「喉神」という違った視点から自分をとらえなおすことで個性や特性(自分らしさ)を受け入れて望む生き方を創っていく。土出麻美のエッセイブログ

PCM手法を用いた課題解決のための事業の作り方の学び(アド塾9日目)

 
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「Yes★喉神サマ⁈」の著者。 小学生と中学生の母親で義母のお世話もしている主婦。 社会福祉士の国家資格を持ち、福祉施設や行政機関で支援員・相談員の経験あり。結婚出産育児をきっかけに自分の心の闇と向き合うことになり、それがきっかけでヒプノセラピーやヒーリングなども学んだ。 県の男女共同参画アドバイザー養成塾を修了。
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地域で起こっている男女共同参画に関する問題を解決していくための事業計画を作っていく手法としてPCMという手法についての勉強が9日目の男女共同参画アドバイザー養成塾のテーマでした。

 

 

この回の講座で「あ、こういうことか!」と、「男女共同参画アドバイザー」というものに求められていることって何なのか、ということについて明確に気が付くことができました

(ここまで来てやっと…💦 気が付くのが遅い…)

 

 

もともと、男女共同参画アドバイザー養成塾の募集要項には「地域で男女共同参画社会を推進するリーダーを養成する」とは書かれていし、「実行力を身に着ける」というようなことが書かれていたのですが、イマイチ、ピンと来ていなかったのですよね。

 

具体的にどういうことなのかがよくわからない…というか…。

 

 

それが、わかりました。

 

男女共同参画アドバイザーに求められていることとは、地域にある男女共同参画にかかわる課題について、問題を分析して具体的な解決策を考えてそれを解決するための事業を企画し、実行していくことで地域から男女共同参画を進めていくことなんですね。

 

この一連のことができるようになるためにいろんなことを学んでいるというわけです。

 

 

今回の講義は、課題を詳細に分析して、原因から具体的な解決策を考えて、解決していく事業を考えるための手法としてPCMを使って、実際に具体的に事業を考えてみる…というグループワークを実施したのでした。

 

 

今回はそんな講義の紹介です。

 

 

PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)を使って課題と事業策定について考える

 

 

まずはPCMって何なの?という講義から始まります。

 

 ★PCM(Project Cycle Management)とは? 

 

アメリカやドイツで開発された事業の立案手法をもとに、一般財団法人国際開発高等教育機構(FACID)が開発・発展させた手法。

計画立案作成までを中心とした参加型計画手法モニタリング・評価手法からなる。

 

 

 

PCMとは、開発途上国の問題を解決するために1994年からJICA(国際協力機構)で使われている手法です。

 

これには3つの特徴があります。

 

  • 参加型
    ワークショップ形式の協議のため、関係者が計画作成に主体的に参加することができる。
  • 論理型
    ワークショップを通じて「原因―結果」、「手段―目的」等の関係に基づいて状況が論理的に分析される。
  • 一貫性
    計画・実施・評価というプロジェクトの全過程を一貫して運営管理することができる。

 

とまぁ、このPCMの開設をのせるとこんな感じになるのですが、簡単に言うとみんなで話し合って、その問題が起きている原因をとにかく細かい部分の原因まで掘り下げて考えてみて、そこから結果的に起こっている問題を考える。

そして、そこから解決策を考えていく…という流れの問題解決方法です。

 

 

ただ単に課題を考えて、それの解決方法を考えるよりも、意見を出し合って原因について深く掘り下げることで、より細かい原因がわかり、より具体的で効果的な対策を考えることができることが一つ目のメリット

 

もう一つのメリットはみんなで意見を出し合って、目に見える形で様々な問題を書いていくので、ともに問題を考えているメンバーでしっかりと問題を共有しあうことができること、でしょうか。

 

 

実際にPCMをグループワークで実施してみて感じたこと

 

PCM手法がどんなものであるかを伝えてもらってもピンとこないのですが、実際にやってみると「なるほどなるほど…」という感じで分かっていきます。

 

 

みんなで原因や考えられることを出し合うので、ほかの人の意見に影響しあって、芋づる式にほかの原因や考えられることが出てくるので、たくさん意見が出てきます。

 

出てきた意見はマインドマップのような図にまとめていきます。

 

 

今回のグループワークのメンバーも非常に良いメンバーでどんどん意見が出されてどんどんいろんな原因や課題が浮かび上がっていきました。

 

たくさん出てきた原因を同じようなグループに分ける必要があるのですが、それがなかなか難しくて、よく考えるとどれも関係しあっているし…といろんなことが考えさせられたのでした。

 

 

ちなみに問題のテーマもグループで出し合って決めるのですが、それもとてもスムーズ決まって、私たちのグループは自治会についてがテーマでした。

 

 

自治会のテーマってたくさんあるし、その抱えている問題は自治会によって違うんですけどね。その中でも選ばれたテーマについて考えて原因を深堀していきます。

 

 

とてもたくさん意見が出て、それを整理して、整理してしまってからは解決方法は非常に早く考えることができました。

 

 

聞くところによると、たくさん原因や課題が考えられれば考えられるほど、そのあとの工程が進められやすいとのこと。

 

 

中心となる問題の原因と結果が出来上がると、それを解決する手段を考えていって、目的を考え、そうしてできたマップのような図からPDM(プロジェクト・デザイン・マトリックス)を作成して事業案を作成します

 

 

この作業はですね、原因を同じ種類に分けて整理するところはなかなか難しかったのですが、そこからはとても楽しくて、なにせ、事業を考えることがおもしろいです。

 

 

たとえば、こうやって事業を考えて、それを実行することで実際に課題を解決していくことができたなら、どれほど気持ちよくてやりがいを感じることだろうな…と、とてもワクワクしてきます。

 

 

基本的に、何かを改善していくこととか、ちょっとしたシステム的なものを変えていったりするのって好きなんですよね。

 

 

課題解決のためのPCM手法を学んで感じたこと

 

地域社会の中でもそうだし、いろんなところで「これってどうなんだろう?」と思う問題って結構あると思うんです。

 

男女共同参画に関することもだし、そうでないこともあるでしょう。

 

どういった課題を、ただ文句を言ったり、「これっておかしいなぁ」と思いながら何もできないでいるよりも、それを解決するすることが実際にできるのであれば、それができた方が絶対に良いと思うんですね、私。

 

 

実際に私は自治会とかでも、ちょうど私自身が何かの役員になった時に少しだけ変えてみたりしようとするタイプの人間なので、それがもっと大々的にする手段があるのであれば、それができるって最高だと思うんです。

 

協力してくれる人の存在も絶対的に大切で。

 

 

「とりあえずこのままで回っているんだからこのままでいこう」では変わらないけど、よくよく検討して、解決策を考えることでより良い環境に変えていくことができるのであれば、それって最高だなって思って、ぜひとも何かやっていけたら良いなと思ったのでした。

 

 

とはいえ、実際にやっていこうと思ったら、問題が出てきたりして壁ができるのだろうとは思うのですが、それを超えていくことができるのであれば、やらない手はないと思うんですよね。

 

 

9日目のアド塾(男女共同参画アドバイザー養成塾)は、もっとよく変えていけるかもしれない!というような、なんだか希望を見たような、そんな講座でした。

 

 

いろいろ企画していけたら、良いですよね!!

 

次回の講座も楽しみです。

 

 

それでは!

土出麻美つちでまみでした!

 

またね。

 

 

 

 

 

 

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