「幸せになりたくない」私なんか幸せになっちゃだめだって?
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「幸せになりたくない。」そう言うあなた伝えたいこと。
こんにちは。今日は、「幸せになりたくない。」というあなたに伝えたいことというテーマです。
いや、幸せになりたい人っていっぱいいるんですよ、「幸せになりたくない人なんているの?」っていう人がほとんどなんじゃないかな?でも、あなたは「幸せになりたくない」って思っているんですよね。
きっとあなたにとって、幸せになることは恐怖感があったり、罪悪感があったり、いろいろな思いや事情があることでしょう。幸せになりたくないと思う理由がある、だから幸せになりたくないって思っているんですよね。
そんな、何かの苦しみや悩みを抱えていて「幸せになりたくない」と思っているあなたに伝えたいことについてです。
どうしても幸せになりたくないのなら、無理してなろうとしなくても良いんだよ、でも聞いて…
あなたが「私は幸せになりたくないんだ!!」っていうのならば、無理して幸せになろうとしなくて良いと思うんですよ。だって、あなたの人生はあなただけの人生だから、あなたの好き時にしたら良いんです。
あなたの好きにしたら良い。やりたいようにしたら良い。
でも、考えてみて欲しいんです。あなたはなんで、幸せになりたくないって思っているんだろ?
もちろん、幸せになることが正義ではありません。だから幸せになることがえらいんじゃないし、何が幸せなのかって人によって違うものであって「幸せってこういうことだ!!」っていう答えってないんですよ。
そういう、答えのない「幸せ」に対して、「なりたくない!!」って思う理由って何なんでしょう?その理由はなぜだか、あなたにはわかっていますか?
「幸せ」って人によって違うもの。正解のないもの。
「幸せ」ってね、一言で言うけれど、「それがこう」っていう正解ってないんですよ。たとえば、「1+1」の答えは「2」ですよね?「2」が正解。それは絶対です。…まぁ、なぞなぞにしたらほかにも答えがあるけれど。
でもね、「幸せ」には答えがなくってね、「朝早く起きて外を散歩する毎日が幸せ」な人もいれば、「昼まで寝てて、起きたらゲームするのが幸せ」って人もいるんですよね。人によって違うんです。
なんか、社会的、道徳的には、おそらく上の例で言ったら「朝早く起きて散歩する人の方が幸せ」みたいに言われることが多いだろうと思う。
けれど、そんなものは誰かが「それが良い」って言ったからそう言われているだけであって、どっちが幸せを感じるか…というより、どっちの方が好きですか?ってアンケートとかしたならば、おそらく半々ぐらいにわかれるんじゃないかな?早起きが苦手な人って多いしね。
何が言いたいかって言うとね、社会的に言われることとか、道徳的に言われること、それに他人がいうことであっても、あなたが幸せじゃないって感じているならそれは幸せじゃないんですよ。
つまりね、あなたが「なりたくない」って思っている、その「幸せ」って本当の意味での幸せじゃないんじゃないのかな?
あなた自身が満たされた気分にならないのなら、それは「幸せ」じゃないんです。あなたが「辛い」と感じることは、「幸せ」じゃなくて「辛いこと」なんです。
あなたがどう感じるか、がすべてだから。他の誰かが、「これが幸せよ」って言ったって、あなたが満たされて幸福な気持ちにならないのなら、それは幸せじゃないんです。
考えてみよう、「幸せになりたくない」理由
じゃあ、考えてみましょ、あなたの「幸せになりたくない理由」。なんで幸せになりたくないのかな?
もしも、あなたの幸せになりたくない理由がね、他人の言う「幸せ」があなたにとって幸せじゃないからだったとしたなら、あなたはそんなものは放っておいてあなたの好きにしたら良いとおもうんですよ。
そもそもそれはあなたの幸せじゃないから。それは、幸せになりたくないんじゃなくて、幸せになりたいから「それはイヤだ!」って思っているんだと思うんですよね。
あなたはあなた自身が満たされることを選択したら良いんです。あなたの思うように生きたら良いんです。
もしも罪悪感や不安感があるなら
もしも、「幸せになること」に対して、あなたが不安感や罪悪感を感じるから幸せになりたくないと思っているのなら、そこに、今のあなたが本当はつらいと思っている部分が隠れているんだと思うんですよ。
あなたの今までの経験の中で傷ついたこととか、本当はしたかったけどできなかった後悔とか、あなたにしかわからない、傷があって、それが刺激されるから幸せになることに対して抵抗を感じる。
だから「幸せになりたくない」って思っちゃっているんじゃないかな?実は、逃げたい…みたいな?
それでもね、別に良いんですよ。本当はつらくて逃げたいと思っていたとしても良いし、幸せになりたくないって思っていたって良い。
だからね、あなたはそんなあなたをただ認めて抱きしめてあげてください。「辛くて逃げたいって思っていても良い」「幸せになりたくないって思っていても良い」ってね。
抱きしめるってイメージの中でね、幸せになることがこわいと思っていたり、罪悪感を感じてしまって縮こまってしまっているあなたを「そのままで良い、それで良いんだよ」って抱きしめるんです。
怖がらなくても大丈夫。でも、怖がっていても大丈夫。絶対に大丈夫だから。
辛い状況を抜け出して、あなたを満たしてみよう
幸せになることが怖かったり、抵抗を感じるのなら、幸せになろうとしなくても良いんですよ。でも、今のつらい状況からだけでも抜け出しませんか?
辛い状況を抜け出すためにすることは、ただ、あなたを認めること。先にも書いたのとほぼ同じことなんですけどね。
幸せになりたくないって思っていたって良いし、本当は幸せになりたいと思っているけど、罪悪感を感じるから無理と思っていても良いんですよ。そのままのあなたを「これで良いよ」って認めてしまうんです。
誰がなんと言おうと、それがあなたらしさで、あなたの魅力だから。
でもそれは、これからもずっと今のあなたのままでいないといけないって意味じゃないですよ。ずっと今のままでも良いし、これから変わっていっても良いんです。そのとき、その瞬間のあなたをそのまま受け入れて認めるんです。
ずっと幸せになりたくないと思っているあなたでいても良いし、「やっぱり幸せになりたい!」って思ってても良い。もうそんなことを忘れてしまったとしても、それでも良いし、「他にいろいろあって、特に気にならなくなった」でも良いんです。
どのあなたもその時のあなたが一番良いから。「私はこれが良いんだ」って認めていてほしい。
そして、なんとなく、こうしようかな?とか思ったことを実行していってほしい。そうすると、なんとなく満たされた感じがすることが増えてくるから。
理屈抜きでなんとなく思うことは本当のあなたの声
理屈抜きで「あぁ、こうしようかな」とか思ったりすることって本当のあなたの声であることが多いんですよ。だからね、それをしていくとあなたはあなたの本当の部分とのつながりが深くなってくるんです。
あなたが今、「幸せになりたくない」って思っているのは、多分、あなたの本当の部分の声を離れてしまっているのかもしれないなぁって思うんです。
本当の部分とつながりが深ければ「もういやだ」って思ってしまうようなつらいことってあまり起こらなくなるんですよ。だからね、もしかしたら、今、こんな風に感じているのは本当の部分とのつながりを深めたいっていうサインなのかもしれませんよ。
もっと自由に、理屈抜きで思いつくことをしてみる。そうしていくとね、自然になんだか流れにのって来るんですよね。不思議な流れでつながっていって予想外な展開が起こってくるんです。
そうなってくると、どんどん変わっていってね、つらかったのが嘘みたいに変わっていっていることに気がつくはずですよ。
ほんと、試してみてくれたらうれしいです。
土出麻美(つちでまみ)