自分が信じられない!!怖くて前に進めないあなたへ。
この記事の目次
「わたし、できない!できるって思えない!!」そんな風に思ってしまう…。自分が信じられなくて、怖くて前に進めないあなたへ。
自分のことが信じられなくて、怖くて、不安で、苦しい。そんな風に思っているあなたに伝えたいこと。
これが、今回の記事のテーマです。
なんかね、「自分を信じて前に進もう」とか、よく聞くことないですか?
「自分を信じて」ってね、人を勇気づける言葉なんです。本来は。
でもね、その言葉が逆に重く感じて、「自分を信じられない!!」って思ってしまって、それが悩みになることがあるんですよね。
だから。
今、「自分を信じられない!」って悩んで苦しんでいるあなたに、伝えたいこと。
「自分を信じて」って言葉で勇気づけられる人、苦しくなる人。
例えばもしも、「あなたなら大丈夫!自分を信じて!」って言われたとして、あなたは「よし、私ならいける!!がんばるぞ!!」って思えますか?
この言葉ね、「あなたなら大丈夫」ってついてるから、これならもうちょっと勇気づけあられることもあるかもしれない。でも、「そう言われても…」ってなる人もいるんじゃないのかなって思うんです。
あなたはどうですか?
「自分を信じて」って、人を勇気づけようとするときによく使われる言葉のひとつです。
それで、「よし、やってみよう」って思える人もいるから。でも、「自分を信じられない」って思う人もいる。
実はこの言葉、勇気づけられる人と、「そんなん無理~」ってなる人とがいる。
人によって受け取り方が変わる言葉です。
「自分を信じて」で勇気づけられる人
「自分を信じて」って言われて「よし!」って思える人はね、もうちょっと勇気が欲しかった人。
あと一押し、背中を押してほしかった人とか。
だいぶ、心が前に進み書けているんだけど、もうちょっと力が欲しかった人とかなんですよね。
だから、「自分を信じて進んでみよう」って言われたら、「よし、自分を信じて進んでみよう」って思うことができるんです。
ちょうど、そっち向きに進もうとしてたけど、力が足りなくて動かない、レールの上のトロッコをちょっと一緒に押してあげる感じに似ているのかなって思います。
「自分を信じて」で「よぉぉ~し!!行っくぞぉぉ~~!!」って力をわき起こしてトロッコを走り出させることができる!って感じ。
「自分を信じて」で苦しくなる人
「自分を信じて」でね、なんだかちょっと苦しくなっちゃう人はね、まだ、それで進みだすまでの状態になっていない人だと思うんですね。
「自分を信じられない」って人が「やる気がない」とか、「悪い」とか、そんなんじゃないんですよ。
まだ、今、その状態じゃないっていうだけの話で。
準備できてないのに、「行け、行け」って背中押されたって、いっそう行けなくなるわ~!!って言いたくなるような感じかな。
さっきのトロッコの例で例えるなら、まだレールに乗ってないとか、そもそもまだトロッコになってないとか、車輪ついてないのに進むわけない…みたいな感じ。
それで「やる気がない」とか言われたって困りますよね。
いや、だから状況が違うんだって…って思うんですよ。
「自分を信じる」って、それができるような心の状態でないと難しかったりする。
それでですね、つまり、「自分を信じる」って、それができる心の状態じゃないとなかなかできなかったりする。んです。
できないからダメとか、できる人がすごいとか、そういうことじゃなくて、誰でもそうなんです。
だからね、あなたが、「自分が信じられない!」って苦しい思いをしているのなら、あなたの心が、今、「自分を信じる」が難しい状態にあるってこと、なんです。
それが悪いことでもないし、おかしいことでもない。
そして、その状態のときって、たぶん誰でも不安を感じて、「怖い」って思う。だって、「できるぞ!」って状態にないんだもん、怖いの当たり前でしょ?
怖いって思うの、おかしいことじゃないと思う。
「自分を信じられなくて怖い」を抜け出したいなら…
あなたがもしも、「自分を信じられなくて怖い!!」を抜け出したいって思うなら、私がお勧めする方法は一つです。
その方法とは、「自分を信じられなくて、不安を感じている自分」をそれで良いやって受け入れてしまうことです。
「いや、抜け出したい!って思っているのに、なんでそれを受け入れるの?」って思うかもしれませんね。
その答えってひとつで、そんな自分を受け入れて、それでも良いやって思うことがそれを抜け出す一番最初のステップだからです。
いや、逆に、「自分を信じられない状態を抜け出したい!!」って強く思えば思うほどに、なかなか抜け出せなくて迷宮に迷い込んだみたいになるかと思います。
「自分を信じられない」を抜け出すためにはまず認める。すると不安から抜け出してくる。
「自分を信じられない!」を抜け出したかったらね、まずは、「自分を信じられなくて苦しい私」を認めることが大切です。
う~んとね、認めるって、許すって感じに近いのかもしれない。
もっと言うならば、「自分を信じられない!」っていう、「いやだな」って思っているところを持っている自分を好きになるっていうのが一番正しいです。
でも、「いやだ!!」って思っているのに、急にそれを好きになるって難しいじゃないですか。
イヤなところ、いきなり「好きになれ」って言われたってできないでしょ?
だから、とりあえず、認める。「まぁ良いよ。」って許してあげる。
そうすると、不思議と不安が消えてくるんです。
認めると不安が消えてくるワケ
人ってホントは自分のこと好きなんですよ。自分のことかわいい。
でも、それができなくなるときって誰にでもあってね、「こんな自分、イヤだ~!嫌いだ~!!」って思うことがあるんです。
そうなる原因は人それぞれだけれど、だいたいはそのきっかけとなる経験があったから。
何か失敗しちゃったとか、誰かに何か言われたからとか、普通はこうするべきだとか聞いたからとか。
きっかけになった経験が、あなたの中でちょっとした傷になって残ったり、「こうするべきだ」ってルールになって残ったりするんですね。
そうするとね、その、「こうあるべき」と自分との違いがわかると苦しくなっちゃうんですね。
それで、「こんな自分がイヤだ~!」ってなる。
それでも、本当は自分のこと好きだし、自分のこと好きでいたいって気持ちと、「いやだ」って気持ちが療法出てきて自分の中でバランスが壊れてきちゃうんですよね。
自分の中でのバランスがね、崩れると不安になる。もっと自分がイヤだって感じるようになるんですね。
だから。
とりあえず良いよって、認めちゃうんですよ。
「自分のこと、信じられなくても、怖いって思ってても良いよ」って。
そうしたら、心の中でね、「あ、イヤだけど、こんな自分でも良いんだ」ってなってね、ぶつかり合ってた心の中がぶつかりあわなくて良くなるんです。
だから、不安が消えてくる。
不安が消えるってことは、不安な状態を抜け出すってことでしょ?
不安を抜け出したら、「怖い」が消える。怖いが消えたら、「信じられない」って思うことが消えてくる。
不安を抜け出すことができるとね、「怖い」が徐々に消えてくるんです。
「怖い」は不安からきているから。
「怖い」がなくなると、苦しいも消えていきます。
苦しいのは、「不安」とか「怖い」とか、嫌な感覚があるから苦しく感じているんです。
だからね、苦しかったのが苦しくなくなる。
「自分を信じられなくても良いよ」って思うから、「自分を信じられるようにしよう」と頑張らなくても良くなる。
そうやって頑張らなくて良いんだって思うとめっちゃ心が楽になるんですよ。ほんと。試しにやってみてほしい。
それで、楽な気持ちでやってたら、「自分を信じられない!」とか思わなくなるんですね。
思わなくなって、楽な気持ちで過ごしている間にいつの間にか、「自分を信じて」って言われたら「やってみよう」って思えるように変わっていくんです。
それってつまりは、「自分が信じられなくて怖い」を抜け出すことができたってこと。
結論。「自分を信じられなくても良い!」って認めることで、信じられる自分になれる。
結論。
「イヤだ!!」って思っている、自分を信じることができないってことだけど、それを、それでも良いよって思うことで、結果的に自然と自分を信じることができる土台が作られていくようになります。
それは、あなたが「今の自分のままで良いよ」って思うことで、あなたの中のバランスが取れ始めるから。
「こういうところイヤだな」とか、「もっとこうなれたら良いな」って思うことって絶対にあるんですよ。私もすごくよくある。
でもね、それを「まぁ、それでも、このままの私で良いや」って思うことでなんかわからないけど変わっていった。
「このままで良いや」ってあきらめみたいな感じに思うんじゃなくて、ただ、許す感じ。そのままでも愛する。もっと良くなっても愛する。
結局、それが、自分の中のバランスが取れることになっていくんですよね。
ぜひ、あなたも試してみてください~。
それではまた。
土出麻美(つちでまみ)