「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

ちゃんとしないと嫌われるという概念は思い込みよる間違い

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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あなたは子どもの頃に「ちゃんとしていないと人から嫌われるよ」なんて大人から言われたことがあるでしょうか?

 

きちんとした人間にならなければいけない。

きちんとしていないと人から相手にされない。

 

そんなことを繰り返し言われていたような、そんな気が私はしています。

 

 

というか、かなりマイペースな子どもだったのでしょっちゅう「なんでこんなこともできないんだ~!!」って怒られていました。

 

 

おかげで結構まじめな人間に育ちまして、それで助かる部分もあれば、無意味に自分を責め続けてしまうような部分もあり。

 

メリットもデメリットもあったなぁ…と、そのように感じています。

 

だけど。最近、本当にちゃんとしている人間でないと人から嫌われるのかなぁ?と思うようになりまして。

 

人ってきちんとした人間が好きなようで、実はちょっと抜けてたり、だらしない部分があったりするような人に対しての方が魅力を感じたりするものなんじゃないかなぁと思ってます。

 

なので、私の中では「ちゃんとしていないと人から嫌われる」というのは間違いなんじゃないかなって思っています。

 

そのようにずっと言われてきてそのように思い込んできた間違い。実はこの限りではない。人の魅力ってのはそれだけじゃないんですよね。

 

そうは思いませんか?

 

 

きちんとした人間でなければ嫌われるというのは幻想なんだと気がついたこと。

 

さてさて、私は最近、きちんとした人間でなければ嫌われるというのは、おそらく幻想だなぁと気がついたことがありました。

 

いえ、ある意味、間違ってもいないんです。何もかも、すべてにおいてきちんとすることができずに、ひどいことをするような人であれば嫌われるのかもしれません。

 

でも、ぶっちゃけそんな人というのはそうめったにおらず、みんなここはきちんとできるとか良い部分と悪い部分を持っているわけで、結局はその人が合うか合わないかで「好き」と思ったり「嫌い」と思ったりしているのではないかなと思います。

 

話がそれてしまいましたが、きちんとしていないと嫌われるというのが幻想だと実感した出来事。

 

それは私が勤めていたパート先での話です。

 

私、ホームセンターにパートに行ってたんですよ。先月末(2018年10月31日)まで。

 

そこでのパートは2年ぐらいしてたんですが、最後の方…というか半年以上の長い間、めっちゃ毎日遅刻してたんですね。(あ、遅刻しなかった日もありますよ💦)

 

確か、2月ぐらいに、仕事のモチベーションが下がってしまって毎日遅刻するようになっていたので、その時にやめさせてもらおうと思ったんですが、引き留めてもらって、結局先月まで働いていました。

 

それで、ちょっと考えてもらいたいんですが、普通、そんな毎日遅刻している人、やめるのを引き留めるどころか、「どうぞやめてください」ってもんだと思うんですよね。(遅刻していったのに、「来てくれてありがとう」とか言われた日もあった。)

 

海外だったら従業員が遅刻してくるということはよくあることかもしれないですけど、日本ですよ。いつも遅刻してくるって結構ふざけてると思いません?

 

勤務開始時間に家を出るとか、そんなふざけたことをしていました。全然ちゃんとしてない。

 

こんなちゃんとしてなかった私なのに、前回は引き留めてもらった上に、今回も、「いつでも戻っておいで」とか言われておりました。社員さんにも、パート仲間の人にも。

 

 

それだけでなく、「もう捨てるやつだから、良いよ。」とか言って新品だけど廃棄されるものとかもらって帰ってきたりなんかをしておりました。あ、ちゃんと「良い」って言われてからもらってましたよ。

 

なんて幸せ者なんでしょう。

 

 

この経験から思ったのは、「ちゃんとしてないと嫌われる」って間違いなんじゃないかなってこと。

 

というか、「ちゃんとしないと」の、どこをちゃんとするかということが大切なことで、実は完全にまじめ一徹の完璧人間である必要なんて、まったくないんだろうということに気がついたのでした。

 

まじめすぎるのって堅苦しくってしんどくなっちゃうんだと思うんです。

 

 

どこを「ちゃんと」する?大切にする場所はどこかが大切。

 

ちゃんとしていない人が嫌われるというのは、何でもかんでもきちんとしている人でないといけないという意味ではなく、どこをきちんとするのか、という大切に考える部分がどこであるかということだと思うのです。

 

「ここが大切」という部分さえきちんとしていれば、だらしない部分があったり、ダメな部分やできない部分があっても、それは魅力にしか映らない。そう思うんですよね。

 

そして、「この人好きだな」とか「この人嫌いだな」って思うのは、その人の大切にする部分が合っているか合っていないかという違いでしかない。

 

たとえば、私のパートの件で言えば、絶対に遅刻なんてしないという価値観の方が大切なのか、それ以外の部分の方が大切なのか、ということですね。

 

たぶん、合わない人は嫌いって思っていたんだと思う。だけど、結局合わない人はどうやったって合わないんじゃないかな?

 

私のパートの場合で言えば、自分のする仕事を「この仕事は嫌だ」とか言うことなく、さっさと片付けていたので、他の人からしたら遅刻は許せた、ということが考えられるかなって思います。

 

後は、愛想が良いとか、そういうことも関係あるかもしれないけど。

 

というか、もちろん遅刻しないで出勤したほうが良いに決まっているんですが。だけど、まったく遅刻しなくても、例えばあいさつしない、目も合わせない、自分の嫌なことはしないとかだと反感かってるかもしれないですよね。

 

やっぱり結局、人と人だから。好きか嫌いかなんて形式的なことだけじゃない。

 

この記事を読んで、私のことを「おもしろい」と思う人もいれば、「嫌いだ」って思う人もいることでしょう。

 

どちらにしろ、自然なこと。合うか合わないかだから。

 

 

人の魅力や価値はきちんとしているかどうかだけでは測れない

 

人の魅力やその人の価値なんてものは、きちんとしている可と言うようなことだけでは測れないと思うんです。

 

どこをきちんとしているかにもよるし、いつもどんな態度で、表情しているかとかの方が影響が大きい。どこか抜けている部分があっても、「ここ!!」って言うポイントがきちんとできていたら、それだけで愛される。

 

日本の教育って、そういった「ここ」というポイントをおさえていれば良いんだよって言うようなことは全く教えようとせずに、「みんなでそろって」とか、「遅刻しない」とか形式的なことばかりを教えているように思うんです。

 

しかも、そこを厳しくすればするほど、個は抑えつけられ、その人なりの良さをつぶしてしまっているように思う。

 

だけれど、そういった教育ばかりを植え付けられ、「きちんとしていないといけない!!」という思い込みを強く持っている人ばかりの中でも、今回の私の件のように、責められることなく受け入れられることもある。

 

まじめに抑えつけてばかりでなく、もっと広い心でお互いの良さを認め合えるようになれば良いのになぁと思うのです。

 

しかも、「そんなことしてると嫌われる」なんて脅すような教え方って違うと思う。

 

 

ちゃんとしないと嫌われるという思い込みの概念がなくなれば良い

 

ちゃんとしないと嫌われるという概念はほとんど思い込みです。一種の呪いのように心に植え付けられて居Rうけれど、本当はいらないと思う。

 

ちゃんとしないといけないというのは、自分と向き合うことや自分の周囲の人と向き合うことだと思うんです。

 

その中で、それぞれの価値観で「この人合う」「この人合わない」があるだけ。

 

だからむやみに「ちゃんとしないと」と言って脅すような教育をするのはやめて、もっと自由に個人個人の価値観を伸ばせたら良いなと思ったのでした。

 

 

それでは。

土出麻美つちでまみでした。

 

 

 

 

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