当に痛いよ。
体育館でこけたら、摩擦でズリッてなって痛い…。気を付けて~。